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529終わりどころが決めどころ

世の中には、大きな声で話す人もいれば、電話口でめちゃくちゃ囁くように話す人もいる。急にスイッチが入って止まらなくなる人もいれば、まったく会話が弾まない人もいる。

そんな中でもまた困るのが、話が終わったかどうか分からない人だ。そもそも、話もぬるっと始まる。「この本こないだ読んだんだけど、まあまあ面白くて、読んでみるー?」という、始まりと終わりがわかりやすい人はいい。

でも、「いやー、これなぁ、まぁまぁ面白いんだけど。家族も読んで。」みたいに、独り言のようで、どこから会話が始まったのかわからない。でも、確実に私に話しかけてるっぽい。そこで、一応反応すると、プラプラと歩いて離れながら、返答してくる。しばらく沈黙が続いたため、終わったかと思うと、「あと、〇〇って本も読んだんだけど‥」と始まる。

あなたの句読点はの間隔は、どんだけ長いのだ!

そんなときは、用もなく席を離れ、物理的な沈黙の間隔を作り出す。ああ、会話って難しいな。

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