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2020.05.15 晴後曇 15°/24° 大丈夫。成長してる。

明日の天気は雨予報。やっぱり畑で野良作業をしたい気持ちはあるけれど。私も畑の作物たちもひと雨浴びてひんやり癒しの時間となりそうです。

今日のカバーは里いもニョッキです。

種を播いてからというのも、芽が土の中から出てくるまではなんども播いた場所を確認するんですよね。

「芽が出てないかなぁ〜。」出ていなければ
「あ〜そうだよね。まだ出ていないよね。」って、また次の日。

次の日も「出てないかなぁ」ってワクワクした気持ちで確認するけれど
「あ〜。まだ出てないかぁ。昨日の今日じゃ出てないよ」って

毎日、毎朝この繰り返しで・・・

っていうのが、またいいのですよね。待ち遠しい感じがいい。

この里いもさんはいい感じに待ったといいますか、いい感じのタイミングでニョキッと芽が出てきてる。なかなか出てこないなぁって痺れを切らし始めたタイミングで出てきてる。しっかり土の表面をみてあげないとニョキッと出てきているかわからないよ!ってくらい、控えめに芽を出してる。

なかなか出てこない子たちも、辛抱強く待っていれば出てきてくれる。それは私が手をかけたからではなくって、それぞれの作物たちが自分のタイミングで出てきてるんです。きっと。

タネを播いて、次の日に芽が出てたら。おお〜すげ〜こんな早くに芽がでるなんて、すごいよねぇ・・・で、おしまいですものね。全然面白くない。と私は思うので、もしかすると種を蒔くということは待つ楽しみを与えてくれるのかもしれません。思い通りにならないのがいいといいますか。

今日だって、やっぱりズッキーニはウリハムシの大群に葉っぱを食害されていて、なんだよ〜って思うけれど。それがあるから、いつも頭はズッキーニのことでいっぱい。まるで私を惹きつけているような。

と、何でもかんでもうまくいかないところに楽しみがあるようにも感じたり。もちろん私は趣味の畑だからということもあるけれど。

いろいろな面で畑で作業をするなかで、人間様の力で多少なりとも作物の成長に影響を与えることはできるかもしれませんが、結局は自分の力で大きくなっている。たまたま最近仏教の世界に触れることがあって、他力と自力の話を聞いていて、なんだか通じる部分もあるようなないような。というか、頭の中にその話が残っているので、私の中で共通点を見つけようとしているのか。勝手に私は面白がっている。

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ライムホルンの一番花

初期に植えた甘とうたちの成長が著しいのです。一番花が咲いたら、それは一番果になるということ。そろそろ実がつくならば、仕立て方を決めなければいけません。私は数年まえに見かけた仕立て方で三本仕立てにしがち。主軸に加えて、一番花の下の脇目を二本伸ばす仕立て方。今年も同じようにやってみようか・・・他の仕立て方も数あれど、いろいろ手を出すとうまくいかないことを知っているので頑なに同じ仕立て方。うまく行くといいなぁ。

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えんどうさんたちは収穫もりもり

今日の朝も収穫したけれど、今回は会社の後輩に。美味しく食べてくれていれば嬉しいけれど。自分で作った野菜はみな快く受け取ってくれるので嬉しい嬉しい。たくさんとれるからって言えば遠慮しがちなあの人もみんなが受け取ってくれる。料理人の方々が、お客様の美味しい顔や、おいしかったという声をいただくとやめられない。に近い感覚でしょうか。

冒頭に書いた通り、明日は雨模様。とりあえずお家で本を読みながら野菜の勉強をしたり、畑とは関係ない本を読んだり。雨読の時間。楽しみましょう。



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