コミケの売上を入金しようとしたら日本銀行に行くハメになった話
2022年盛夏――
3年ぶりに開催された夏の、記念すべきコミックマーケット100は無事に閉会を迎えた。
そのコミックマーケット100にサークル参加し、壁やシャッター前ほどではないにせよ、それなりにまとまった売上を抱えたサークル参加者のひとりがいた。
私である。
頒布物の単価を1,000円としたため、ATMに一度で入らない200枚以上の千円札が手元にあった。近所のATMで何度かに分けて入れてもいいけれど、入れている途中で横からかっぱらわれるリスクを考えて、平日の銀行窓口に持