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UE4に静岡の点群を読み込んでみた

unreal engine 4 に航空撮影された地形データを読み込ませてみました。

恐ろしくリアルです。

点群というネーミング

点群は英語で言うと、Point Cloudです。

ポイントクラウドというと、何だかお得な電子マネーのポイント制度のようです。

Point Cloudを点群と訳した人に感謝します。

ポイントクラウドだったら、検索もしづらいし、認識が浸透する際に誤解も生じてしまいそうです。

データ取り込みの流れ

静岡県様が点群データを無料公開していらっしゃいます。

航空レーザー測量(LP)という技術を使って撮影されたもので、一般人には作れない精密な計測データです。

https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/shizuoka-2019-pointcloud/resource/d5e98a7b-f15c-45b0-bf40-0287f5b1de68

(ダウンロードにはアカウント登録が必要です。)

ダウンロードしたZIPを展開すると、LAS形式のファイルが得られます。

UE4では、LiDAR Point Clound Supportというplug-inを有効にします。

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LASファイルをコンテンツブラウザにドラッグアンドドロップします。

コンテンツブラウザからレベルへドラッグアンドドロップします。

たったこれだけ、2回のドラッグアンドドロップで静岡県の一地形が取り込めます。

見てみましょう

山の地形、道路がよくわかります。

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渓谷と橋も立体的に再現されています。

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みんな大好き、道路も、カーブやセンターラインが再現されています。

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点群にコリジョンを付けたり、点群データ群を整列させたりもできるようです。

試しにコリジョンを付けてみたら、グレイマンで歩くことができました。

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