お求めやすい価格設定で頑張っているのに報われない時もある

「理想を持ち、勇気をもって苦難に立ち向かいながら猪突猛進していく行動力はあるが、束縛を嫌い忍耐力がないという一面もある」牡羊座のみかです。

タイトルにもありますが、価格設定の話です。
ハンドメイドの作品は、作った人、そしてそれを売る人が自由に価格を決められることができるという特徴があります。

唯一無二、特殊な技術、洗練されたセンス、丁寧に作られた、それはそれは素晴らしいハンドメイド作品に触れることが多くなり、ハンドメイドといえばやや高価な印象があるかと思います。
例えるなら、レストラン。
食材にこだわり、料理法を見極め、時間をかけて作られて、特別な場所で味わう料理のようなもの。

一方、そんなに特別なものではないものもあります。いや、特別なものではないものの方が多いと思います。
毎日レストランでご飯を食べることも出来なくはないですが、時にはサラっと家庭で食べるご飯が美味しい、いやこれじゃないと駄目だな、っていう時があります。

ハンドメイドのアクセサリーにも、家庭料理のような位置づけのものがあると思っているのです。
というか、私の目指しているものはそれです。
毎日着けても飽きない、でも、自分にとって快適なもの。

だから私は素材と味付けにこだわっています。
安くてもしっかりした品質のものを使って、お値段以上に見えるようなデザインを工夫します。
ピアスのようなデザインに憧れるけれど、諸事情によりイヤリングしかできないのであれば、ピアスのように見える形を探したり、材質を見極めたり。
必要のない包装紙は省き、シンプルだけど丁寧に梱包します。

そうして出来上がったものに適切な価格をつけ販売しているのですが、安いというだけで「悪い」という印象を持ってしまうこともあります。
安いというだけで、「オススメ作品」からハズされることもあります。
（3000円以上の作品でないと掲載されない設定などが見受けられます）

こんなに頑張っているのに報われないなぁ………

そんな風に落ち込むこともありますが、救いがない訳ではありません。
私のショップは、通常では考えられないぐらいリピーターさんが多いのです。

「前に買ったイヤリング、無くしちゃったのでまた買いに来ました！」の一言がどれだけ嬉しいことか。

「みかさんのセンスが好きなので、新しいものも楽しみ」ありがとうございます、ありがとうございます！

そんな感想をいただくと、私の頑張りは、届けたい人にちゃんと届いているんだなぁと嬉しくなります。
そして、新しい作品作りを頑張れるのです。

なんだかちょっと愚痴っぽい内容も含まれていて申し訳ないなぁという気持ちもあるのですが、ここ最近特にモヤモヤしていたことだったので、一度文章に残しておけば、これから何かあった時に振り返って反省できるかな、と思って書きました。
これからも、後戻りしつつも、少しずつ前進できるように頑張って続けていきますので、よろしければ感想やレビュー、あと作品のお気に入りボタンなどポチポチしていただければ嬉しいです。

それでは、また。

ハンドメイドアクセサリー／takemitsu（たけみつ）

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