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好きなもの解説日記②〜THE BLUE HEARTS 人にやさしく〜

自分だけのオリジナルマナーがあったりします。

どういうことかというと、

・コピーしてる人の後ろに並ばない

とか

・車に人が乗ったときは知ってそうな曲をかける

とか

・お店で泣いている子どもがいたらできるだけ幸せそうな顔で見守る

とかです。

別にこれをしたところで感謝されたり、褒められたり、それに人知れず気づいた学園一の美少女と両片想いを繰り広げるなんてことはもちろんなく。

ただ自分の中で、よしってなるだけです。

自分は本当の優しさって見えないと思います。
(もちろん自分のことじゃないです)

優しさを与える上で、相手に気を遣わせないために、気付かれないように優しい行動をとるからです。

もちろんこれは、だから俺の優しいやつ気づいて!っていう話ではなく、
自分が気づいてない優しさそういえばめちゃくちゃあるんだろうな…っていう話です。

ここで誤解して欲しくないのは見える優しさは、見えない優しさの下位互換ではないということです。

それはまた別のジャンルの優しさっていうか、スマートな優しさです。もちろんされたらめちゃくちゃ嬉しいし、見える分きっと行動に勇気がいるものが多いと思います。

見えない優しさはその人の自信のなさや照れ屋な部分であったり不器用な部分からでてくるものなのかなって思うんです。

テーマが恥ずかしいのでここらへんにしますが、今日解説したい好きなものは自分の好きなバンドの1つ、THE BLUE HEARTSについてです。




好きなもの②
THE BLUEHEARTS
〜人にやさしく〜

子どもの頃に見たドラマの主題歌がこの曲。

もうドラマの内容も覚えてないんですが。
曲を聞いたことない人は一旦聞いてください。

やさしさだけじゃ 人は愛せないから
人にやさしく/THE BLUEHEARTS


特に好きな歌詞は曲の3番?くらいで流れるこ上の部分。

ここを大学生の頃に改めて聴いてみて
今ならわかるぅ〜!ってなりました。


暗い話になりますが
例えば、友だちが自殺を考えていることを自分にだけ相談してくれているとして、自分ならどうしますか?

きっと色々な答えがあると思うんですが、きっと多くの答えはその人に響くものではないと思うんです。

なぜならその人の自殺したいという欲求に対して、自殺して欲しくないという「否定」をしなければならないからです。

これはもちろん優しさであり愛なんですけども、その人の求めているものかどうかは難しいはずです。

その人はもちろん自殺が良くないこと、命が大切なことを分かっている上で、それをふまえてあなたを頼っていると考えられるからです。

例えで自殺を出しましたが、これ以外にも夢を諦める相談や、別れの相談、様々な場面でもこれに似た状況があると思います。

その時に「やさしさだけじゃ人は愛せない」な〜と強く感じます。

THE BLUE HEARTSはこの部分をどれほど悔しい想いをして書いて、歌ったのかを考えると、もうそれが一番優しすぎるよって抱きしめたくなるわけです。



最近になって優しさは知性なのかなって思うようになりました。

その人の求めていることを考えるには、その人自身さえ気づいてない求めているものを考えるには、経験や想像力を活かした知性が必要なのだろうなって思うんです。

もちろん見えない優しさに気づけるのも。

やさしさだけじゃだめだな〜って思うので少しでもマシになればと思い、本を読むようにしてます。



佐々木

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