『サイコパスダイアリー』レビュー

韓国ドラマ『サイコパスダイアリー』の感想です。多少ネタバレ含みますのでよろしくお願いします(なるべくないように心がけますが)。

とにかくパク・ソンフンがすごい。パク・ソンフンの演技力を愛でるドラマと言っても過言ではないくらい。特に最終回の、クライマックスから1年後の姿が、演技とは信じられないくらいにすごかった。いやー本当にものすごい俳優さんです。彼のラストあたりの演技を見るためだけに16話見てもいいと言えるくらいすごい。ちなみに劇中に出てくる鏡文字はパク氏の直筆らしい。ものすごい几帳面な書き方で、いかにもサイコパスっていう雰囲気が文字からも伝わってきました。どんだけ作り込むねん。

そして演技力すごいのは、ヒロインの父役のキム・ミョンス。障がいのある役を演じるのは、俳優さんにとってはむしろ自分の実力を大いに発揮できる舞台なのかもしれない。とにかくすごいからぜひ見てほしい。圧倒されました。

それから主人公の家族役の俳優さん達のアンサンブルも素晴らしかった。しかし私は主人公ドンシクの姉役のファン・ヒョウンさんと、継母役のソ・ヒジョンさんの見分けが時々つかなくて、最初のうちは混乱したりしました(笑)。

このドラマでパク・ソンフンにすっかりやられまして、『恋のはじまりは出馬から!?〜すべき就職はしないで出師表〜』も見ました。

(詳しくはそのドラマのレビューで。)
それくらいインパクトすごかったです、パク・ソンフン。三谷幸喜の『笑の大学』の韓国版の舞台にも椿一役で出ていたそうで、いやはや本当にとてつもなくすごい役者さんです。
今は話題の『グローリー』に出演中ということで、私も素直にそっちを見たらいいのに、いじめがテーマのドラマということで、中学の時にいじめにあっていた私は、フラッシュバックが起きるのが怖くて見られずにおります。



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