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高校野球の低反発バットを使ってみて感想

おはようございます!
吉本興業のサルインです!

2024年の春の甲子園から
高校野球で使える金属バットのルールが変わりましたね!

いわゆる【飛ばないバット】ですが
実際どうなんでしょうか?

まずどこがどう変わったのかをみていきましょう!


①最大径が67mmから64mm
②打球部の肉厚が3mmから4mm

つまりバットが細くなり内部の金属の厚みが増したということです!

金属の厚みが増したほうが打球が飛びそうな気もしますが…違うらしいです!

金属バットといえど
バットにボールが当たった瞬間はトランポリンのようにバットがたわんで
ビヨヨーンとボールを飛ばすらしいです!

これをトランポリン効果と呼びます。

今回、バットの厚みが増した分
トランポリンのビヨヨーンが減るので飛ばなくなるんだそう!

芯に当たれば今まで通り飛ぶが
少しでも芯を外すとめっちゃ打球が死ぬらしい!
(中には芯を食っても5%くらい打球が伸びないという記述も)

このバットが導入されることで
ピッチャー返しで怪我をする確率が減って
投高打低になって投手と肩肘の消耗を減らせる

などの意図があるらしい!

では春の甲子園でどれくらいバットの影響が見られたのか!?

過去10年のホームラン数で比較しましょう!

2014年 13本   2015年 17本
2016年 16本   2017年 23本
2018年 20本   2019年 19本
2021年 09本   2022年 18本
2023年 12本   2024年 03本

おぅぅぅ、、。今年3本!?
ホームラン数で比較するとかなり影響が見られたことが分かります!
実際に甲子園の中継を見た人は分かると思いますが
以前までのポテンヒットの位置に外野手が守っていたりしましたからね…
バットの影響大!

でも実際に自分で使ってみないと何とも言えません!

なので自分でも打ってみました!!

甲子園真っ只中の3月に奈良県立高取国際高校の野球部の練習にお邪魔させていただきました!

打撃練習の後半になってキャプテンの村上くんが
「サルインさんも最後打ってください!」

と言っていただいたので…
低反発バットを使って打ってきました!!!
村上くん!貴重な体験をありがとう!!ナイスガイ!

打った感想としては

芯を食らった時の感覚や飛距離は今までのと変わらない気がする
でも詰まったり先っぽに当たるとめっちゃ手が痛い笑
つまり打球が強く弾いていく感じがない

という感じかな?
でも外野を守っているときに感じたのは
頭を越えそうと思った打球が定位置の少し前に落ちる、というのは結構ありました!
これはバットの影響でしょうね!

実際に複数の高校で意見を聞きまくりました!

それを箇条書きでまとめると

・芯を食らっても全然飛ばない
・バットが細くて振り抜きやすい
・バントの打球が死ぬから成功しやすい
・最初は守りにくかったがもう慣れた
・内野の間を鋭く抜けていたような打球が失速するので抜けない
・外野まで飛ばない試合もたまーーにある
・逆にバンバン飛ばしてくる高校もある
・メーカーによって飛距離と音の違いが大きい
・木製バットの方が飛ぶ

といった感じでしょうか!

では今後、高校野球はどうなるのか!?

低反発バットの導入で高校野球の戦略が変わるでしょう!
せっかくなので思い切った予想をしたいと思います。

甲子園で顕著だったのは二死二塁からのシングルヒットでは得点にならない!
外野が浅いから!

なので
バント需要が減って盗塁とエンドランが増えるのでは?

一個アウトをあげてまでしてランナーを二塁に進めるメリットが無いからね!

まあなんかしら
細かいプレーが増えるのでは無いかと期待しています!


バットについてずっと調べていたので
いろいろ書きたいことがありますが長くなるのでこの辺で!

最後まで見てくださいましたみなさん!
ありがとうございます!

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