2 O'clock rainbow

2 O'clock rainbow

膨らむ情熱と傷んだ身体
それを秤にかけながら
悲しみ抜いた日々塗り替えていく
今に出来うる最高値

弛まぬ努力は空しいもので
叶わないならおしゃかです
理由がない苦しみなんてないよ
君に嫌われたくないな

いつだって見つめていた
昔の僕への贈り物
今に見てなよ追いつくからさ
そう思っていても止まる足

そして君はするすると
僕を置いていく仕草を見せる
捻くれ者の僕にはさ
見たくなくなるような景色

なんでそんなこと言うの
君は困ったように言うかな
さよならじゃなくてここに居て
そんな風情の言葉をください

失くしもの多すぎて
過去を大事にも出来なくて
未知数だけがあるようでいて
その実なんにも無くなってて

やがて雲が駆け抜けて
隙間から君が顔を出してくれた
慰めばかり要らないや
いつかの歌をすぐに裏返す

言いたいことなんなんだろう
もしやなんにも無いんじゃないか

悪癖だけが治らないから
二時の街角溢れた涙

蜃気楼のように消えた七色の月

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