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ピンク好きのちょっとした苦悩(過去の話)




上記のnoteの ”ぶりっこの呪い” にとても覚えがあるので、引用noteを書きます。


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私はピンクが大好きです。
今も周りを見渡すと、ペンケース・手帳・シャーペン・パソコン・スマホケース……
小物と呼ばれるものはほぼピンクです。


私のピンク好きは小さい頃からでした。
例えば、プリキュアごっこや戦隊ヒーローごっこをやるときはたいていピンク担当をしていました。

当時からなんとなく「ピンク色が好きなのは、ぶりっこ」というような雰囲気はありましたが、まだ人のことを気にするような年齢ではなかったので、気にしていませんでした。



しかし、小学校高学年ぐらいになると、「ぶりっこの呪い」が気になるようになりました。
ぶりっこのレッテルは貼られたくない、でもピンクは手放したくない……
そこで私は「服は様々な色、小物はピンク作戦」をとることにしました。

結果は大成功!この作戦、意外と有効でした。
まぁ、服装ピンクの子が同じ学年にいたので、私のピンク好きは目立たなかったという要因も考えられますが……


しかし、中学校に上がると全員制服になり、服装でごまかす作戦が通用しなくなりました。
また、何を思ったのか通学用のリュックサックをピンク色にしてしまい、ピンク好きをアピールする結果になってしまいました。

「莎々ってピンク好きだよね」とはじめて友達に指摘されたときはとても焦りました。
私がピンク好きであることは恥ずかしいことだと思っていたからです。
ぶりっこまではいかなくとも、ピンクはかわいいイメージが強いです。
私はそういう雰囲気ではなく、「ピシッ、カチッ」としたクールな感じです。(たぶん)
そんな私がピンク好きであることは「キャラが違う」
だから、ピンク好きとバレることは恥ずかしいと思っていました。

友達に指摘されたとき、「そうかな~?」と苦し紛れにごまかしてみましたが、持ち物の大半がピンクなわけで、バレバレでした。
このことで少しいじられはしましたが、大したスクープでもなかったため、クラスや学年全体に広がることはありませんでした。



高校に上がると、「ぶりっこの呪い」自体消滅しており、私も開き直って堂々とピンクのものを持つようになりました。



「ぶりっこの呪い」を通して感じることは小学生から中学生までお年頃だったんだなということです。
多感な時期は自分が周りからどう思われるかをすごく気にしますが、ぶっちゃけ自意識過剰です。そんなに他人は自分を見ていません。

また、当時レッテルを貼られたら、この先の人生が終わるように思えていましたが、まったくの嘘です。
多感な時期は学校が世界のすべてだと感じがちですが、全然そんなことはありません。学校なんてちっぽけな世界です。


呪いなんて気にすることはありません。

好きな色を堂々と身に着けて、持っていけばいいのです!



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