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ミャンマーで「インターネットの仕組み」の資料を作って思ったこと

インターネットの仕組み、という資料を書いた

2020年11月頃に、長崎県立大学の岡田moaiさんから、

ねーねー、最近忙しい?
学生向けにインターネットの基盤についての講義をしようと思うんだけどドラフトの資料作らない?

というようなカジュアルなメッセージが飛んできた。

年末年始は時間があると思うので過去の資料の使い回しとかで良ければ作れるかなあ

というような返答をしちゃったおかげで、資料を作るはめになったよ。
ということで、作りたての資料をさらしておく。

この資料は、enPiTというところで、ブラッシュアップをしながら利用されるとは思うんだけど、まずは第一版ということで。

enPiTは、学部生を主にターゲットとするICTに関する教育プログラムを提供する事業体なんだけど、詳細はウェブサイトを見てくださいませ。

https://www.enpit.jp/

ベースとなった資料とか、言い訳とか

ほとんどは、DMMのときに若者向けの勉強会をしたときの資料を使い回している。
元ネタは退職ブログの真ん中辺にリンクをまとめておいたので、興味があれば見てくださいませ。

DNSについては、地雷が多すぎてDMMのときには説明しなかったので、今回仕方なくゼロから書いた。
でも真面目に説明しようとするとやっぱり地雷だらけなので、さらっと説明している。

電子メールについても、書いて、と言われてたので、書いたけど、今さら感がありすぎるので、プロトコルスタックの説明とかは省いている。
これも真面目に説明すると地雷しかないからねえ。

この資料をミャンマーで書いてて思ったこと

昨年10月頃から、お仕事でミャンマーに滞在している。
コロナの影響で物理的な移動が制限されてしまっててツライなあ、と思うことも結構あるんだけど、インターネットのおかげで、それほどさみしくもなく過ごせていた。

でも、2月1日にミャンマーで政変があり、SNSが繋がらなくなり、インターネット接続自体も時々止められたりする事態になってしまったのよね。

- インターネットがないと本当に困る
- インターネットは簡単に止められてしまう脆弱性がある

ということを実感した。

資料を作りながら、簡単には止まらない、信頼性をベースとした、人にとって嬉しい次のインフラ、を若者に作って欲しいなあ、と思ったよ。

まあ、おじさんも、若者に遊んでもらえるように頑張る。
今日も、若者に、え、まさか Among Us やったことないんですか、え、まさか?、と煽られたので勢いでアプリはインストールした。
7人揃えないといけないらしいので仲間募集。
桃鉄とかclubhouseとかで遊んでる場合じゃないと思うよ。

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