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1日約5万人の感染者、筑波大学の倉橋教授が最新シミュレーション 2月上旬には東京都だけで1万人以上⏩11月10日に“3回目ワクチン接種に全力”と言っていたのに、きのう「前倒し接種」遅すぎる。この2ヶ月何をしていたのか

【1日約5万人の感染者、筑波大学の倉橋教授が最新シミュレーション 2月上旬には東京都だけで1万人以上⏩11月10日に“3回目ワクチン接種に全力”と言っていたのに、きのう「前倒し接種」遅すぎる。この2ヶ月何をしていたのか】
 きのう、衝撃的なオミクロン株の最新シミュレーションで「1日約5万人の感染者」と筑波大学の倉橋教授が発表した。
 このシミュレーションは新型コロナウイルスのデルタ株の感染データを参考にして、デルタ株と比べて感染力が最大2倍ほど高いとの前提で試算されたもだが、2月上旬に「1日あたりの新規感染者数が1万人を超える」結果になり、最悪のパターンだと、「3月に1日5万人近くまで増える」との数字がある。 新規感染者数が激増することで、重症者数も当然、跳ね上がる見通しだとしている。
 詳細な内容はCOVID-19 AI・シミュレーションプロジェクトに掲載され、「テレビ朝日」も大体的に取り上げていた。
 一般的にオミクロン株はデルタ株よりも重症化率が低いと言われているが、「ワクチンの3回目は間に合わないので、無防備なところにオミクロンが日本にやってきた」としており、オミクロンは感染力が猛烈に強く、試算通りの感染者数なった場合、日本全体(地方)などの医療提供体制が崩壊すると指摘している。
▼1月8日の時点で、感染者の増加率、日本が世界トップに浮上している
東京都1223人や沖縄県1533人など 広島県でも過去最多619人
になった日である。

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▼既に、沖縄県では医療が崩壊している、ベット数の7倍の患者だ

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【岸田政権は、オミクロンの感染力を甘くみており、「人の移動を抑制する」ことはまだしていない、非常に危険であると言える】
 こういう、シュミレーションがある中で、厚生省と官邸の議論が噛み合わず、「人の移動制限」など決まっていない。ズルズルと防止策が伸びているし、「岸田政権がオミクロン株を甘く見てる」との指摘もある。
 重症化しないということで、経済優先に偏っている。支持率も気にしているは確実である。
 更に、岸田総理は、2次政権発足時の11月10日に“3回目ワクチン接種に全力”と言っていたはずだ。しかし、やっときのう1月11日「3回目のワクチン接種加速」を表明したが、これでは、市区町村が全力でやっても、オミクロン株の感染拡大には全く間に合わない。
 この、2ヶ月一体何をしていたのか? 
このため、世論は「不安」になり初めている。ネットでも、「遅すぎだ!」、「矛盾が多い」、「間に合わない」などの声が上がっている。

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▼テレビ朝日:報道ステイションでこの試算を大きく報道した。


【オミクロン株の新規陽性者推定(東京都)ー筑波大学の倉橋教授】
https://www.covid19-ai.jp/ja-jp/presentation/2021_rq3_countermeasures_simulation/articles/article204/

▼推計のモデル設定は以下の通り

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▼デルタ株の感染力を2倍で

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Twitterの反応ーー。

ーー以下略ーー

2021年11月10日 22時42分 NHKが報道ーー。
【「詳報」岸田首相会見“3回目ワクチン接種 賃上げに全力”】

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 岸田総理大臣は「先の総選挙では岸田政権にわが国のかじ取りを引き続き担うようにとの民意が示された。国民の信頼と共感を得ながら丁寧で寛容な政治を進めていく以外に国民からの信任を保つ道はない」と述べ、今後スピード感をもって政策を実行に移す考えを強調しました。
さらに専門家の意見も踏まえて
▽12月はじめから3回目のワクチン接種を開始し、2回目の接種完了からおおむね8か月以降のタイミングで18歳以上の希望するすべての人が接種を受けられるようにするほか
▽12歳未満についても薬事承認ののちに接種を開始すると説明しました。
ーー以下略ーー
 🔽🔽 
海外では、この頃からオミクロン株の感染爆発があった。
仮に昨年12月からワクチン接種をやっていれば、医療従事者、高齢者などは終割に近いところまで来ていたはずだ。
なのにーー。
【3回目接種“3月以降は一般接種前倒しへ” 日テレNEWS 2022/01/11】
https://news.yahoo.co.jp/articles/9dfde2f63b9f36b9d0820515dc50bff9197b6a58
 新型コロナウイルスの感染が急拡大していることを受け、岸田首相は11日朝、3回目のワクチン接種について、3月以降は一般の人に対する接種を前倒しする方針を表明しました。
 岸田首相はまた、高齢者へのワクチン接種をさらに前倒しするとともに、これまで接種の対象となっていなかった12歳未満の子どもについて「希望者に対して、できるだけ早くワクチン接種を開始する」と表明しました。
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Twitterの反応ーー。

ーー以下略ーー

【菅政権でもあった「官邸」VS「厚生労働省」の関係。官邸は経済再生を優先 これまでも中途半端になってきた】
 菅政権は安倍政権同様に「官邸重視」であり、結果的に感染爆発して、支持率低下して辞任している。
 岸田政権では、「官邸」よりも各省庁を重視するのか?と思われていたが、今の局面では完全に「官邸」に意向で動いている。つまり、安倍、菅政権と同じなのだ。
 🔼のように、昨年11月10日に第2次岸田内閣の発足を受けて岸田総理大臣は、新型コロナ対策で18歳以上の希望するすべての人が3回目のワクチン接種を受けられるようにするとともに、数十兆円規模の新たな経済対策を策定し働く人の賃上げに全力を挙げる考えを強調している。
 しかし、この2日間、3回目のワクチン接種など全くしていない。医療従事者や高齢者は昨年4月~5月に接種しているから、6~7ヶ月も経過していたのにだ。
 今では、ワクチン効果は2割程度しかない。いわば、無防備な状態なのだ。しかも、この頃はには海外ではオミクロン株がすでに始まっていた頃である。

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いったい、この2ヶ月政府は何をしていたのか!?ということになる
 しかも、筑波大学の倉橋教授が発表した最新シミュレーションでは「2月に入ると1万人を突破。3月上旬には5万人近くまで到達する」と推計されており、ワクチン接種が間に合わないことになる。
 かなり深刻な状況ではないか。
上記にように、オミクロン株は「重症化率が低い」としても、1日5万人であれば、デルタ株の1万人以上の計算になるのだ。
 更に、軽症者といっても「中等症」で、酸素は必要になる。したがって医療は全く間に合わない。しかも、昨年のデルタ株ではなかったが全国的にそうなるのは、貧弱な地方の医療体制では全く間に合わないのは目に見えている。こうした、一連の対応みても「口先」だけで「実効しない」からこういうことになる。
 


【これは、自民党の得意の手口である。これが、まざまざと見せつけらていると言っていい】
 時間は戻らない、とにかくオミクロン株を甘く見てはいけない。そこに、スキが生まれたのではないか。 3回目のブースター接種はもはや仕方がない。 だが、倉橋教授が指摘してるように、「夜間の人手を半分」にすれば、感染者も半分程度に押さられると話している。これを、やるしかないのではないか。 
そうでもないと1日5万人では必ず高齢者、持病のある人は死亡者もでるのだ。
結局は「官邸」重視で経済優先になるからこういうことになる。

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