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【第2回】僕にとっての成功・失敗

おはようございます。長田です。

早いものでもう2回目ですね。今回は僕にとっての成功と失敗について書いていこうと思います。

人生の幸福に大きく関わってくる成功と失敗という概念。はっきりさせておきたくないですか?僕はめちゃくちゃ失敗が怖かったし、今も怖くないとは言えません。

ただ、自分の中で失敗の定義がされてないのに恐怖の感情を一人で抱えてるのが謎だなーってなりました。だから今回テーマとして取り扱います。では、どーぞー。

1.一般的なイメージの成功・失敗

皆さんは成功者と言われて誰を思い浮かべるでしょうか?

僕はプロ野球選手です。侍ジャパンに入っている選手なんかは「成功者」のイメージがあるなと言う感じがします。

もしくは企業の社長とかですね。思った通りの発言をして、炎上しながらも自由に生きてる感満載の人最近多いですよね。ああいった人たちも「成功者」のイメージとしては浮かんできます。

では、逆に失敗者とはどんなイメージでしょうか。

考えてみても具体的な人物を挙げるのは難しそうですね。中々世間一般の失敗者と言うのは名前が広がらないものです。歴史とかね。

すごく抽象的に失敗者のイメージを表すとしたら「借金を背負った」「会社が倒産した」「CDが売れないアーティスト」「試験に落ちた」

みたいなイメージがあるのではないでしょうか。

ここまででなんとなく成功・失敗のイメージが見えてきたと思います。

でも、ここで一つ疑問が出ました。

例えば今会社が5億円の赤字だとしても5年後に10億円の黒字ならそれは成功だよな

その逆にたった今武道館ライブを成功させたアーティストも不祥事を起こしてシーンに出られなくなったらそれって失敗かもな

そうです。私たちは成功・失敗というものをその時点でしか判断していないんじゃないかってことに気が付いたんです。

皆さんは上の2例で言えばどちらの人生の方が幸せでしょうか。

それもまだ分からないですよね。会社が次の年に倒産するかもしれないですし、そのアーティストがまたシーンに戻って世界的に有名になるかもしれません。

そこで成功・失敗という概念を自分が人生を終える日を基準にして考えてみました。

2.時間という考え方

皆さんの人生は最後の日にどうなっていたら成功と言えるでしょうか。

どれだけ稼いだかですか?どれだけ美味しい物を食べたかですか?

人生はお金じゃない!とか啓発する気はありません。笑

人それぞれの価値観があっても良いと思いますが、僕は人生の終了時点から逆算して考えてみました。

結論を言うと

トータルで夢中になって物事に取り組んでいる時間が多いと自分の人生は成功だな

ということに気がつきました。勿論、これは変わるかもしれません。あくまで現時点でのベストの答えです。

なぜこのような結論になったのかというと、まずはいわゆる「成功」という状態になったら自分がどうなるのか考えてみました。

抽象化して考えると「感情がプラスになる」と想像しました。なるほど。確かにそれっぽいなと。

でもまぁ感情がプラスになるというのはタイミングがありますよね。仕事で言ったら仕事の前にプラスになるのか、仕事中にプラスになるのか、仕事が終わった後にプラスになるのか。

前・中・後のどこで自分は感情がプラスになると良いのか考えたときに「後」のタイミングが良いなと思いました。

それはなぜかというと、「前」や「中」のタイミングでは「真剣」に物事に取り組んでいたいからです。

例えばこのnoteの執筆中も真剣に取り組んでいます。その中には感情のプラス・マイナスが入り込む余地がありません(モチベーションがどうとか考えなくても良いとも言える。みんなも「そもそもモチベーションとか考えたことないんだけどw」って思って取り組んでいることありませんか?)。

こうやって真剣に取り組んだ結果、感情がプラスになる瞬間が訪れるのが良いなと思いました。

言い換えると夢中な時間が多かったらそれ自分の人生成功してるな〜。幸福だな〜って感じになりました。

確かに、受験、就職、部活の大会と節目節目で見たら自分の人生に下降や上昇があるかもしれません。

ですが、結局死ぬ前に「あ〜後悔ないとは言えないけど、結構自分の人生生きれたな」ってなったら良いなって思います。書いていて思ったけどこれ株価みたいですね。

The Capital Tribune Japan より引用)

こちらは130年の超長期の日本の株価推移である。様々なイベントの節目で上下はあるがトータルとしては上がっていってる。こんなイメージです(専門的な話はできません。この例えにお怒りの方はTwitterのDMまで)。

トータルって書いたのは現実的に食事や風呂、トイレなどに掛ける時間もありますし、夢中になれる時間を増やす為に、あまりやりたくないことをやる期間もあるんだろうなと考えたからです。また、完璧を目指しすぎると堅苦しいなと思ってそういった表現にしました。

以上が僕にとっての成功・失敗になります。

3.現時点でのベストは本当だった

この記事の執筆に初めて取りかかったのは11月13日です。

現在、この章を書いているのは11月19日になります。

そうです。そのまさかです。上で述べていた人生の成功・失敗観に揺らぎが生じてきたって話です。

短期間で変わりすぎやろって思う人もいるかもしれません。

でも気づいてしまったんです。「面接で立派に語るには」ということしか考えないで作った人生観だなってことに。

きっかけはこの本を読んだことです。

森博嗣 「やりがいのある仕事という幻想」

僕はいつの間にか「働いていて意識高くやっている=偉い」という図式を頭に思い浮かべていました。

勿論、意識高くやっていることは好きです。意識は低いより高い方が良いと思っています。

でも人の価値ってそんなので変わるの?とこの本に投げかけられました。

正直、上で述べていた価値観が揺らぎました。これって自分の本心なのかなと。

ってな感じでめちゃくちゃ揺らいでます。でも、こうして文章として思考のログを残しておいて良かったと思います。

振り返れるし、見ている人の何かのヒントになるかもしれないですし。11月13日の自分じゃなきゃかけない文章だったと思います。ある意味ラッキー。

とまぁ、この辺で最後にしたいと思います。長々と文章の付き合っていただいてありがとうございました。

4.最後に僕が言いたいこと

こうやって言葉にして思いますが自分のことを知るのって本当に難しいですよね。

だからこうして言葉にします。

人生において成功・失敗は何か他人が教えてくれたら楽なんですけどね。でも、他人に生かされるよりは苦労してでも自分の人生にしたいです。そういうことが少しでも伝われば僕は満足です。

おしまい。

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