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佐々倉桜詩朗の映画感想文 #5『サマーゴースト』

どうも皆さんスクリーンの中から飛び出して、文の世界でもおはしろう!こんしろう!少しだけ俺の(拙い)文を楽しんでいきませんか?映画大好きケモノVtuber、佐々倉桜詩朗です。
5回目。とうとうコナンではないです。
loundrawさんの映像作品です。

今回のレビューは『サマーゴースト』。
夏に花火をすると出る幽霊に会いに行く話です。

-あらすじ-
高校生の杉崎友也、春川あおい、小林涼の3人は、それぞれ家族や友人、将来について悩みを抱えていた。
インターネットを通じて知り合った彼らは、花火をすると現れると噂される若い女性の幽霊"サマーゴースト"に会いに行こうと思い立つ。


-個人的な感想-
こう、アニメーションっていうより、絵が動いてるって感じ。
すごくきれいな絵が動いてるって感じでした。
アニメーションではないのよ。絵が動いてるの。
ストーリーはなんだかすごく深いものを感じた。
自分の生きてる意味がよくわからなくなってしまった3人のお話。
あと、表現が良かった。
地面の中は広大な海なのだ。
あとこれ、現代版スタンド・バイ・ミーだ。






ここからネタバレ



























-ネタバレ感想-
この物語はサマーゴースト“佐藤 絢音”の遺体探しの物語である。
生きる意味がわからない三人が、死んでしまった幽霊の体を探す。
一人は自分の将来を親に決められていて、それが本当に自分のしたいことなのか?と悩んでいる男子。一人は余命宣告されている、自分でも未来がないと分かっている男子。
一人は学校でいじめられていて、どこにも居場所がないと感じている女子。
この3人の自分を見つける物語と言っても過言ではない。
彼ら彼女らは、サマーゴースト。そして、そのゴーストの死体を通して、自分を見つけていくのだ。
ちょっと将来を親に決められちゃってる子にクローズアップしすぎてて、他の二人の掘り下げが足りない気がするが、もしかしたら、小説版の方で掘り下げがされているのかな?
小説も出てるので、今後買ってみようかな。


-まとめ-
今回、完全に舐めてた案件でした。
イラストレーターのアニメってストーリーも破綻してて、完全にMV化しちゃうっていうのを結構見てきたので、今回はすごく良いものに出会ったって感じでした。
見て絶対に損はしません。見てね。
じゃあ、またね。おつしろ〜

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