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望むのは、未来の自分からの後押しなのかもしれない。

※31日間チャレンジ、23日目。

時は過去から未来へと流れるのと、未来から過去へと流れるものがあるらしい。(占いでは未来から過去に流れると表現することがあるらしい。)
実際にどういう仕組みになっているのかは知らないけれど、確かに
『自分が望むことは、未来の自分からの後押しなのかもしれない』
と感じることは、よくある。

現時点の自分は
「そんなことありえない」
「絶対ムリ」
と思うようなことでも、なぜか頭から消すことのできない望みがあったりする。それはもしかしたら、未来の自分が、
「未来にあなたはそうなっているから、頑張りなさい」
と呼びかけているのかなー、と感じることがある。
実際、ある程度人生経験を積んできている人なら、過去の自分に現在の自分の姿を教えてあげても絶対に想像できないだろうなー、ということがいろいろあったんじゃないかな、と思うがいかがでしょう。

『人生に無駄な経験はひとつもない』
と言われたりするのもそのうちのひとつなのかな、と思うこともある。
一見なんの脈絡もない経験が、長い人生の中で、いつのまにかちゃんと合わさって形になったりする。それは数十年スパンの話だったりするので、若い頃に気づくのはなかなか難しい。中には、自分の目指す姿が明確にあって、それに必要だからと、ちゃんと若いうちから計画的にやっている人もいるけれど、それはレアケースだと思う。
(曼荼羅チャート作ってちゃんとコツコツ計画通りに達成していった大谷選手みたいな人は地球上探してもなかなかいない。ただ運動選手はかなりそういうタイプが多い気はしている。運動でトップになるのに、計画をたてられるのと、コツコツ努力の積み重ねができるのが必要不可欠だし、それらができない人がトップになれるほど甘い世界じゃないから。)

ヒプノセラピーの手法の一つに、『イメージトレーニング』というものがある。未来に達成したいゴールから逆算して、起こりうるシナリオをクライアント様と共に作成し、そのストーリーを潜在意識下にどんどん入れ込んでいって、最終的に本番でちょうど良い緊張状態に導き、得たいゴールを得られるようにしていくものである。
例えば、オリンピック100m走で金メダル!をゴールにする場合なら、そこから逆算して、オリンピック当日にどんなことがあるか考えつつシナリオを作る。会場に入る、トラックに入場する、自分のレーンに着く、スタート位置に着く、スタートの体制に入る、スタートする、走る、トップでゴールに入る、国旗を肩にかけてゆっくりとトラックを走る、笑顔で表彰台の一番高いところに立ち国旗掲揚を見ながら国歌を歌う・・・などなどのことを、微に入り細に入り、その時どんな感情なのかも含めて、自分の理想のストーリーを台本にしていくのである。
これも、もしかしたら、未来の自分からのアプローチの一種と言えるかもしれない。
そういうことを考えると、
『未来の自分が、それが叶っている自分を実現するために、なにかのメッセージを送ってくる』
こともあるのかもな・・・と思うわけです。
とはいえ、この地球は、人類の選択でどんどん未来を変える星であり、人間は自分の自由意志で未来を変えることができる存在なので、未来の自分がどれだけ語りかけても、それを無視することもできるんですよね・・・。
『やればいいとわかっているのに、やらなかった結果、やっぱり自分の望まない結果になった』(=自業自得)
というのも、やってみたからわかったわけで、そういうことをやってみたい人というのも、やっぱりいるわけです。周りの人がどれだけ言っても、自分を幸せにする選択をしない人というのは、そういうタイプなのかもしれないですね。

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