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ワークシェアリング原理主義者の件

2019年6月辺りまで話を進めてきたが、これまでは私が捕捉出来る案件についてのみ綴ってきた。
しかし当時はまだライトな読者が道場に参加していた頃であった為に、内情を知って失望した人からの情報がこちらに届いていた。
そのことについては既にブログ記事にしているのだが、noteでも軽く触れてみようと思う。

私は2013年に道場メーリングリストから退出し、2015年以降は道場に参加することもなくなり、小林よしのりの出版物も購読を控えるようになり、2016年に完全に見限り、ネット配信のブロマガ小林よしのりライジングを買うのを辞めた。
それゆえに道場内部でどのようなことが行われているのかも既に把握していないし、もはや興味すらなかった。
しかし2018年8月に小林よしのりが私の妻に関するデマをネットの生配信で放言した事実を知り、それについての抗議のブログ記事を書いた。

仙台在住の元門弟がライジングコメント欄に投稿

当時、私は小林よしのりの主張に違和感を覚え、そのことを個人的にアメブロで指摘する記事を書いていたが、私は無名の一般人であり、ブログ記事も単なる個人的な感想の域を出るものではなかった。
私のブログに、アクセスしているのも私の知人ぐらいであった。

そんな個人的なブログをわざわざ見つけ出し、勝手にブチギレるのはまぁ全然構わない。
なんだったら名指しで批判記事を書いたって構わないし、百歩譲ってエアリプでの批判だって私は文句は言わない。
しかし、小林よしのりは批判記事を書いた私へ反論するのではなく、私の妻を狙い撃ちにし、信じられないデマを飛ばしたのである。

この体験から私は小林がこれまでゴー宣で描いてきた内容について改めて再検証する必要があると理解した。
それはボケ始めた近年からではなく、小林が30代の頃にスタートした宝島の連載から含めて検証する必要があるだろうと思い、それをやった。
そのことについてブログなどで説明していない。
検証の途中経過についてわざわざ得意げに公開してゆく必要はないだろう。
しかし、ブログ記事を読んだ小林シンパはこちらがどれだけ慎重かつ緻密に検証した上で公開出来る内容を取捨選択して書いているのか分からないようで、必死に揚げ足取りなどしてきて、それにいちいち反論する作業などもあった。

自分の経験からそれ以前に道場メーリングリストで迷走しているように見えた仙台在住の元門弟shinkimuさんの件は小林よしのりと時浦兼による悪質極まる工作活動であったのだろうと察することが出来た。
恥ずかしい話ではあるが、人はやはり自分の身に降りかかって初めて真相を知るものである。

それだけではなく、道場の最初期にいた沖縄在住の師範が排除された件や、東日本大震災の時にメーリングリスト内で顔写真を含む個人情報を晒された禿げ頭の門弟の奇行についてもおそらくは小林サイドが都合のよいように捏造したものだったのだろう。
なんだったら、教科書を作る会や薬害エイズ運動について描いたマンガの内容も一方的なものであったのだろうと疑う必要があるだろう。

2018年秋頃にも地方門下生としてメーリングリストに参加した女性が離脱した案件があった。
これについて私は当然ながら詳しく知らないし、もう5年以上前にゴー宣道場から離脱した方の話であるので、今更それを蒸し返すのは当人が望むものではないのかもしれない。
仙台在住のshinkimuさんや元中四国メンバーでライジングログという超絶便利なものをサクッと作ったデクさん(中四国門下生Bさん)は未だ道場ウォッチャーであり、連絡を取ろう思えば取れるのでお二方が体験した仕打ちについて蒸し返して良いかどうか了承を得ることが可能だが、今回取り上げるつもりでいる関西門下生の女性からはもう一切連絡がなく、果たして当時起きたことを蒸し返して良いものか迷いがある。

地方門下生として道場では新参者であった彼女は空気を読まず、自分の専門分野について小林よしのりが明らかに間違った認識を示していたので、小林が恥をかかないよう留意しながら、その誤りを指摘したという。
当時の小林のブログを以下に列記してみよう。

東京医大の入試減点事件で、「男女平等」を医療現場に徹底させていいのか?というテーマについて聞かれたので、しっかり語った。
「外国では女医が活躍できるシステムがある」という「出羽の守」について、それは間違いだと語った

https://www.gosen-dojo.com/blog/19284/

今朝の朝日新聞や東京新聞で、医学部の8割が男子合格率が高いのは、不自然だという記事を載せている。こんなことを追及して行って、新聞は責任をとれるのだろうか?
賄賂で金持ちのバカボンが合格するのも、体力的なハンディーが大きい女医が激増するのも、どっちも利用者からしたら不安しかない。

https://www.gosen-dojo.com/blog/19291/

そもそも女性医師を増やせば、地方や僻地に行きたがらないから、地方医療から崩れていくという。
働き方改革なんて絵空事だということがよく分かる。

https://www.gosen-dojo.com/blog/19345/

女医にとっては最高のシステムがある国では、利用者にとっては最悪のシステムの国ばかりである。
医者と患者の関係が、「信頼」や「情」で成り立つ日本の医療システムを崩壊させて、信頼の代わりに機械的・合理的に医者が働く「システム」を導入する、それが朝日新聞や東京新聞が望む医療システムである。
斎藤美奈子や、香山リカや、多くのリベラル左翼が、システムによって男女平等の医療システムをつくり、外科医にも女医を増やせと主張するが、それは利用者にとっては不便この上ないシステムになるだろう。
海外の事情を知らぬリベラル左翼は、日本は常に最悪であって、海外ではすでにユートピアが実現していると思っている。
男女平等など、次善の策に過ぎない。
優位に置く価値は、国民の命、しかも低所得層までが恩恵を受ける日本の医療制度だろう。
もちろんそれが現場の医者たちの過重な労働によって支えられていることに、国民は敬意を払い、現場の工夫で漸進的に改革していくしかないだろう。

https://www.gosen-dojo.com/blog/19381/

欧州の家庭医と、日本の町医者のレベルは圧倒的に違います。もちろん日本の町医者のレベルの方が高い。
欧州では医者が定刻通りに働いて、休むときには休むシステムができ上がっているから、女医も進出できるほど楽ですが、利用者が安心できるシステムではありません。

https://www.gosen-dojo.com/blog/19416/

わしの主張は、女医を増やすことを目的に、男女平等を絶対目標として、欧州の医療システムを導入することをやめてくれ!これに尽きる。
あんな医者は欧州にはいない。
まさに日本の「赤ひげ先生」だ。
合理的に患者を処理する欧州の医療システムなど要らない。
「赤ひげ先生」を守ったまま、医療現場の矛盾は解決していかねばならない。
男女平等なんか、大した価値ではない!

https://www.gosen-dojo.com/blog/19438/

医者は特に普段の欲求不満が相当溜まっているのだろう。この過重労働ではシステムを変えにゃもたないと言い出す。
そのシステムの変え方を欧州型にするのは止めろと言ってるのに、欧州型でもいいと言い出す奴がいる。医者ファーストにしろと。
患者がすぐ大学病院に行ったり、救急車を呼んだりするから医者は過重労働になるとか言い出す。
今までわしがかかった医者はみんな赤ひげ先生みたいな、立派な先生ばかりで、医者は尊敬していたのだが、今回、医者が文句ばっかり言って来るから、うんざりした。
医者も普通の労働者なんだろう。医者と患者の「信頼関係」なんて言ってたわしがアホだった。さっさとシステム重視で、変えてしまえ。医者ファーストにしろ。

https://www.gosen-dojo.com/blog/19444/

門下生の中に、「ワークシェアリング」という方法を簡単に受け入れている者がいることに驚いた。なんという奇特な人物だ。
「ワークシェアリング」とは、給料30万円を15万円にするということだ。20万円を10万円にすることだ。
それで我慢が出来るのか?生活できるのか?
よしりん企画では、誰もそれを望まない。
秘書に向かって、わしが「そんなに忙しいならもう一人秘書を雇おうか?」と言うと、「私の仕事が誰にでもできると思っているのか!?」と怒り出す。
我が社では、誰も自分を交換可能な部品とは思っていない。
「ワークシェアリング」を言う人間は、自分が交換可能な部品と思っているのだろう。
部品の値段を半分にして、部品の数量を2倍にしてくれと主張している。

メーリスで門下生に、よしりん企画は「仕事の属人化」が起こっている、かなり危険だ、組織としては致命傷だ、「やりがい、使命感」等の美辞麗句に騙されてはいけない、と罵倒されて、岸端も時浦も激怒状態です。

https://www.gosen-dojo.com/blog/19492/

「男女平等原理主義者」とか、「男系原理主義者」とか、「LGBT差別原理主義者」とか、とうとう「ワークシェアリング原理主義者」まで出て来ました。
その信念が単なる強情であり、意固地であり、頑迷固陋に過ぎないかもと、なぜ自分を相対化してみる視点が育たないのでしょうか?
あくまでも「ゴー宣道場」は「公論」の場です。
面子にこだわってたら「公論」なんか目指せない。

https://www.gosen-dojo.com/blog/19497/

さてはて、小林よしのりが批判相手の意見を一切載せずに1人で散々調子づいているが、道場メーリングリストで意見を述べた当人からは以下のような真相が述べられている。

道場設営自体、あれやこれやで結局1回しか参加できていないし、
その1回にしても、
新人らしく、ニコニコと愛想笑いを浮かべて
部屋の片隅で大人しく椅子並べていただけだったし、
ライジングに至っては結局最後まで購入すらしてないし……
(どうしてこうなった)。
私が道場を去った一番の理由は私が小林よしのりと逆の意見を表明して、
その論戦の中で小林の感覚があまりに世間とずれているのを痛感した為です。
「こんな世間との乖離が激しい人間の唱える改憲運動など、
誰も支持する筈がない。
憲法なんて一番民衆の生活の根底に関わってくる問題なのに。
9条問題で一時的に人の目を惹いても、
最後には必ず見捨てられるに決まってる」
と思ったからです。
そのうえの最上位シンパの彼に、
「メーリスに、『私の考えが間違っていた』と書いてくれ」
的な事を言われたので、
「断固断る!」
と言って、私はその場で道場を退会したのですが……、
ひょっとして、これが「道場の覇権争い」ってヤツかしら?
ちなみに、小林ったら土曜の朝っぱらからの大阪の彼に電話して、
「あいつは一体何なんだ。秘書が怒っている。謝らせろ」
と私に対して陰より圧をかけようとしたみたいです。
(そうファンサイト管理人の彼が言っていました!)
嫌な意見なら単純に無視すればいいのにね。
よく小林は道場を去った人達に対して「承認欲求が~」とか言いますが、
私はむしろ承認欲求のない人達こそが道場を去っていったのだと思っております。
どう考えても間違っていると思えない事について謝罪しなければいけない程、
かの御仁にしがみつきたいとは思いません。
小林に認めてもらわなくとも、私はどこででも生きていけます。
むしろいびつな承認欲求を持っているのは、
現在の設営隊の面々のほうです。
道場以外に認めてもらえる所が他にないから、
尊師が迷走しようが、コメントをアホ程削除されようが、
いつまでも門弟でいようとするのでしょう。
私ならあれだけコメント削除されたら、中指立ててとっとと辞めていますわ。
私が小林に異議を申し立てたのは、
正確には女医差別問題についてではなく、
それに連結してイボが2018年9月18日付けで発表したブログ
「赤ひげ先生を守れ!」についてです。
つまり医者の労務問題に対して、異議申し立てをしたんですね。
各企業の労務相談を請け負う会社に勤務している私としては、
小林の提起した医師の理想像は今の時代到底受け入れられるものではない。
医師とて人間なのだから、24時間働いていたらミスもする。
今はワークシェアリングという方法があるのだから、
1人の患者に対して2~3人のチーム体制を作り、
そのチームでもって24時間患者に対応にできる体制ににすればよいのではないか
という趣旨の文章を、地方のメーリスで発表したのです。
実際、小林のブログに対して
プロの医師たちから何人も抗議の声が上がりました。
それが、よっぽど気に障ったのでしょう。
2018年9月19日付けで発表された
「医師ファーストがお望みならそうしろ」
というブログを皮きりに、
怒りのブログを続々と上げました。
そして私にも、小林は
「ワークシェアリングに賛成する奇特な人」というブログで反論。
このブログにて、「ワークシェアリング」に対する、
素人独特の間違った知識が見られた為、
私は念のため
「特定社会保険労務士」の資格を持つ先輩に知識の確認をした後、
「違いますよ先生。ワークシェアリングってのは、
あくまで数ある働き方の一つに過ぎません。
先生の仰るように
『勤務時間も半分にするから、従来の給料も半分にする!』
なんて乱暴な事、
『労働者に対する不利益変更』として
労基法の手前簡単には出来ない事ですから安心して下さいね~。
むしろワーシェアすると、
もし自分に何かあった時、自分の代わりに誰かが仕事を引き継いでくれますし、
勤務時間が短ければ、女医だって出産後に現場に復帰しやすくなります。
逆に、『これは私の仕事!』といって、
会社側が頼んでもいないのに不必要に仕事を自分で抱え込む
『仕事の属人化』のほうが、
今は問題になっているんですよ。
秘書さんが言われている
『私の仕事が誰にでもできると思っているのか!?』
は、典型的な『仕事の属人化』です」
的な事をメーリスに投稿した所、
なんと翌日ファンサイト管理人の彼より私に入電。
「『仕事の属人化』というキーワードにイボと秘書が怒っている。メーリスで謝罪してくれ」
と言われてしまいました。
そして、私がファンサイト男に、
「間違ってもいないのに、謝罪などできない。もうこの電話をもって脱会する!」
と告げ電話を切った所、
翌日くそイボ野郎小林よしのりに
「信念という名の面子・意固地」
というブログを上げられてしまいました。
他の脱会者同様、お行儀よく黙って道場を去ろうとしたにも関わらず、
後ろから砂を思い切り掛けられたワケですね。
このブログにて「ワークシェアリング原理主義者」と銘打たれたのは、
他ならぬ私です。
ちなみにこの騒動の中で門下生のうち、
なんたら社長というHNの人より、
「医師の長時間労働問題なんて、本当にあるのかなあ。ただの甘えなんじゃねーの」
という趣旨の投稿がなされ、思わず私は呆れてしまいました。
新聞や他のネットニュースをチェックしていれば、
医師・看護師たちの過労死ニュースなんて山ほどあるというのに。
どうやら彼は、我々とは別の時間軸世界で生きておられるようです。
設営隊に加入した頃、
関西設営隊長(当時)の彼に執拗にライジング購入を薦められました。
「ライジング購入するまで僕は言い続けますよ」
とまで言われ、
実際彼と話す度に
「ライジング購入しましたか?」
と何度も言われ続けたのです。
今思うと完全に”お布施”強要ですね。

小林よしのりという人はおそらくずっとこのようなセコすぎる工作活動を続け、憧れの勝新や小林旭といった昭和の豪快役者のように自身を偽装しようとしていたのだろう。なんとも情けない話である。
まったく似合ってもいないドルガバの服を着るのもその虚栄心のなせるわざであり、安いシークレットシューズを履いているのもつまりはそういうことなのだと推察することが出来る。
かつて車の免許を持っていないのに、ベンツを購入したのもそういうことであり、やたら銀座に出かけたことをブログに書くのもさもありなん。
ちなみに車にも服にもグレードがあり、いわゆるピンキリであることぐらいは意識しておいた方が良い。
ドルガバの服もベンツの車種もすでにランクは調査済みであることを申し添えておこう。

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