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Shopify OS2.0のポイントをご紹介!

こんにちは!SAS Shopifyチームです。
Shopifyお役立ち情報と称して、Shopifyについての解説記事を定期的に更新しています!

先日(1/28)、公式無料テーマに待望の3つの新テーマがリリースされました!
今回追加された3つのテーマはOnline Store2.0(以下OS2.0)対応となっています。

先行リリースされていた無料テーマ「Dawn」と合わせると、OS2.0対応の無料テーマは全部で4つになり、いよいよOS2.0への切り替えが本格化してきているようです。

そこで今回の記事では、OS2.0のアップデート内容の中でも特に利便性が上がったと感じる点をピックアップしてご紹介します!


◆OS2.0 3つのポイント

・ノーコード開発の幅が広がる「Sections Everywhere
・商品に固有の情報を追加できる「メタフィールド
テーマとアプリの構造が分離、アプリ干渉による不具合削減


◆Sections Everywhere

まずは、ノーコード開発の幅が広がる「Sections Everywhere」についてご紹介します。

これまでのOS1.0のテーマでは、トップページ以外のページ(商品ページやカスタマイズページ等)にセクションを追加することができなかったため、これらのページを構築する際は直接コード編集をするか、ページビルダーアプリを使用する必要がありました。

しかしSections Everywhereの実装により、トップページ以外のページでもセクション追加が可能となります。
ノーコードで自由にページ内の要素を編集できるので、カスタマイズの柔軟性が飛躍的にアップしました!

これまでオリジナリティの出しにくかった商品ページやコレクションページをカスタマイズして、ぜひ他サイトとの差別化を図ってみてくださいね。

商品ページでのセクション追加例


◆メタフィールド

2つ目のポイントは「メタフィールド」です。

メタフィールドとは、商品、顧客、注文などのオブジェクトに固有の情報を追加できる機能のことです。
デフォルトの商品登録でも商品名や商品説明、販売元、商品タイプなどいくつかの要素は設定できますが、これまではそれ以上の情報を付与することができませんでした。

OS2.0のアップデートにより、Shopifyの管理画面上から簡単にメタフィールドを設定することが可能になります。
例えば、商品毎に送料有無の情報が切り替えられるようになったり、コレクションページでの商品絞り込み機能をより柔軟にカスタマイズできるようになります。

後者のコレクションページでの絞り込みについて、これまでのOS1.0では設定された商品タグで検索をかけることはできましたが、それ以上の細かい機能を実現するにはアプリの導入が必要でした。
それがOS2.0対応のテーマになると、サイズやカラー、商品独自のカテゴライズに則した絞り込みも自由に実現できます!

メタフィールドを活用した絞り込み機能の例

もちろん絞り込み機能以外にもメタフィールドの利用用途は沢山あるので、気になる方はいろいろ試してみてくださいね。


◆テーマとアプリの分離

最後にポイントとして挙げられるのがテーマとアプリ構造の分離です。
これまではアプリを導入する際には、テーマの Liquid ファイル内の表示・実行位置に直接記述を行う必要がありました。
しかしこれにより、アプリ同士が干渉した時に動作不良を起こしたり、アプリをアンインストールしても影響が残ってしまうことが危惧されていました。

テーマとアプリの構造が分かれることで、テーマのコードが直接改変されることがなくなり、予期せぬ不具合やアプリ同士の干渉を防ぐことにも繋がります。
アプリ導入の敷居が低くなるのも有難いですね!


◆まとめ

以上がOS2.0でアップデートされた注目すべきポイントになります。
カスタマイズ性がさらに高まり、ノーコードでもオリジナリティの高いサイト構築がしやすくなっています。
Shopifyの更新ペースは目まぐるしいので、今後の展開にも期待したいところです!

以上、OS2.0対応のポイントについてのご紹介でした。



終わりに

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