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吹からに秋の草木のしほるればむべ山風をあらしと云らむ 文屋康秀 麤譯:寒律才將至,林丘已盡…
立別れいなばの山の嶺におふるまつとしきかば今かへりこむ 中納言行平 麤譯:停盞因幡去,滿山…
君がため春の野に出て若菜つむわが衣手に雪はふりつゝ 光孝天皇 麤譯:春郊草色蘇,萬物始榮茂…
陸奥のしのぶもぢずり誰ゆへにみだれそめにし我ならなくに 河原左大臣 麤譯:陸奧文知摺,紛披…
これやこの行も帰るも別れてはしるもしらぬも相坂の関 蝉丸 麤譯:帝京今且去,東國此間還。別…
わたのはら八十嶋かけて漕出ぬと人にはつげよあまのつりぶね 参議篁 麤譯:謫官浮海嶋,八十落…
花の色はうつりにけりないたづらに我身よにふるながめせしまに 小野小町 麤譯:徒然花色減,容易雨長流。鎮日耽春好,多愁懶下樓。
かささぎのわたせる橋にをくしものしろきをみれば夜ぞふけにける 中納言家持 麤譯:烏鵲渡牛女…
おくやまに紅葉踏分なく鹿の声きくときぞあきは悲しき 猿丸大夫 麤譯:深山遍紅葉,披草強行…
田子の浦にうち出てみれば白妙のふじのたかねに雪はふりつつ 山辺赤人 麤譯:極目田兒浦,心…