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黒人差別の映画初鑑賞感想

グリーンブックというタイトルを聞いたことがあったのと
この画像を見て見てみようかな~
と軽い気持ちで見始めた

黒人差別の映画は初めて見たかもしれない
実話をもとにして作られた映画だ
少し調べると真実と違う部分もあるようだけど
初心者の私にはとても観やすい映画だったと思う

あらすじは

白人のトニーは黒人に差別的な感情を持っていて
ある事情から黒人の天才ピアニストのドクター・シャーリーの運転手として働くこととなった

トニーはガサツな性格で暴力的な性格で
シャーリーは小綺麗で品のいい性格(?)で
シャーリーはアメリカ南部の差別が色濃い地域をピアノを中心としたトリオでツアーを回ることを決意し、用心棒兼運転手としてトニーを雇ったのだ


対象的なふたりが一緒に過ごしていくうちに、ぶつかり合いながらも徐々に打ち解けあっていく
様子がとてもとっても良かった

黒人差別の酷い話は聞いたことあったけど
今でもたまに見る酷いニュースを聞いて驚くこともあるけど
実際に映画として映像で見ると本当に悲しくなった
日本にいてなんにもなく暮らしている自分が不思議に思うほど……

この世はどうしたら差別が無くなるのだろう
少なくとも私は誰にでも優しく接したいと改めて思った
トニーがツアー中に、かつてのNYの友人と出会い
もっといい仕事を紹介してやると唆されていた時
シャーリーが引き止めるために話をすると
トニーが大丈夫、辞める気は無い
大きな酒場で用心棒をしていたからわかる
この世は少し複雑だ
と話したトニーがとても印象的だった

そしてこの映画でもっとも印象的なのは
演奏会場の使用人に
黒人専用のトイレ(ボロボロの外トイレ)
を使用しろとシャーリーが言われた時に
シャーリーが毅然とした態度で断り、白人と同じトイレを使えないなら30分離れているホテルのトイレを使うといって本当にそうしたシーンだ

話は違うかもしれないが
日本人は誰にでもヘコヘコしすぎな所があると思う
誇れるところは誇り、毅然として振る舞うことは自分を守ることにも繋がると思う
断る勇気を痛感した
人として当然の権利、仕事として当然の報酬、仕事の範囲外であれば断る勇気、
それを当然として毅然と提示できる人でありたいと思った


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