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リスケにはスキルがある

エンジニアリングしていると課題はあれこれ出てくる。その課題に対して、どうするか?っていうのはいくつも選択肢がある。

今回はその中からリスケに関して

リスケをするたびにスケジュールの精度が上がる感覚がある。それはプロジェクトが進行していき、課題の解像度が明確になったり、推測の見積もりだったものが実績から導き出せたり、そういった理由があるだろう。

ただ、簡単に精度の上がるリスケができるか?というと、そんなことはないと感じている。リスケを何度しても精度が上がらない。そんなプロジェクトはいっぱいあった。

では、どうすればリスケするたびに精度が上がるのだろうか
うまく言葉にできるか分からないが書いてみる


①常に現在地を見失わない

いま現在、やることの全量とそれがどれぐらいかけてどこまで進んでいて、あとどれぐらいで終わりそうか。これは緊急じゃないが、重要なことをやっている感覚。

これがないとリスケ時に何がどうなるのか?表現できなくなる
現在地を見失わないようにするにはどんなスキルが必要なのだろうか🤔

②こまめに課題を吸い上げる

どんなやり方でも構わない。課題は全て把握するぐらいの感覚でいる。それは技術課題に限らず、適応課題も。当然、前回リスケ時から課題は増えていることが多い。また、課題は影響範囲も気にする必要がある。

なんだったら課題は小出しでもいいから、常に共有しておく
課題を吸い上げるにはどんなスキルが必要なのだろうか🤔

③リスケしてみる

ここに落とし穴があると考えている。リスケするのはいま遅延したタスクだけではない。その遅延した理由含めて、それが影響しそうな後続のタスク全てだ。

なので、遅延した理由を深堀することは重要

例えば、開発プロセスに追加したほうがいいことが判明したら、その開発プロセスを踏むタスク全てに影響があるはずだ

例えば、Aさんにお願いしたタスクが少し難しく時間がかかっている。終わらないことはないが少し余分に時間が必要。今後、Aさんにお願いしているタスク全て見直しが必要だろう

④全てをさらけ出す勇気

リスケ時に取り繕わない。いい顔しない。実はこれが一番難しいのでは?と考えている。リスケ自体を承認した上長から「とはいえ、そんなにかからないよね?」のようなときに要注意だ。タスクを消化するのは上長ではなく、我々である。前回からの工数とスケジュールの差分。そして、それの根拠となる課題とそれの優先順位や対応策。いかに譲ってはいけない部分を譲らないか。

全てをさらけ出す。これができないと全て無駄になる。最後の④が鍵となる。平然と堂々と提案するのがポイントだったりする。

そうするとリスケするたびに精度が上がり、リスケのたびに信頼が得られると思われる。

勇気を出すコツはどんなことがあるだろうか🤔


自分がプロジェクトマネージメントしているときに気を付けていることはこんな感じな気がしている

今回はリスケは簡単ではないし、リスケするにもスキルやコツがあるだろうという話でした


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