独身最後の飲み会で言い知れぬエモに襲われている。
今、私が婚姻届を出す前の最後の飲み会が終わり、酔っ払いながら記事を書いている。
親友と、いっつも行ってた鳥貴族で飲んで、その後初めてバーで飲んだ。ほぼほぼすっぴんみてえな顔でゲラゲラ笑いながら。
私は、7月上旬に婚姻届を提出する予定だ。相手はもう2年以上同棲をしていた彼氏で、婚姻届を出したところで変わるのは私の苗字だけ。言ってしまえば、今の生活に劇的な変化が訪れるわけではない。
その結婚の直前に、私にとって親友と言える友人と今日飲みに行った。
彼氏と婚姻するまでは色々なことがあった。私がやらかしたり彼氏がやらかしたりで、婚約破棄になる理由なんかたくさんあるくらいだった。私のメンタルもよくおかしくなってた。
そんな中で、私の話をよく聞いてくれて、いつも助けてくれていた友人と、今日飲みに行った。
なんでわざわざこのnoteを書くのかというと、とっても自慢したいから。私は自慢したいからこの記事を書く。言っておくけどマジで自慢の友達だからな。すごく見てほしい私の最高の友達のことを。そんな友達を持てた私の人生は最高なんだよ!
まじで仕事もままならなくて、お金が無いときにその友達と出会った。しかもその頃の私はお金が無い癖にストレスが強いから仕方がないといい訳をして、リボ払いでソシャゲしてた。最悪すぎてなかったことにしたい過去なんだけど。
社会人としての生活を何とか送れるようになっても、暫くはお金が無いひもじい生活だったし、その友達と飲む場所はだいたい鳥貴族だった。(サイゼ飲みもしてたな〜)
その友達は頭が良くて、俯瞰して物事を見れる人だ。たまに「仙人になのかな?」と思う時がある。そんな人が私の話(彼氏の愚痴やらなんやら)を聞いてくれていたんだけども、「それは違うだろ……」と思ったりとか、私の頭の悪さを端々で感じていたと思う(端々どころじゃないかも?!)。
それでも私の話を聞いてくれていたのが嬉しかった。私は容量が悪くて頭も良くないから、自分の意見を否定されてきたことがたくさんあったし、余計に嬉しかった。出会い方が特殊だったのもあって、割と早めの段階で私のウィークポイントは全部把握されていたと思う。それでもろくでなし扱いはされず、対等に接してくれていた。
何度も何度も鳥貴族でお安く飲んでたけど、長年友達と付き合っているうちに仕事になれてきて、生活が少し安定して、経済的にちょっと余裕が出てきたから、最近はちょっとした居酒屋で飲んだりしてた。
でも今回の飲み会の会場候補として鳥貴族をゴリ押した。本人にはちゃんと理由を言ってなかったけど、独身最後の飲み会には、苦しかった時に通ってたところに行きたかった。あと、友達には大役を頼みたかった。
私は家族関係がそこまで良くなくて、親に頼ることはほとんどなかった。彼氏とのいざこざも真っ先に友達に見えるところで吐露していたし、泣いて電話することもあった。私と一緒の立場に立って、泣きそうになりながら相談に乗ってくれていた。
彼氏と婚姻届を書いている時に、婚姻届の証人を誰にするかという話になった。彼氏は自分の母親を上げた。そこで私は、その友達に書いてもらいたいと真っ先に思った。自分のことを支えてくれた人に、私の人生のターニングポイントでの証人になって欲しかった。
独身最後の飲み会の前に、電話をした。最初は当たり障りのない話しか出来なかった。本当は話したいことがちゃんとあるのに。何度も話した相手だけど、こんな大役を頼んでいいのかと怖気付いてしまってすぐに本題に入れなかった。
その電話での話題がつきかけた頃に、婚姻届の証人になって欲しいことを伝えた。めちゃくちゃ声が震えてたと思うし、我慢してたけど正直半泣きだった。友達とは、人生で1番自分がダメダメだった時期に出会って、ダメダメなところを全部見せて来たと思う。“ダメダメ”から、“ちょっとダメ”くらいの人間になるまでの長い期間を過ごしてきた。そんな相手に婚姻届の証人になってくれって言うのは本当に緊張した。
私の結婚の証人になってほしいという重すぎる願いを、電話口で快く引き受けてくれた友達に本当に感謝している。照れ隠しでふざけたりしてたけど、本当は電話切った後にしばらく泣いてたよ。
もう日付が変わってしまったけど、6月30日の夜に友達と鳥貴族で飲んだ。普段通り当たり障りのない話をしてた。普段と何も変わらない飲み会だけど、本当に帰りたくなかった。ずっと話していたかったから、普段は22時くらいには解散してたけど2軒目としてバーに行った。バーに行くのは初めてだったけど、カクテルは美味しいし、店は居心地が良かった。日付が変わる直前までずっと話をしていた。
バーで婚姻届を広げて、証人の欄に記載してもらった。バーテンダーが仕事をしている前で広げるのはちょっと恥ずかしかったけど、察したバーテンダーからお祝いしてもらったのは少し嬉しかった。
今家に帰ってきてこの記事を書いているんだけども、私は本当に幸せものだとかみ締めている。嫌なことの多い人生だったけど、今は本当に幸せだし、この上なくいい友達がもてている。
幸せを実感して、人に自慢したくなったからnoteを書いてしまいました。
死にたいと何度も思った人生だったけど、生きてて本当に良かったよ。
これから先の人生も、最高の友達との関わりを持ちながら幸せになっていきたいなと思ってます。
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