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人生二度目のカーリング体験でした

コンサドーレのカーリングチームが出来てから、事あるごとに体験会をと望んできたのですが、ここ数年はコロナで体験どころか試合の観戦すら出来ませんで。
それがこのたび、遂に、待望の体験会開催のアナウンス。参加費5千円は試合見るより高いわねって思ったけど気にしないで申し込みをした。

参加してみれば普段予約を取るのも大変などうぎんリンク貸し切り、お土産Tシャツと選手との交流会付きで実質無料だった。経験者はトップ選手に直接指導をもらい、私のような初心者はトップ選手のフォームの美しさに感嘆する。人類と虫くらい違うと思った。虫だよ私。

チームご挨拶。白シャツはSCの岩崎理事、黒シャツは河合SD

開始前に挨拶。今季からコーチに就任の敦賀さんは長野五輪リアタイ世代には忘れられない選手のひとり。漁師でもある敦賀さんは(常呂のホタテでしたっけ牡蠣でしたっけ…)朝の漁に出てから札幌に来たのだそう。すごいぞ!
そして受付役の女の子はタイからのインターンシップで、今日の体験会に一緒に参加するからよろしくと紹介があり、いつの間にそんなレベルの交流事業をと思った。岩崎理事「正直、ティーさんより日本語がうまいです」。

いかに向こう側のハウスが遠いか理解いただけると思う

暑い世界から真冬の温度のリンク内へ。
カーリングの氷はキンキンに凍っているけど見た目アクリル感がある。凸凹がいっぱい。触るとただしく氷(つめたい)。左足の靴カバーを取ると氷の上じゃなくても滑る手応えがあるので況や氷の上をや。右足とブラシでバランスを取って左足で前へスイーッと華麗に進 むわけがありません。5分で死ぬかと思った。二度目とはいえ最初の1回が何年も前だから何もかも忘れている。

凍った泡がみえる
石は重い

経験者グループと初心者グループに分かれて、経験者グループはシートの全面を使って普通にカーリングしていました。初心者グループは半分。正直半分の地点まで往復するのが無理なのである。氷の上をまず歩き(歩けない)、ストーンの投げ方を教えてもらい(投げられない)、スイープを教えてもらい(選手のそれはただしくカーリングで初心者のそれはやる気のない床掃除)、フロアカーリングと同様の規模のミニゲームを行いました。

私は大内くんのグループで教えてもらいました。「わかりますか…?」と実演してくれるのを「なるほど!」「わかりました!」「できるとは言ってません!」と答えるおばちゃん達。いや実際実演で見せてもらって、ああやればいいんだなってわかるんですけど自分でやろうとすると感動的なレベルで動かない。初めてカーリングやるというグループの最年少くんが一番上手だった。

しかしサポ仲間でカーリングをやってる人は多く、それも還暦を過ぎてから始めるような人達も少なくない。いくつになっても楽しめるというのは実際すごいことだなと。五輪で盛り上がるスポーツってだけじゃなくって「自分でやっても楽しいスポーツ」という広がりを見せていけばいいのになって思った。そのためにはもっとリンクが必要で、美香保の次が待たれる。

体験会の後には抽選会と交流会。Tシャツをもらいました!
オールドカーリングファンのアイドル敦賀コーチ
今シーズンが楽しみすぎです

試合を見るときは選手の人達の動きを当然のように見ていたけど、実際に自分でやってみると「スイープで出る音が違いすぎる」「私達何も音がしない」「速さの次元が違う」「これを試合中に何度やるのだ…?」「しかも試合を一日に2回とか…?」「いや無理では…?」と、選手の方々への畏敬の念が弥高まるばかりでした。

今回まったく初めてという友人もおりましたがやはり「体幹…」と言っていました。そしてそんな初心者でも、勝ちを狙って難しいショットを決めたいと口だけは立派なことを言えてしまうのもカーリングの面白いところだなあと。まもなく北海道ツアーも始まりますし、覚えた氷の感触で更に今季も楽しめそうです。

カーリング後は5日ぶりの串鳥へ。
お店の前で写真撮ってたら「サポーターの方ですか」とお店の人に声をかけられた。試合の日じゃないのにサポと見てフレンドリーに声かけてくれる月寒中央のお店推せる。

こまちんとひろむくんが来店されたそうです 月コンの取材かな?

店内はちょうどドームでやってたラグビー帰りの人達が結構いらして、好きなスポーツのジャージ来て呑んでる姿はいいものだなとなんかちょっと思った。もっとカーリングファンらしい格好もしたい、Tシャツ自分で作ろうかなー。


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