見出し画像

Netflix「新聞記者」で海外でも高評価  現実と同じ「森友改ざん描写」の不祥事に安倍夫妻が「真っ青」⏩岸田政権が再燃恐れて、国が損害賠償1億円で国民に隠す罪

【Netflix「新聞記者」で海外でも高評価  現実と同じ「森友改ざん描写」の不祥事に安倍夫妻が「真っ青」⏩岸田政権が再燃恐れて、国が損害賠償1億円で国民に隠す罪】
 Netflixが全世界に配信中のドラマ『新聞記者』は(モリカケや財務省の公文書改ざん事件をそのままモチーフにし、関わった【新聞記者】(東京新聞社の望月衣塑子さん原作)1月13日から配信。公開されてからかなりタイムラグが出てしまったから、もう、ご存知の方も多くいることだろう。 
 これまで私は、日々出てくるニュースや、SNSでの話題でのツッコミたい事を優先して、タイミングが遅れてしまった。 けれども、逆に、遅れて良かったかも知れない。とうのは、「世界の反応」は今になってわかって来たからからだ。
 きのう(1月18日)に日刊ゲンダイDIGITALが以下のように、「全世界に配信中のドラマ Netflix「新聞記者」海外でも高評価」と報じ、その内容が海外でも上位になり、香港や台湾では9位にランクインし、英紙ガーディアンは、「日本国民の無関心によって不正の沼にはまろうとしつつある国だ」と酷評したからだ。

画像3

画像4

▼最初の映画『新聞記者』(2019年6月公開)は東京新聞の望月衣塑子記者の「新聞記者」(角川新書)の著書を原案とし、シム・ウンギョンと松坂桃李が描かれ日本アカデミー賞を受賞

画像5

画像6



【今回で二度目の「新聞記者」 最初は映画で、今回はドラマで全6巻で「森友疑惑」を中心に描いている】
 最初の『新聞記者』は東京新聞の望月衣塑子記者の「新聞記者」(角川新書)の著書を原案とし、シム・ウンギョン(望月衣塑子記者)と松坂桃李(内閣情報調査室の官僚)のダブル主演で2019年に公開され、第43回、日本アカデミー賞を受賞するなど大きな話題になった映画『新聞記者』のそのドラマ版で、映画版よりも、安倍元総理の国会答弁がそのだしており、「ドキュメンタリー」と言ってもいい。
 監督は同じ藤井道人監督をつとめるが、キャストを一新して全6話形式で、今年の1月初旬から全世界に配信された。
 米倉涼子が主人公の東都新聞社会部記者(東京新聞社会部記者・望月記者)を演じるほか、綾野剛や横浜流星ら豪華キャスト。
 13日の配信開始から早くも、日本国内で視聴された「今日の総合TOP10」において、17日まで堂々1位を連続獲得する人気ぶりだ。
【『新聞記者』 予告編 - Netflix】2021/11/05 (1:56)


Netflix Japan
大ヒット映画が新たな物語として始動!
主演・米倉涼子、綾野剛、横浜流星が挑む、衝撃の問題作
Netflixシリーズ「新聞記者」1月13日から全世界配信決定!

▼原作となった、東京新聞社会部記者・望月衣塑子記者の「新聞記者」と「報道現場」

画像7

画像8

【望月衣塑子(もちづき・いそこ)】
1975年、東京都生まれ。東京新聞社会部記者。慶應義塾大学法学部卒業後、東京・中日新聞に入社。千葉、神奈川、埼玉の各県警、東京地検特捜部などを担当し、事件を中心に取材する。経済部などを経て社会部遊軍記者。2017年6月から菅官房長官の会見に出席。質問を重ねる姿が注目される。そのときのことを記した著書『新聞記者』(角川新書)は映画の原案となり、日本アカデミー賞の主要3部門を受賞した。著書に『武器輸出と日本企業』『同調圧力(共著)』(以上、角川新書)、『自壊するメディア(共著)』(講談社+α新書)など多数。


海外ではどうだったのか?
これを、日刊ゲンダイデジタル版が2022/01/18 13:40配信ーー。
【Netflix「新聞記者」海外でも高評価 現実と同じ不祥事描写に安倍夫妻“真っ青”】

画像1

〈一気に見てしまった〉〈安倍(元首相)は見たのかね〉──。ネットフリックスが全世界に配信中のドラマ「新聞記者」(全6話)が好評だ。モリカケや財務省の公文書改ざん事件をモチーフにした同作の人気急上昇に、安倍夫妻は真っ青に違いない。
「新聞記者」は2020年の第43回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した同名映画のドラマ版。映画と同じく藤井道人監督がメガホンを取った。米倉涼子が主人公の東都新聞社会部記者を演じるほか、綾野剛や横浜流星ら豪華キャストも目白押し。13日の配信開始から早くも、日本国内で視聴された「今日の総合TOP10」において、17日まで堂々1位を獲得する人気ぶりだ。

■台湾、香港でもランクイン
 海外でも上位に食い込み、香港と台湾の「今日の~」で9位にランクイン(17日時点)。英紙ガーディアンはレビューに星5つ中3つを付け、〈日本が国民の無関心によって不正の沼にはまろうとしつつある国だと示している〉と評価した。ちなみに、アマゾンの子会社が運営するレビューサイト「IMDb」では10ポイント中7.1ポイント。昨年、世界で大ヒットを飛ばした韓国発の「イカゲーム」が8ポイントだから、滑り出しは順調のようだ。
 肝心のストーリーは、森友事件をモデルにした国有地払い下げと財務官僚による公文書改ざん事件が中心。各話のエンドクレジットに〈実在のものを描写するものではありません〉と断りがあるが、安倍夫妻が引き金の“悪事”は、ドラマとして残り続けるのだ。

◆1話目から現実と同じ不祥事のオンパレード
1話目から森友学園を彷彿とさせる「栄新学園」への国有地払い下げ疑惑を巡り、米倉が国会中継を聞くシーンがあり、作中の首相は声のみでこう語る。 「私や妻が関係していたということになれば、それはもう私は、それは間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということははっきり申し上げておきたい」
 公文書改ざんが始まる直前、安倍元首相がタンカを切った答弁そのままだ。首相夫妻の関与を消す改ざん作業を描いたシーンでは〈総理夫人を現地に案内し、夫人からは「いい土地ですから、前に進めてください」とのお言葉をいただいた〉と書かれた文書も登場。加計学園の獣医学部新設を巡り問題となった「総理のご意向」という文言もセリフに使われている。
 政治家でなければ、映画監督になりたかったという安倍元首相は海外ドラマも好きだという。いかに横暴な政権だったか、自戒を込めて国内の話題作も見たらどうか。

画像2


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Twitterの反応ーー。

ーー以下略ーー

【森友問題の公文書改ざんと近畿財務局職員の赤木俊夫さんの自殺の問題を大きくクローズアップした】
 前作の1回目の映画版「新聞記者」は、森友公文書改ざん問題や、加計学園問題に絡んだ前川喜平・元文科事務次官に仕掛けられた官邸による謀略、伊藤詩織さんによる性暴力告発など、安倍政権の暗部をモチーフにしたエピソードがいくつも描かれていた。
 Netfrix版も負けてはいない。森友問題をめぐる公文書改ざんと近畿財務局の職員だった赤木俊夫さんの自殺の問題を大きくクローズアップし、さらに踏み込んでいる。

▼森友問題をめぐる公文書改ざんで自殺に追い込まれた近畿財務局の職員の赤木俊夫さん

画像9


◆Netfrix版には、菅官房長官と望月記者のバトルを彷彿とさせるシーンもあるし、安倍氏の国会答弁をそのまま使っている
 「答弁を事実にしないと」と語る佐野史郎、「栄新学園文書問題 毛利前理財局長 証人喚問」とのテロップが入ったテレビの国会中継の画面、「栄新学園」の土地取引をめぐる文書の一部が削除されるパソコン画面、「これは改ざんです」と苦悶の表情で訴える吉岡秀隆、「鎮火作業に移れ、この件はこれで終わりだ」と指示する田中哲司。シュレッダー処理される書類などが次々映し出される。
 さらに、官房長官記者会見らしき会見場で、米倉涼子が「状況から考えて明らかに口利きがあったのではと推測されます。官邸の関与があったのではないですか」と質問するシーン。迷惑そうに米倉を振り返る記者たち。ファミレスで会見中継を見ながら「一記者がこんな攻めたとこでなんも変わんなくない?」とうそぶく横浜流星。
 更に、国会で安倍晋三が言った、「私や妻が関係していたということになれば、それはもう私は、それは間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということははっきり申し上げておきたい」
安倍昭恵夫人が籠池氏に言った言葉「いい土地ですから、前に進めてください」なども、そのまま使っている。
つまり、「総理のご意向」への官邸、官僚の忖度発言もそのまま使われており、まさにドキュメンタリーである。

▼国会で安倍晋三が言った、「私や妻が関係していたということになれば、それはもう私は、それは間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということははっきり申し上げておきたい」

画像10

▼安倍昭恵夫人が籠池氏に言った言葉「いい土地ですから、前に進めてください」

画像11


【岸田政権は赤木さんの妻の起こした裁判を金で終わらせたから、国民の怒りは絶頂点に!】 
 今回のドラマは、昨年「森友学園」をめぐる財務省の決裁文書改ざん問題を大きくクローズアップしたが、近畿財務局職員だった赤木俊夫さんの妻・雅子さんが起こした訴訟は、12月15日、被告である国が請求を受け入れ、急転直下の幕引きとなった。岸田政権が安倍晋三夫妻に忖度してやった酷い幕引きだった。 そもそも、裁判を起こすにはそれなりの「損害賠償」ななけばならないからだが、妻の目的は「真実の追求」であったのだ。
その後の放映であるから、怒りはなおさら強くなるーー。
【森友改ざん、国が損害賠償金1億円払って裁判終了 赤木さん妻「負けたような気持ち」東京新聞 2021年12月15日】

 森友学園問題に関する財務省の決裁文書改ざんを苦に2018年に自殺した財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(50)が、国と同省理財局長だった佐川宣寿元国税庁長官に損害賠償を求めた訴訟の進行協議(非公開)が15日、大阪地裁であり、国が約1億円の賠償請求を受け入れる書面を提出した。国との訴訟は終結し、今後は佐川氏のみを被告として続く見通し。請求棄却を求めて争ってきた国は態度を一転、賠償金を支払うことで幕引きを図った形だ。
 雅子さん側への事前の通告はなかった。国側は今年6月、赤木さんが改ざんの経緯をまとめた「赤木ファイル」を雅子さん側に開示。佐川氏の指示をうかがわせる内容があったが、詳細は判然としておらず、雅子さん側は解明を求めていた。
 雅子さん側によると、国家賠償請求訴訟で国が訴えをそのまま認めて終結させるのは極めて異例。雅子さんは大阪市内で開いた記者会見で「負けたような気持ちだ。真実を知りたいと訴えてきたが、こんな形で終わってしまい、悔しくて仕方がない」と話した。
 代理人弁護士は「事実を解明する訴訟だったが非公開の協議で訴訟を終わらせてしまった。国は隠したい事実があるのではないか」と批判した。
ーー以下略ーー
つまりー。
【岸田首相以下自民党は首相交代や総選挙で空気が変わったとばかりに、公文書改ざん問題を「もう終わったこと」としてしまおうとしたのだ】
 そんな状況での、Netflix版ドラマ『新聞記者』配信である。映画版は松坂桃李というメジャー俳優が出演したことでポピュラリティの獲得につながったが、今回も米倉涼子、綾野剛、横浜流星という、プライム帯の連続ドラマ主演クラスがメインの役どころで出演。映画版以上に大きな注目を集めるはずだ。Netflixで世界に配信されることにも大きな意義がある。

 いまだ解明されていない安倍政権の不正は、公文書改ざんだけでなく、「加計学園」や「桜を見る会」問題、河井克之元法相夫妻の選挙買収事1億5千万円の件、「Dappi」問題など、たくさんある。
 「批判ばかりの野党」論に押されて、国会での追及は今後、弱まることも危惧されるが、こうしたさまざまなメディアの動きがあれば、再び疑惑を追及する機運が盛り上がる可能性は十分あるだろう。
 森友疑惑に関しては、このNetflixの「新聞記者」の配信を知ったから、いきなり、雅子さんの起こした裁判を国家ぐるみで、公金である賠償金1億円で裁判をやめたとも思われる。

#Netflix #新聞記者 #海外の反響 #2回目 #ドラマ化 #望月衣塑子 #藤井道人監督 #森友疑惑 #赤木俊夫 #裁判中止した岸田政権  





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?