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生理用品の配布

生理用品マイスターささき

生理用品無料配布プロジェクトとして、生理用品を必要とする方へ生理用品をお届けしているが、このプロジェクトは本当に賛否両論ある。
よく言われる事は

■スマホ持ってるんだから生理用品買えるだろ
■数百円の物も買えない奴は無駄遣いしてる
■生理用品配布しても解決しないだろ
■子供なら児相にいけよ

①スマホは、今の時代無くてはならない必需品。
連絡が取れなければ働く事もできないし、子供であれば親がスマホを持たせるが「生理用品」は買ってくれない場合もある。働ける学生であれば、バイト代で格安スマホを払っている子もいる。

②数百円の物を買えない奴は無駄遣いしてる。
まず、生理による経血は人それぞれで、経血が多いと必然と変える回数やナプキンのサイズが大きくなったりす。ナプキンのサイズが大きくなればなるほど、個数は少なく値段も高くなる。
生理期間に、ナプキンの他に鎮痛剤も使う方や、そもそも産婦人科に通っている方もいるし、通わないといけないくらいの経血なのに行けない方も沢山いる。
それに、家族で生理がある人が多ければ、その分沢山買わなければならない。

③生理用品を配布しても解決にはならない。
これはずっと言われている事だが、まず生理用品が買えない・買ってもらえない事の背景には何らかの問題がある。
生理用品が買えない・買ってもらえない事を誰かに言えるかと言えば、言えない人の方が多いと思う。生理の話をする事はタブー視されていたから。
私も、初潮になった時に親には言えず、ずっと隠していた。それに、初潮になってお赤飯を炊かれるのが本当に嫌だった。私には兄が居るので、兄に知られるのも嫌だった。
ひとり親家庭で、シングルファザーだった場合、親も子も話せない家庭がある。その場合も、SNSで私達の事知ってもらったり、配布してある所で子供達に使ってほしい。
生理に困っていても、助けてほしいと声に出せない人達がいる事をまずは知ってほしい。
そして、必要とする人が生理用品を手に取り安心してもらって、相談する場所があると知ってもらって相談に繋げる事が大事だと思っている。

④児童相談所は子供からしてみたら「児童相談所」の言葉だけで怖い所なんじゃないか、親に知られたらどうしようと思って相談できない子供の方が多いと思うし、そもそもどうやって児童相談所と繋がれば良いのか分からないと思う。

………………

ネグレクトやモラハラされている人達は、人に頼ってしまうと更に状況が悪化してしまうのではないかと不安でいる事が多い。
相談できるなら、もう既存の相談窓口等で相談していると思う。
話にくい事だからこそ、継続して続けていかなければならないと思っています。

運営費寄付のお願い

一般社団法人JOYは皆様の寄付で運営しています。現在は、生理用品を小・中・高校のトイレに設置したり、誰でもこれる公共施設のトイレ(学生がいる場所)に設置しています。


生きづらさを抱える人達や誰かと話したい(繋がりたい)人達とは、公式LINEで24時間の相談を受け付けています。

まだ、設立して1年半の小さな団体なので、助成金等も無く、皆様の寄付のみで運営しております。
ボランティア期間をいれて約2年。ずっと赤字で運営しております。
少しでも長く継続出来るようにご支援をよろしくお願いします！

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