新潟圡筆(にいがたつくし)
今日は和食が食べたい、日本酒が飲みたい。でもイタリアンも食べたいしワインも飲みたい。そんな時あなたならどうする・・・?
そんな時、いつも僕の心に在るのがここ。新潟駅万代口をバスロータリー側に歩き日産の販売店の向かいにある名店です。
新潟圡筆(にいがたつくし)。にいがたづくし!?そういえば長い付き合いなのに聞いた事無かったんですが「土」じゃなくて「圡」という字を使うんですね。
ネットで色々調べたものの圡の意味は分からず、なんとなく通常の土よりねっとりした土を指すらしいです。今度由来を聞いてみよう。
土筆さんの特長はなんといっても「和洋折衷」いや、「和伊折衷」であること。店構えは純和風。ですが黒板のメニューにはズラーッとイタリアンメニューが!
和食の板前だったお父さん、イタリアンの勉強をして家を継いだ息子。お互いの個性をまったく打ち消さず「和食とイタリアン」が同居したお店なのです。
本日のおすすめが描いてある黒板の左半分がイタリアン、右半分が和食メニュー。お酒の品揃えも圧巻で奥手の冷蔵庫には生原酒の日本酒がびっしり、反対側のセラーにはイタリアンの自然派系ワインがひしめきあっています。
お通しは「かきのもと」。かきのもととは新潟で良く食べられる食用菊です。スタートは「和」から
新鮮な地元産ルッコラのサラダ。何やら賞をとった特別な有機栽培ルッコラらしいです。葉っぱ自体の味が濃い!「洋」
上越産 イノシシのサルシッチャ!Get wild &toughな肉汁に興奮!!「洋」
(白身魚の唐揚げだったと思ったのですが何か忘れてしまった。。。不覚!)「和」
酒米「越淡麗」を使用した桜色のリゾット!
越淡麗は新潟にしかない日本酒用の門外不出お米でして、こうやってお料理として出てくるのは激激レアです。ビーツで色づけされてカワユイ!上品で罪悪感ない味わいですね。
なんといっても嬉しいのがグラススパークリング。圡筆さんの定番グラススパークリングはイタリアの「フランチャコルタ」と言いまして、フランスワインでいうシャンパンクラスの高級スパークリングです。
この日はロゼが飲めました!
「のっぺ、リゾット、なめろう、カルパッチョ。和伊折衷の献立が気になる。親子の持ち味が店の個性に生きる。まずは越後の地酒と、イタリアの葡萄酒を並べて乾杯したい」
~ミシュランガイド 新潟~
うん、だいたい僕と言ってること同じだな。こないかな調査員の話(笑)
一人でカウンターでも楽しめて、デート使いでも活躍しそうなお店です♪
※訪問日2021年1月