見出し画像

もうすぐ29歳の焦り

もうすぐ29歳になる私。

19歳から20歳になる時と違って、謎の圧がある感じはなんだろうと最近よく思う。

結婚、妊娠、出産、出世…

まだまだ世間のどこかにある、結婚と妊娠のセット感も否めないし、仕事でどんなことをしているのか、どんなポジションに就いているのか。人によってはそこを見てきている気もする。

仕事に関して、私は正社員で働くのが自分のペースに合わなかったから、いまは派遣社員+フリーライターとして働いている。出世競争的なのとは無縁だから、仕事に関しては世間の圧はあんまり気にしていない。

******

でも正直、妊娠・出産に関して焦りがないと言えば嘘になる。

この1年で、数少ない大切な友人たちからの妊娠・出産報告が続いた。今日も1人から妊娠の報告が来た。

もちろん、学生時代からの友人の妊娠・出産報告は嬉しい。

でも、連絡が来るたび毎回「あー先越された」みたいな気持ちも湧く。早い方がいいとは思っていないけれど。


去年、お腹に来てくれたぽんちゃん(赤ちゃん)が想像より早く旅立ってしまったのからまだ100%吹っ切れてはいなくて。

きっと私のところに来てくれたぽんちゃんは、私にも妊娠ができるよと教えてくれたのだと思っている。それはきっと私に必要な出来事で、ぽんちゃんはその役目を立派に果たしてくれて感謝をしている。

けれども、友人は赤ちゃんに会えたのに、なんで私はぽんちゃんに会えなかったんだろうなあと、どうしても思ってしまう。

それでも私は、ぽんちゃんのことは忘れたくないから。
いまは、ちょっと妬ましいような、少し黒い気持ちが出ることもあるけれど、そんな気持ちも消さないで受け止めて前に進みたい。

******

何歳になっても妊娠・出産ができるなら、もう少し焦りはないのかもしれない。けれど、妊娠にはある程度タイムリミットがあるから、意識せざるを得ないところもある。

でも、焦りすぎても何も変わらないから。

それに、私は友人たちの妊娠・出産したという事実しか知らない。

もしかしたら、自分と同じように実は1度流産していたり、知らないところで不妊治療した末の妊娠なのかもしれない。


人は人、自分は自分。


毎日そうやって100%上手に思えるわけではないけれど。

それでもいいのだ。まだ初めての人生、29年目だから。



これからも記事を読んでいただけることが何よりも嬉しいです。もし、サポート費用を頂いた場合は、書籍や有料マガジンの購入費に充てさせていただきます…!