2023年にポータブルCDプレーヤーを買う。(開封・試聴編)

というわけで、購入した東芝のポータブルCDプレーヤー、TY-P50を見てみましょう。
取り合えずパッケージから。

一般に、オーディオ関連製品というのは割とパッケージもオシャレな感じにすることが多いような気がしますが、なんというか「わかりやすさ優先」という思想がはっきりしています。
いや、嫌いじゃないですよ。この箱が商品棚に並んでいて手に取るかというと、個人的には微妙なところですが。
イラストは可愛らしいですね。

では、箱を開けて中を見てみますか。本体はこんな感じ。

本体カラーはホワイト。梨地の艶消しで、安っぽさは緩和されています。
スピーカーが目玉みたいで、なんとなく「ナイトメアビフォークリスマス」のガイコツっぽさがありますw
液晶の向かって右側にはスキップボタン、A-Bボタン、スピードコントロールがあります。
A-Bボタンの使い方はまだ調べてない。
左側にはイヤフォンジャックと音量ボタン、ESP(音飛び防止のメモリ機能)ボタン、モード(ループ再生するかどうか)ボタン、プログラム・BTボタン、再生/一時停止ボタン、停止ボタン。

なんだかわからないボタンもありますが、とりあえず電池とCDを入れれば動きます。
適当なCDを入れて聴いてみましょう。

……………。(試聴中)

まず、内蔵スピーカーは音楽鑑賞にはあんまり向きません。スマホの本体スピーカーよりしょぼい音しかしません。
ひょっとしたら語学学習CDにはある程度使えるかも知れませんが、もそもそして聞きづらいですね。正直いらない機能です。

ついでに、付属のイヤフォンもだいぶヤバい代物です。ダイソーで売ってる100円のイヤフォンの方がマシかも知れないレベル。
本体それほど高くはないとはいえ(だいたい7000〜8500円くらいで売られている模様)、もうちょっとコストをかけて良かったのでは、という印象ですね。もし私が別にイヤフォンを持っていなかったら返品を検討したかも知れません。

とはいえ、手元にはいくつかイヤフォンがありますので、イヤフォンを交換して聴いてみました。とりあえずパナソニックの安いイヤフォンを差して聴いてみます。…うん、普通に聞けますね。なかなかいい音です。CDプレーヤー特有の微妙なホワイトノイズが気になりますが、それを除けば悪くないですね。
イコライザーのようなものはついていませんので、たぶんトラックダウンしたままの音で単に再生されているもんだと思います。

試聴に使ったのは、懐かしのフォープレイの「4」というCDです。

iPadにもiTunes経由でリッピングした音源が入っていますが、同じイヤフォンで聴き比べた感じではiPadのミュージックアプリの方がやや迫力がある感じ、ただCDプレーヤーで聴いた方が自然な感じの音に聞こえます。AACで音を圧縮した分をイコライザーで厚くしました、という感じなのですかね。CDとリッピング音源との比較ってあまり真面目にしたことなかったんですが、聴き比べてみると面白いものです。
たぶん今どき流行りの音楽とかだとあんまり違いを感じないかも知れませんが、ジャズとかフュージョン、クラシックみたいなのだと雰囲気が違って面白いと思います。

もしあなたの古いCDコレクションにジャズやフュージョンやクラシック、あるいはMTV unpluggedのシリーズなんかをお持ちで、かつ最近CDで直接聴いてねえなぁ、という方は、CDで改めて聴いてみるといいかも知れません。

ちなみに比較的最近購入した、とあるアーティストのとあるCDを聴いてみたんですけど…あれ、なんだこりゃ…音がひどい……。
CDで直接聴くようにミックスしてないんですかね。ちょっと意図がわかりません。
一瞬プレーヤーの不良を疑いましたが、いい音で聴けるCDはあるので、おそらく録音の問題だろうと思っています。

さて、機器そのものについてもう一言言っておくと、このCDプレーヤー、電源としてUSB電源(ただジャックは丸いやつ。不思議な仕様です)と単三電池が使えます。
普通の電池が使える、というのはとても良くて、例えば出先で電池切れになったら予備の電池に入れ替えるもよし、コンビニで電池買って入れるもよしですし、リチウムイオンバッテリー内蔵だと交換できなかったりする(ので電池の寿命=製品寿命になってしまう)んですがそれがない、というのはとても良い。
USB電源はモバイルバッテリー使えるのかどうかはちょっと分かりません。改めて確認してみようと思います。

今回わざわざCDプレーヤーを購入した理由の一つがワイヤレスで使いたいというところだったのですが、こちらについてはまた別稿で。

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