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九州親父とSBホークス

一家揃って、ソフトバンクホークスを応援している。

私が小4の頃には、すでにホークスを応援していた。
(当時はダイエーホークスだったが。)
朝から新聞のスポーツ欄は、欠かさずチェックしていたし(私が)、
1999年の日本シリーズの秋山のファインプレーのことは多分一生忘れないし、
2000年には号泣して、日本シリーズ敗戦を悔しがった。
藤井将雄のことも、ずっと覚えているし、
当時は「なぜ彼のような人間が死んで、私は生きているのだろう?」と
思っていた(本気で)。

途中、興味の薄れた時期こそあれど、
そのくらいは長く応援しているのである。

父は南海時代から応援していると言うので、
私より長くファンをしているのだが(オジサンだからね)、
九州の男だからだろうか、
TVを見ながらの野次が半端ないのである。

先日は、柳田を見て「コイツが打ったところ見たことない」とキレ散らかしていた。
そんなの嘘八百すぎる。
柳田で打ってないのなら、誰も打ってないレベルである。
父はこれまで何を見てきたのだろう?
パラレルワールドのホークス?
鷹の柄のヘルメットの?
卵を投げつけられた?

いや、パルプンテな鳥越だって打つときは打っている。(ちなみに筆者は鳥越が大好きである。)
柳田が打ってないはずないのである。

ふと学生時代を思い出した。
後輩が教授に、「なんでオジサンはひいきのチームが負けると怒るんですか?」と
聞いていたことを。
ちょっと待て教授に何聞いてるのんと思ったが、
温厚な教授は「熱くなっちゃうんよねぇ〜」とゆるく回答してくださった。
教授も九州男児であったが、非常にダンディーであった。

我が家の九州男児がダンディーでないことはとても残念だが、
意味不明な野次を聞かなくて済むように、
SBホークスには頑張って欲しいと思う。

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