誰とは言わない

目的があって、それを成し遂げようとすれば頭を使う必要がある。
当たり前の事を当たり前のようにするなら、頭を使う必要はない。

目的を成し遂げる為には、その目的が真っ当な方法では成し遂げられないから頭を使う必要がある。他人に卑怯と言われる事を選択する人もいる。

真っ当でない事を成し遂げる為には頭を使う必要がある。

金持ちになりたい、その為に有名になりたい、格闘評論家で有名になりたい、そのためには有名選手や元有名選手、有名団体社長に気に入られたい。

現実世界に当てはめてみよう。
現在の格闘技界で最も有力なのはどこの誰だろう?
BreakingDown、社長の朝倉未来や溝口氏。
RIZIN、榊原社長。
選手や元選手となると、青木真也、平本蓮、金原正徳、細川バレンタインあたりが話題になる。

彼らとビジネス的に絡むのは当然の事。
特に頭を使う必要はない。

ここから先が頭を使うところ。

有力者に絡む他にやる事がある。
「サクラ」の使用。やらせとも言う。
ビジネスで何かを言うなら手段を選ぶ必要はない。
成功するかしないかだけ。

「サクラ」を当然使用する。
問題はその使い方が上手いか下手か。
マネージャーや会社が肯定的なコメントを瞬時に付ける。
チャットで嘘の投げ銭、助け合いを展開する。
否定的な意見を排除し、肯定的なコメントで溢れさせる。
催眠術と同じ。黒を白にする。
ビジネスだから。

テレビやラジオからは毎日、
「コレ、うっま!!!」
「え、ホントに?」
「飲んでみなよ」
「ホントだ!!!うっま!!!」
なんてやらせが山程流れてくる。

ネットの世界、You Tube動画などでも多くがやらせで、
それが上手な人が人気者となっている。
如何に上手に嘘をつくか
それが金持ちになる条件。

嘘が上手くてビジネスを成功させた者に
また嘘つきが群がる。そんな構図の社会。
そりゃ精神病が増える。
信じられなくなる。
この世界に勝者がいない事を知らない者は当然のように病む。

楽しみを苦しみに変えてなんぼの世界。
苦しみに耐えて努力せよ。
その先にしか成功は無い。
と。

それが成功なのかどうかはあなたが決める。
戦争だってビジネスだからな。

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