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お年寄りの転倒対策:女性は特に65歳までに柔道の受け身を練習すると良い・・と思いますw

お年寄りが転倒して骨折し、そのまま寝たきりになり、元気になることなく弱っていくということは良く聞きます。最近でも同級生のお母さんがまさしくその状態のようで、同級生は「辛いけど仕方ないねえ」と嘆いていました。また一昨日連休を実家の近くにいる86歳になる叔母に会いに行くと、
庭で転倒して顔から突っ込み、幾分ハレがひいたというのに、とんでもなく痛々しい顔になっていた。一人暮らしで車にも乗りにくいとのことで、お弁当やらおかずやら2日分をぐらいを買って持っていったら、いたく感激された。お世話になった人なのでほんの恩返しなのですが、そういうことをする男性は滅多にいないのでしょうね(笑)。叔母は奇跡的に歯や鼻が折れていないし、その他骨折も無かったのでラッキーだったかも。

さて、転倒して大怪我をする確率は男性より女性が多くなります。運動能力、運動経験、筋力等の差で当たり前なのですが、もう一つ大きな差は、「柔道の受け身を習った経験」になるんではないかと思っています。よって私は昔からまだ身体が動くうち、つまりMAX65歳までに、旦那さん等に受け身を習うべきと主張してきた(笑)。この話をすると皆ふーん、そうだねという反応だけど、やってないでしょうね。練習は布団の上でやれば痛くないし、大抵の男性は喜んで教えてくれるはず。旦那さんが無理ならスポーツクラブ等で要請すると教えてくれるかも。

練習するのは、「後ろ受け身」「前受け身」「横受け身」ぐらいが精一杯だと思います。30代までぐらいならちょっとレベルが高い「前回り受け身」に挑戦しても良いかもです。但し身に着くには継続して練習しないといけません。となるとバカバカしいかもしれませんが、騙されたと思って試して見ると、後々練習してて良かった!と思える瞬間があるはずです。

■柔道の後ろ受け身と前受け身

■柔道の横受け身

■柔道】初心者でもわかりやすい前回り受け身解説

さて、私の経験ですが、これまで公園で調子乗った時や体育祭の平均台、
自転車で障害物にぶつかった時等数回酷い転倒がありますが、いつもこの柔道の授業で習った受け身が役に立ち、かすり傷で済みました。高校の授業とはいえ、受け身の練習は毎回やらされていたので、とっさの時も身に着いていましたね。また高校生の時に、5,6人で急な坂を自転車で全力で走っていた時、目の前の同級生3人が接触して激しく転倒しました。かなりのスピードが出ていたから普通なら全員骨折するか、ノーヘルの時代だし頭等を強打してもおかしくないのですが、3人とも綺麗に受け身を取って、何事も無かったです。この時に柔道の受け身がこんなに役に立つのかと感動すら覚えました。

お年寄りが転倒した際に受け身を取って上手に転ぶか否かで、結果はかすり傷か寝たきり人生への転落かといったぐらいの差が出ます。私は全くのド素人ですが、これは間違い無いと思っています。ただ山や屋根等の高所からの滑落にはほとんど意味が無いのは言うまでもないことです。
以下金メダリストの動画です。

■瀧本誠の柔道塾 受け身編

探してみると、実際に取り組んでいますね。

■高齢者の転倒事故防止に 全日本柔道連盟がプロジェクトチーム

■#26『柔道の技で転ばない』

今回のテーマは、私としては国や自治体が力を入れていいレベルだと思っています。転倒防止のための知識や運動も大事ですが、受け身をマスターして上手な転び方を若いうちにマスターしておくことで、健康寿命を長くするだけの効果があるのでは?というと大袈裟ですかね?(笑)

以上読んでいただいてありがとうございました。

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