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病院食レポ 5日目夜

どうもこんにちは。インターネットで練り物をする傍ら、歌をうたっております、笹かにかまと申します。2022/5/24より10日間、突発性難聴で入院してまいりました。

最近バタついてて、かなり更新が空いてしまいました、、スイヤセンネ

5/28現在、入院5日目の夜です。

寝た!!今日は一日中微熱で、お昼寝を満喫するデーだった。

病室外の共有スペースで、大きな窓から外の景色を椅子に座って眺めるなどもした。面白いものが見れたわけではないけど、治療という意味ではかなりいい体験だったんじゃないかな。

5/28 夜

ご飯

鮭の香草焼き〜蒸かした馬鈴薯を添えて〜

味噌ダレダクダク蒸し茄子

白菜と人参と鰹節の和え物

バナナ


白菜と人参と鰹節の和え物

おいしさ

★★★★★

謎度

★☆☆☆☆

無味度

★★★☆☆

おっ!!!?おいしい!!
白菜なのに!!!漬物系なのに美味しい?!?!


待って、、、俺、感動してます…

やればできんじゃん…😭


今まで、茹でただけの野菜に鰹節を混ぜた「お浸し」を出されたり、吐き気を催すほどの甘いりんご酢みたいなものをドバドバかけた「漬物」を食わされ続けて来ましたが、ついにまともな野菜の前菜に辿り着いたよ…!!!ありがとうシェフ!!!グッジョブだ!!


ちゃんとね、鰹節を混ぜただけじゃなくて、うっすらと醤油系の出汁で味をまとめてくれてて、めちゃくちゃ美味しいよ。腕を上げたね。


もう今俺、シェフと心が通じあってんじゃないかな?なあそうだと思わないか?


味噌ダレダクダク蒸し茄子

おいしさ

★★★★☆

謎度

★★★★☆

無味度

★★☆☆☆

ハーーー???(°〜°)??


なんだろうな…茄子を覆い尽くす土石流みたいな味噌ダレはおいしい。すごくおいしい。でもメインの茄子がなんの味もしねぇわ青くせぇわで相当不味い。まあ、それでも、これを水風船だと思って食べたら美味しい方かも。食感のいい、辛うじてゴム臭のしない水風船。


シェフと分かり合えた気がしたんだけどな…おかしいな……🤔

やるか?決闘。


ご飯

おいしさ

★★★★★

謎度

☆☆☆☆☆

無味度

★★★☆☆

マジで俺白米とはいつでも分かり合える。実の弟より信頼おいてる。


鮭の香草焼き〜蒸かした馬鈴薯を添えて〜

おいしさ

★★★★☆

謎度

★★☆☆☆

無味度

★★☆☆☆

ハイみんな!!!

気をつけて!!!!!

鮭だよッッッ!!!!!


鮭は病院食の中で最もメシマズの可能性を秘めた危険な魚。そのくせ、病院食ダービーおかず部門でトップを争う出場回数を見せる正真正銘の雑魚。引退しろ。


第一レース滑走前から既に気を引き締め、これからだだ下がりしていくであろうおいしさメーターを固く見守りながら口に含んだ一口目!!


パサパサとした身から繰り出される破滅の炎が、笹かにかまのおいしさメーターのゲージを落として…落として…!!?いかない?!!!


一体どういうことだ?!

耐えている!!!鮭が耐えています!!!


一緒に焼かれているハーブがめちゃくちゃいい仕事をしていて、病院食のマズい鮭独特の臭みを完璧に押さえ込んでいる?!!天才だ!!


病院食ダービー、誰にも手をつけられず何人もの患者を再入院送りにさせてきた暴れ馬ならぬ暴れ鮭、ここに来て、それを乗りこなす香草焼きという新たな騎手を迎え入れました!!!


付け合せの蒸かした芋も嬉しそうに柔らかなバターの香りを漂わせています‼️😂


・・・これは一体、どういうことなんでしょうか解説の日下さん。


日下「はい…こちら、病院食のクソマズ鮭は、その圧倒的な 身の臭み によって 白米とのコラボレーション という、おかずとしての存在意義を蔑ろにし続けてきました。

しかしながら、 香草焼き という調理手段を用いたことにより、鮭の抱えていた最大の欠点が補完され、元からあった バターの風味 を引き立てるという、二重のおいしい相乗効果が、生まれちゃってるんです☆」


そうですかぁ〜(無知)

やっぱり、病院側も僕らの期待に応えて、少しずつ、進化を続けてきている、ということなのでしょうか?


日下「いや、単純に今日のかにかま氏の食事ガチャが上振れてるだけだと思うんで、あんまり期待しすぎると後で絶望するのでは??」


あぁ、こういう時に調子乗って欲出した瞬間、ガチャって溶けるの一瞬ですもんね…(遠い目)


日下「ですですww」


バナナ

おいしさ

★★★★★

謎度

★☆☆☆☆

無味度

★★☆☆☆

あまーくてつめたーいバナナ

黒くない房をしっかり冷やして出してくれる。一回冷凍されてるのかな?なんか絶妙にみずみずしさがあるんだよね…お前もそう思うよなァ?ハム太郎🐹(ヘケェ)


備考
びっくりした。あまりに料理の工夫レベルが上がってて思わず解説担当を呼んでしまった。俺の脳内のイマジナリーひのしたと会話してるだけで20分は暇潰せる。

病院食レポシリーズの記事はこちらのマガジンにまとめておきます

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