見出し画像

黄色いマスクの女の子

朝から見るテレビは、だいたいEテレである。

子育て世代から、絶大な信頼を得ていると思う。
我が家でも、「からだダンダン」のBlu-rayを購入したくらいだ。
(ちなみに、子は「からだダンダン」はノリノリで聴くが、
他の曲は聞いたことなかったため、
口を尖らせてぶーっとした顔で別の遊びをしていることが多い。
慣れてね!)

さて、ある朝、「みいつけた!」の中で流れていた曲。
「わーわーわー」という曲。

モグラ?の男の子が、嘘をついてしまって自己嫌悪に陥る歌である。
恥ずかしい過去は「わーわーわー」とでも言って、リセットしたいよな。
わかる。

しかし、突如として現れる「黄色いマスクの女の子」。
どしたどした!
しかも、突然のカミングアウト、僕は黄色いマスクの女の子のことが好きなのである。
ちなみにちょっとませた女の子設定なのか、
彼女をおうちに誘った際に「行けたら行く」と言われたものの、
とうとう彼女がおうちに来ることはなかったのだ…。
それは、「わーわーわー」と言いたくなるぜよ。

アニメーションでは、イモムシがおさげして、黄色いマスクをはめているが、
なぜイモムシにしようとしたのかもよくわからないし、
世相に合わせてマスクまでさせてしまうのがすごい(なぜ黄色いよ)。

なんともトリッキーだと思ったが、作詞者を見たら納得した。
宮藤官九郎氏であった。


対象年齢の子どもたちにはまだわからないかもしれない、
人生の黒歴史に対する何とも言えない、
こう…穴があったら入りたくなっちゃうような気持ち…(お、だからモグラなのか?)、
いたたまれなくも頭から離れないキャッチーさに
感心するのであった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?