見出し画像

不思議すぎてするしかない感謝

今日は短めでいきます。

4月21日にリリースされているから、もうご存知の人も多いかもしれないが、U-zhaanとKAKATOによるアルバム「たのしみ」が超最高。とにかくユルくて楽しいグルーヴ。身近な平和の再発見。心開ける文化系ラップ。ある作家のブログを読んでこのアルバムの存在を知り、ここしばらくリピートリピート&ヘビロテしている。

私は、いかにも「つよつよ」な雰囲気の(精神的マッチョ感が強い)男性がやや苦手で、ラッパーってそういう「女」「ナンパ」「遊ぶ」みたいな男くさいイメージを堅固に持っていた。でもこの音楽の酩酊状態みたいな幸福感に包まれたゆるさに(だってギンビスやおでんについて歌っているのだ)、そんな印象はガラガラと瓦解していった。そして、なにもない日常までなんだか楽しく肯定する気持ちになれた。もっと早くこの世界観を知っていたのなら、私もいまごろリリックを軽快に紡いでいたに違いない。

でも、こんなこといくら文章で語ったってダメ。とにかく一聴の価値ありであります。できれば一曲でやめずに、アルバム通しで聞いて欲しい。そしたら、きっと私の気持ちをわかってくれると思うんだ。

今日はちょっとしたオススメの紹介でした。たまにはこういうのもいいでしょ。

いただいたサポートは、本の購入費に充てたいと思います。よろしくお願いいたします。