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2018年ロシアあいまい旅行記 1日目

■出発まで

2018年7月10日(火)成田から10:45の便で出発。
ちょっと成田空港のトラベラーズファクトリー(https://www.travelers-factory.com/narita-airport/nrt-products/)行きたくて、第一ターミナルに寄ってからJAL国際便の第二ターミナルに移動。

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ちょっと憧れだったレギュラーサイズのトラベラーズノートを持って行く、というのをやってみました。
三つ折りにしたA4用紙や、チケット類、現地では使わない日本円などがしっかり収まるので使いこなしたら便利だと思うんですが、最終的に重いな、と置いて、中に入れていたチケットホルダーサイズのクリアファイルをバッグに入れて歩いてました。ノートに書き込みとかも結局全然しなかったし。
オシャレな旅、向いてない。

■機内

USB端子が使える!と感動しながら(前に乗ったエアロフロート、端子壊れてて到着先時点でちょっと充電心許なくてヒヤヒヤしたことがある)、スマホ充電したり映画観たりしながらモスクワまで10時間。
何かあったかは記憶にないけど、ご飯の写真は撮ってた。

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■入国

最大の難関、入国。
ビザは代行にお願いしたし、何度も記載内容確認したので大丈夫なはず……!と思いつつ、ここで不備発覚して一晩指定のホテルに軟禁、翌日強制退去、みたいな話もあるようなので、ビビりながら入国審査に並ぶ。
そして私の前に並んでいた赤ちゃん連れのご夫婦、奥さんがするっと通り、旦那さんが赤ちゃんを抱えて審査開始。
と、審査ブースから係員が出てきて、持っている書類の写真と赤ちゃんの写真をガチで見比べる。周りの並んでた人達も、え、そこまで厳重チェック?とドヨドヨするも、別の職員まで呼ばれてきて、しばらく話し合った末、別の部屋へ案内されていき、先に進んでしまっていた奥さんがめっちゃ慌てる状況を横目に、次、君ね、と交代した職員に呼ばれて私も入国手続き。
ここ、ここのホテル滞在します!列車これ、こういう移動!って必要あるかどうか分からない部分までアピールしたので、ハイハイって感じで通してくれた。
ご夫婦がどうなったか、ずっと気になってるけど不明です。
おそロシアの洗礼を早々に浴びた……。

■フリーSIMを手に……入れられなかった

とにかくロシア語が分からない。たぶんW杯で結構英語対応してくれるとは思うけど、そもそも私の英語力は義務教育終了程度。
最終的に頼れるのはそう、グーグル先生!
いや、本当にグーグルマップとグーグル翻訳ないとどうにもならない。
今のグーグル翻訳、メニューとか案内板をカメラに写すと、自動翻訳してくれます。ある程度はダウンロードしといて、オフラインでも使えるけど、オンラインでないと使えない機能もあるので、なるべく自由にネットに繋げられる状況にしておきたい。
インターネット、マジ生命線。

海外用Wi-Fiルーターのレンタルサービスもありますが、あれ、丸一日バッテリー持たないので、モバイルバッテリーをスマホ用以外にも用意して、となると重いし邪魔だし、ということで、現地でフリーSIMを手に入れることにします。
空港に現地のモバイルキャリアが出店みたいに出店してるから、好きなところでできます。
一ヶ月有効、データ量2-10GBくらいまで設定あって、1,000円~3,000円くらい。
国内でWi-Fiルーター借りてくよりめちゃくちゃ安い。

空港のお兄ちゃんは慣れてるので、はいはい、このプランでいいね?って確認したらさくさく設定してくれます。
そして言われました。
「君のスマホ、SIMロック解除されてない」
…………やらかした。

なんか、解除されてるつもりでいたんですよ。申請が必要なくなった、みたいな認識を勝手にしてた。(たぶん、少し数年前のDocomoの解禁情報を手続き不要と認識してた)
生命線絶たれた……!?と焦りつつ、空港のフリーWi-Fi使って解除方法調べる。
とりあえずDocomoに連絡するしかない。一応、ここの電話料金無料らしい、ということで大慌てで電話。
時差6時間あるので、繋がる!?と思ったけど、どうにか繋がったので、状況説明してSIMロック解除を依頼。
すぐには反映されないので翌日以降、現地のSIM入れてくださいと言われて、ひとまずフリーWi-Fi難民するしかない、と覚悟を決める。

あと、この時点で分かったこと。
ロシアはLINE繋がらない。(規制されてる)
えー、家族にはLINEで状況連絡するって伝えちゃったよ……。
メールで連絡するね、ととりあえず連絡入れたけど、後で調べてVPN接続アプリでどうにかしたらいいよ、って記事を参考に解決した。
ただ、これでぽこぽこTwitterしてたら、Twitter側に不審なアクセス扱いされて一瞬アカウント凍結食らったので、その後はLINE連絡入れるときだけVPNアプリ起動して対応した。


■ロシアの駅

当日寝台列車に乗って移動する予定だったので、そろそろ空港から移動しないとまずいってことで、空港からアエロエクスプレスに乗って移動。
赤い。
車内もなんかロシアっぽい。

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ドモジェドヴォ空港からパヴェレツキー駅まで所要時間45分。
MOCKBAでモスクワ。旅してるうちに慣れて、これがアルファベットのこの字なんだな、と読めるようになってくる。

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地下鉄駅構内。

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地下鉄駅構内(2回目)。
旧ソ連圏、なんかこういう美しくも共産圏、みたいな地下鉄たくさんあります。
ウズベキスタンのもいつか行ってみたい。

オクチャブリスカヤ駅で降りて、寝台列車に乗る!とは調べてきたけど、地下鉄駅と長距離の地上駅の関係性(名称が違う? 上野駅に複数路線が集合してる感じかも)が最後まで今ひとつ分からず、ちょっとウロウロしながら、駅員さんに確認しながらどうにか到着。
W杯なのもあってか、明らかに観光客なアジア人がスーツケース引いてウロウロしてると、みんな荷物持ってくれたり、道教えてくれたりする。
旅程通して、ロシアの人みんなめちゃくちゃフレンドリーで親切だった。

■SUSHI

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時刻表を確認して、よし、これに乗ればいい!と確認できて安心したところで、飲み物や何も食べられるものが無かった時用のクッキーとチョコをキヨスクで購入。
エナジードリンク飲めないので買わなかったけど、このフクロウの缶がかわいかった。

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ロシアはアイス美味しいよ、という情報も得ていたので、ことあるごとにこのスーパー系アイスも購入してみました。ミルク系が大体なんでも美味しかった。これはストロベリー。

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まだ時間に余裕があったので、Wi-Fiを求めてフリーWi-Fiの看板の出てたアジアンレストランに入る。
SUSHIって書いてあった。茄子らしいです。味は……よく分からなかったです。

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紅茶を無糖で飲めば良かろ、と頼んだらこれだった。

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欧米、なんか鉄瓶好きよね。葉っぱがそのまま入ってたので注ぐと茶葉がドボドボ出てきて面白かった。

■寝台列車

憧れの!シベリア鉄道……!!

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この各車両の入口にいるお姉さんに印刷した乗車チケットを見せるとチェックして乗せてくれる。パスポートも用意してたけど、確か要らなかった。

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通路は狭め。片側が窓、もう片側に各コンパートメント。
明るく見えるけど、この時点で21時くらい。現地は大体23時くらいに日没でした。
2等車両なので、4人部屋です。
既に人が入ってくつろいでたのでコンパートメントの写真なし。
お母さんと男の子の二人連れと、一人旅の若い男の人。母子は下段のベッド、私とお兄さんは上段。登り方が分からなくてとりあえず頑張ってよじ登ったけど、後ではしごが引き出せたことが判明した。

女性職員が来て、何か聞いてくるんだけど全く言葉が分からなくて困ってたら、朝ご飯の種類聞かれてるよ、とお兄さんが英語で説明してくれた。
ポリッジかパンケーキ、どっちがいい?と聞かれてパンケーキをお願いする。
諸々終わって発車、速攻で寝ます。

次は旅の最大目的、キジ島です。

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