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安倍総理は辞任しても、同じ思想の人間を総理にしてはならない。「安倍路線継続」路線ではいけない

【安倍総理は辞任しても、同じ思想の人間を総理にしてはならない。「安倍路線継続」路線ではいけない➠ 自民党は「安倍路線継続」で画策している だが、安倍氏のような人格の人間はいないからソックリとはいかないだろう】  
13年前、第1次政権の安倍晋三首相は悪化していた体調を伏せたまま、行き詰まっていた野党との交渉を打開するためとして突然辞任を表明した。臨時国会の代表質問を受ける直前で、唐突な辞任は「投げ出しだ」と厳しい批判が起きた。
 まあ、このときよりも、今回の辞任は、少しはマシなのか?
「記者会見」してるから、そう思う国民は多いかも知れないが、私はそうは思わない、コロナ禍の中で、無意味な時間だえがすぎた。
 野党が憲法に基づいた国会も拒み、コロナ対策の具体策は示さないし、国民に説明する記者会見も70日以上もやらなかったのだ。
 この国難において、あまりにも無責任すぎる。

【次期総理は誰かで論点が移っているが、「安倍路線継続」路線でいくだろう】
 自民党は、「安倍路線継続」路線で言うのは確実だろう。
安倍氏が8年7ヶ月も継続できたのは、この3人であろう。
麻生副総理、菅官房長官、二階自民党幹事長の3本柱である。安倍氏は、内閣構造人事でも、この3人は、絶対に替えなかった。
 自民党は緊急役員会合で総裁選の時期、形式について二階俊博幹事長に一任した。
 二階氏は国会議員と各都道府県連3票による投票で実施する方針を固めた。党員・党友の投票は省略する。党幹部が明らかにした。これは、時間の制約もあろうが、安倍氏が忌み嫌っている「石破氏」外しをしたいからだろう。 石破氏は安倍氏に干されているが、これまで地方を周り「地方の党員・党友」からの票が入るからだ。
 これも、いかにも安倍らしい、ノンフェアなやり方である。
ほらほらやっぱり、自民党の清和会との繋がりの深い、右翼団体の「日本会議」から要請が来ているーー。
【「次の総理、現在の路線受け継いで」 日本会議コメント 朝日新聞 2020年8月28日 19時50分】
https://www.asahi.com/articles/ASN8X6H85N8XUTIL03D.html
 日本会議広報部は28日、安倍首相の辞意表明にあたってコメントを発表した。「憲法、外交、安全保障、拉致や領土問題、そして経済、教育の分野で、日本の主権と国益を守る取り組みをされてきました。
 憲法改正については、歴代の総理大臣の中でもとりわけて熱心に取り組んでこられました」と振り返ったうえで、「病気を理由に、道半ばで辞任されることは、誠に残念でなりません」「次の総理大臣になる方には、現在の路線を受け継がれ、憲法改正の実現に向けて、積極的に取り組まれることを切に望みます」とした。
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Twitterの反応ーー。
●クラッカーwittkenmosteinクラッカー@witkenmoustei
ほらね
日本会議、自民党、神道政治連盟あたりを潰さないといくらでも1匹や2匹どころか何百匹も安倍が出てくるよ
●かんぷらちんき@Kamprachinki
え?朝日、わざわざ日本会議からコメントとって、それをさも普通の団体からのように記事にすんの?この期に及んで?
頭おかしくない?
●紫苑(Mariko Sakurai)@purple_aster
日本会議の路線の継承などとんでもないと思うのだが、次を取り沙汰されている菅、石破、岸田、野田の全員が日本会議国会議員懇談会の会員なんだよ。また、右翼自民か!
カルト集団日本会議の目指す「戦前回帰」路線はきっぱり終了してほしいです。
●いとこねこ@msmserow
日本会議が目指している憲法改正など、推し進められたらとんでもない!日本会議について国民にどれだけ情報が行き渡っている?
日本会議にしたら、安倍総理の辞任など首のすげ替えに過ぎないのだろう。マスメディアもこんなコメント取って来るなら日本会議の詳細を報じてふくれ顔
●しょう@showumousse
現在の路線なんて受け継いだら、
・拉致問題解決せず ・北方領土2島ロシアへ贈る ・公文書改竄
・公文書の恣意的破棄 ・統計偽装 ・三権分立の破壊
等々踏襲し、カルト集団の極右「日本会議」の言うことを聴いていたら下手をすると戦争始めるぞ!
ーー以下略ーー
【自民党の「次期総理」は路線継承が争点が争点】 
 党内には、コロナ禍の最中という事情を踏まえ、行政の継続性と危機管理を重視して菅氏の名前も挙がっているほか、河野太郎防衛相も首相への意欲を公言。過去の総裁選で2回も推薦人集めを進めた野田聖子元総務相や、首相の出身派閥清和会に所属する稲田朋美元防衛相らも挑戦を目指す意向を示している。
 だが、本命は岸田文雄政調会長と、政権に批判的な石破茂元幹事長を軸に争われる見通しで、首相を支え続けた菅義偉官房長官の3人ではないだろうか。
 7年8ヶ月に及んだ長期政権の下で大きく変わった安全保障や経済・財政などの主要政策を引き継ぐのか、見直すのかが争点になる。
 安倍首相は昨日の会見で後任選考について問われ、「影響力を行使しようとは全く考えていない」と述べた。
 しかし、あそこで言うわけがない。裏では、自分の政治思想を踏襲した総理に力をいれるだろう。
 昨日28日には岸田、石破両氏の派閥は、緊急会合を開催し、総裁選に向けた対応を協議。他派閥も幹部が集まるなど情報収集を進めている。
 2人の戦略は対照的にも見えるが、これからの動きでよくわからない。
 岸田氏が首相からの「政策の踏襲」を視野に基本政策の継承を掲げるのに対し、石破氏は経済政策や憲法改正に向けた手法の転換を訴えている。

確かに、岸田氏はーー。
 表向きでは「戦争放棄、専守防衛、平和主義は何ら変えることなく、(憲法9条への)自衛隊明記によって現実の矛盾を解消していく」と昨年11月、岸田氏は地元広島市で党員ら約600人を前に強調してはいる。
 だが、岸田派(46人)は、前の(宏池会)で、伝統的に改憲に慎重なハト派色が強い。岸田氏が改憲の旗を振ってみせるのは、首相の出身派閥で党内最大の細田派(97人)(清和会)の支持を得るためであって、「自民党の憲法改正草案」には慎重だろう。
 経済政策でも派内の主流は財政再建論だが、岸田氏は「財政再建は目的であってはならない」と主張している。
 積極財政を柱とする経済政策路線を引き継ぎ、成長戦略強化に力点を置く。
石破氏はー
 今年初めに鳥取市内で記者団に「国の価値観を転換することはやはり、地方から起こしていかねばならない」と強調。
 地方創生を旗印に総裁選に挑む姿勢を打ち出した。
「共に国家を語れる人は実は大勢いる。真剣に語る機会を増やしていきたい」とも述べ、国会議員の支持拡大に意欲を示したが、
安倍氏は嫌われている。安倍氏は石破おろしにかかっている。
 だが、報道各社の世論調査で石破氏は、「次の首相にふさわしい人」でトップを走るケースが多い。それは、世論に近いとされる党員票への浸透を図る考えだろう。
 だが、地方会員票はあっても、今回は、二階幹事長は国会議員選挙で決めたいといっているのは、安倍氏に忖度しているからだろう。

【菅官房長官になるケースが一番「安倍総理の踏襲した候補」となるのではないだろうか】
 これが、最悪のケースで、総理も押すのではないだろうか?
記者会見でも、何でもかんでも「問題ない」の菅だが、自民党の場合は、官房長官が次期総理になるケースは非常に高い。そうなれば、「安倍路線継続」路線は間違いないだろう。
 いずれにしても、総理争いの動きは始まっており、自民党内は活発な動きになっている。
 なるべく、安倍総理のやった「官邸主導」の政治家にならないことを願いながら注視していく必要がある。

#自民党総裁選 #安倍路線継続ではマズイ #日本会議 #二階幹事長 #菅官房長官 #岸田氏 #石破氏



 

 





 



 
 

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