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9月23日(月) 23°/31° 週末は台風がやってきます。

台風の後。夕暮れの太陽の光が鮮やかなオレンジ色に染まる様子をみると、なんだか哀愁を感じます。「哀愁」は、秋の心が入っている。関係があるのでしょうか。

今日のカバーは長黄金蜘蛛さんです。

台風のあとは、だいぶゆさゆさといんげん様が揺られてしまったようで、実がつくはずの雌花がキレイに散ってしまって、かすかに残ったいんげん様をみて、よく頑張ったなぁと。

しかしまあ、ここのところ何かしら台風の影響で週末は荒れていることが多い気がします。何でしょうか。私に畑仕事をやらせないつもりでしょうか。畑を潤す雨はありがたいですが、私の貴重な畑仕事をする時間を奪われてしまうと、テンションが下がります。


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いんげん様のネットの上に潜んでいました

いんげんのネットを掛けている、支柱が強風に煽られて補強が必要だなぁと思って、麻ひもと支柱で補強を施して残った雌花をチェックしていたら、鮮やかな蜘蛛さんがおられました。どうやら調べてみるとナガコガネグモという名前みたいです。調べてみると蜘蛛って昆虫じゃないのね。って思ってなんでだっけ?って考えたら、ああ。足が六本あるのが昆虫の定義だった思い出して、節足動物だったなぁって思い出して。またまた調べてみると、蜘蛛は昆虫じゃないけど、虫なんですよねって。調べているうちにあっという間に30分くらい過ぎているからあら不思議よねって。私は知らぬ間に蜘蛛の巣に引っかかっていたみたい。


って、どうでもいい話なのですが、蜘蛛さんは畑では心づよい味方。益虫さんなんです。時々支柱と支柱の間で作業をしているとお顔にもろに蜘蛛の巣が引っかかって、おわっ!ってひとりのけぞっていたものですが、農家の経験がそうさせたのか、普通に蜘蛛の巣に引っかかっても、過敏に反応しなくなりました。人間がかかるくらいだから、獲物となる虫さんも容易に引っかかるのでしょうか。とりあえず、作物を食害する虫さんをたくさん食べてあげてください。お願いします。


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ニラさん再生中

もともと畑に埋まっていたニラさんも、しっかりと移植をして肥料を上げてじっくりと株を充実させて来ました。春から数えて三回くらい根本の少し上をカットしては、生えての繰り返しでしたが、当初に比べるととっても株元が大きくなりました。今年は収穫はせずに、来年株分けをして畑の際に並べて抵触することを考えています。しっかり育ててあげれば冬を除いた季節でずっとニラが収穫できるはず。スーパーで買う必要もなくなります。



「作物を作っている人は、豊かだなって感じるんだ」


毎朝、畑仕事のあとに仕事に向かうのですが、いつも私は会社の門をあける役割を担っておりまして。基本は一番に出社をしているのです。しかし会社はセキュリティーロックがかかっているので、カードキーを持った方が来ないと会社の屋内には入れません。それまでの間は早く出社する上役とお話をしているのです。

その中での一言。

親類に農業を営まれている方がいらっしゃるようで、そういった方と接する中でそう感じたそう。いろいろな意味が込められているようにも見えてなんだかいろいろ考えてしまったのだけれど。


やっぱりそこには農業をやっている人の心持ちに理由があるのかなって思います。

労働の対価としてお金をいただくわけですが、そのお金の中から生存するための食料品を買う。しかし自分である程度食べるものを生産することがで来ていれば、とりあえずは食で困ることはなさそうですし、なによりも栄養価高いうちに野菜を食べることができる。最近読んだ記事で、日本の貧困層は糖尿病になるっていうんです。炭水化物をたくさん摂取することにつながるから。安価でお腹を満たせるからって。自分は衣食住の中では食の比重が高いのですが。やはり食費は削りやすいということでしょうか。

と、脱線してしまいました。

とりあえず、何度か言っていることですが、土の上に足をつけて立っているだけで、地球とダイレクトに触れることができます(靴と靴下を介しているけれど)それが何より地球からのエネルギーを貰うことができる気がしてなりません。


私の無駄な元気もそこから来ているのかも。


今週はマルチ引いて、玉ねぎをガッツリ蒔くぞ〜。


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