「大人」について
4月がようやく終わり、ゴールデンウィークが目前に迫ってきましたね(もうすでに突入している人もいるかもしれないけど。羨ましい)。4月といえば、新生活、出会い、つまりNEW!!ってことです。かくいう私も、4月から新しい環境に身を置き、ようやく居心地が良くなってきました。
今日は、4月からお世話になっている素敵な大人たちを紹介しようと思います。将来自分もそんな大人になりたいなとか、学生と一緒にいるのとはまた違った楽しさを発見したので、みなさんにも届いたら嬉しいです。
① 先生
4月に入り、大学生活もラストの年。配属された研究室で出会った、とってもかわいい先生です。
まだ本格的に研究するには、力量も知識も足りないので、先生のもとでノウハウを学ぶことが今月のメインでした。そのため、必然的に先生から説明を受けたり、お話する時間が多くなりました。
先生は、頭がツルツルです。しかし、それを恥ずかしいとか後ろめたいという気持ちは感じられません。むしろ、禿げジョークを披露してくれます。一番印象に残っている禿げジョークは、
「私は使わないけど、彼らにはリンスが必要です。私は使わないけど。」
2回言うあたりがとっても可愛いです。
また先生は奥さんやお子さんのことを大切に想っています。実験の待ち時間に、ゴールデンウィークの話になり、先生はどのように過ごすのか伺いました。先生はツルツルの頭を傾げながら、「ゴールデンウィークってどこも混んでるから身動き取りづらいんだよね。でも、子供たちもいるしせっかくなら遊びに行きたいよね。」とおっしゃっていました。1人の研究者の前に、誰かの父親であることを感じました。
先生は教える側の人間としても素晴らしい人です。なぜかというと、とても説明がうまいからです。これは私個人の意見かもしれませんが、何かしら操作を行うときは、なぜこの操作が必要なのか、この操作をすることで何が起こるのか説明してほしいと思っています。先生は、人によっては細かすぎるところまで説明してくれるので、納得しながら操作することができます。私も先生のように、人に伝えられるようになりたいなと思いました。
② アルバイトの山田さん
私は普段、スーパーでバイトしており、学校の後に行くことが多いので大体夜です。夜の時間帯は、お客さんも少ないし、スタッフも少ないのでちょうど良いです。中でも、アルバイトの山田さんがとっても好きです。彼女は、主婦としては珍しく夜のシフトがメインです。そのため、大体一緒に仕事します。山田さんのどこが好きかと言うと、かなりさっぱりとした性格をしているところです。仕事上の話だけでなく、世間話もさっぱりしてます。言いたいことや聞きたいことをはっきり伝えてくれるので、こちらも気を使わなくてありがたいです。
また、私の働くスーパーはデパートの中にあるため、店の閉店作業後は職員専用出口まで遠回りする必要があります。私は、この時間が結構好きです。暗い店内にお客さんもスタッフもいない。照明が落ち、シャッターやカーテンが降りた店の間を縫いながら歩くのは、非日常感があります。それに、この微妙な時間に行われる、ちょっとした世間話が面白いです。先日は、どのスーパーのビニール袋が頑丈かと言う話をしました。私はまだ学生なので、考えつかないトピックスだし、主婦である山田さんだからこそ知るエピソードは聞いてて面白かったです。
番外編 母
うちの母は最近更年期なのか、よく喋るようになりました。特に、金融とホロコーストの話は、始まると終わりません。しかもひどいことに、長くおしゃべりしてしまうことを私のせいにしてきます。確かに私はお喋りが好きですが、ずっと話していたのは母です。心外。
しかし、母の考え方は面白いので、聞いていて飽きません。一つ問題点を挙げるとすれば、芯が強すぎるところです。我が家は、母の方針で地上波はNHKにか見ません。しかし、NHKは国営放送のため、プロパガンダの恐れがあるので、HuluでBBCも見ます。そのため、朝8時に朝ドラが始まるタイミングで、BBCに切り替わります。私は、春休みの間、大体8時ごろに起きていたので、三ヶ月間毎朝BBCを見ていました。おかげで、英語がだいぶ聞き取れるようになったし、世界情勢にも詳しくなりました。
いかがでしたか?
皆さんの周りにも素敵な大人、面白い大人がいたら教えてください。
それではまたいつか
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