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2022/10/21~10/27までの、上映作品と上映時間のお知らせ

2022/10/21~10/27に静岡シネ・ギャラリーにて上映される作品と、その上映時間をお知らせいたします。
この機会に是非ご覧下さい。

2022/10/21(金)~10/27(木)までの上映作品と上映時間のお知らせ

ダウントン・アビー 新たなる時代へ

①17:20~19:30【字幕版】

スーパー30 アーナンド先生の教室

①12:20~15:00

人質 韓国トップスター誘拐事件

①19:40~21:20

渇きと偽り

①15:10~17:10

3つの鍵

①14:45~16:50

《12ヶ月のシネマリレー》 
アナザー・カントリー

①17:00~18:35

秘密の森の、その向こう

①11:25~12:40  ②18:45~20:00

よだかの片想い

①12:50~14:35

ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド

①9:50~11:15  ②20:10~21:35

スワンソング

①10:20~12:10

2022/10/21~10/27に上映される作品について

『3つの鍵』

ある晩、アパートに車が衝突した際、巻き込まれた女性が亡くなる。事故を起こしたのはアパートの3階に住む裁判官夫婦、ヴィットリオ(ナンニ・モレッティ)とドーラ(マルゲリータ・ブイ)の息子アンドレアだった。事故が起きた夜、2階に住むモニカ(アルバ・ロルヴァケル)は陣痛が始まったため、一人で病院に向かう。一方、1階に住むルーチョ(リッカルド・スカマルチョ)とサラ(エレナ・リエッティ)夫婦は向かいの老夫婦に娘を預けるが…。

映画『3つの鍵』

『よだかの片想い』

理系大学院生・前田アイコ(松井玲奈)の顔の左側にはアザがある。幼い頃、そのアザをからかわれたことで恋や遊びには消極的になっていた。しかし、「顔にアザや怪我を負った人」をテーマにしたルポ本の取材を受けてから状況は一変。本の映画化の話が進み、監督の飛坂逢太(中島歩)と出会う。初めは映画化を断っていたアイコだったが、次第に彼の人柄に惹かれ、不器用に距離を縮めていく。しかし、飛坂の元恋人の存在、そして飛坂は映画化の実現のために自分に近づいたという懐疑心が、アイコの「恋」と「人生」を大きく変えていくことになり…。

映画『よだかの片想い』

『秘密の森の、その向こう』

8歳のネリーは両親と共に、森の中にぽつんと佇む祖母の家を訪れる。
大好きなおばあちゃんが亡くなったので、母が少女時代を過ごしたこの家を、片付けることになったのだ。
だが、何を見ても思い出に胸をしめつけられる母は、何も言わずに一人でどこかへ出て行ってしまう。
残されたネリーは、かつて母が遊んだ森を探索するうちに、自分と同じ年の少女と出会う。
母の名前「マリオン」を名乗る彼女の家に招かれると、そこは“おばあちゃんの家”だった――。

映画『秘密の森の、その向こう』

『スーパー30 アーナンド先生の教室』

ケンブリッジ大学に送った数学の難問の解法が認められ、イギリス留学の夢をつかみかけていたアーナンド(リティック・ローシャン)。だが、彼の家は貧しかったため渡航費用が出せず、父親も心臓発作で他界してしまう。援助も断られてしまい留学をあきらめたアーナンドだったが、IIT(インド工科大学)進学のための予備校の経営者ラッラン(アーディティヤ・シュリーヴァースタヴァ)に才能を見いだされ、たちまち人気講師になるが…。

映画『スーパー30』

『アナザー・カントリー』

1932年、英名門パブリック・スクールの優秀な寮生であるガイ。彼のブルジョア的思考を軽蔑しながらも心惹かれている親友ジャドだったが、ガイは別の寮に暮らす美少年ハーコートに心を奪われ…。

映画『アナザー・カントリー』

『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』

1968年、23歳だったポール・サルツマンは失恋して傷心し、北インドのガンジス川のほとりにあるマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーのアシュラム(僧院)を訪れる。 そこで彼はザ・ビートルズのジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターと出会う。サルツマンは彼らと共に瞑想を学びながら過ごした8日間をカメラに収め、それから約50年後、歴史家のマーク・ルイソン氏とインドを再び訪れる。

映画『ミーティング・ビートルズ・イン・インド』

『人質 韓国トップスター誘拐事件』

ソウルで新作映画の記者会見に出席したファン・ジョンミンが、その夜、自宅前で突然拉致された。
パイプ椅子に縛りつけられた状態で意識を取り戻したジョンミンは、自分が高額の身代金目当ての一味に誘拐されたことを知る。しかもゲームを楽しむように彼を誘拐した若者5人は、ソウルを震撼させている猟奇殺人事件を起こした凶悪集団だった。情け容赦ない脅迫に屈して身代金5億ウォンの支払いを約束したジョンミンは、同じ部屋に監禁されている女性ソヨンを励ましながら、必死に脱出策を模索する。しかし冷酷なギワン率いる誘拐グループは、大規模な捜査を繰り広げる警察を翻弄して暴走し……。

映画『人質』

『渇きと偽り』

メルボルンの連邦警察官として働くアーロン・フォークは、家族を惨殺した後、自殺したとされる親友ルークの葬儀に参列するため、20年ぶりに帰郷した。ルークの両親にせがまれ、親友が犯した事件の真相を調べることになるが、その事件を追うことは同時に、17歳の頃、自分自身が殺人犯と疑われた同級生の少女の変死事件をめぐる記憶と対面することでもあった。過去と現在の事件に振り回されながらも、次第に親友の事件は単なる自殺ではないことを突き止める。さらに過去の少女の死の真相も知ることになり…。

映画『渇きと偽り』

『ダウントン・アビー 新たなる時代へ』

1928年、英国北東部ダウントン。広大な領地を治めるグランサム伯爵ロバートらは喜びの日を迎えていた。亡き三女シビルの夫トムが、モード・バグショーの娘と結婚したのだ。華やかな宴とは裏腹に、屋敷は傷みが目立ち、長女メアリーが莫大な修繕費の工面に悩んでいたところへ、映画会社から新作を屋敷で撮影したいというオファーが。謝礼は高額だ。父の反対を押し切ってメアリーは撮影を許可し、使用人たちは胸をときめかせる。
 一方、ロバートは母バイオレットが、モンミライユ侯爵から南仏にある別荘を贈られたという知らせに驚く。その寛大すぎる申し出に疑問を持ち、妻コーラ、次女イーディス夫妻、トム夫妻、引退したはずの老 執事カーソンとリヴィエラへと向かう。果たして海辺の別荘に隠された秘密は、一族の存続を揺るがすことになるのか―!?

映画『ダウントン・アビー 新たなる時代へ』

『スワンソング』

かつてヘアメイクドレッサーとして活躍した「ミスター・パット」ことパトリック・ピッツェンバーガー。ゲイとして生きてきた彼は、最愛のパートナーであるデビッドを早くにエイズで亡くし、現在は老人ホームでひっそりと暮らしている。そんなパットのもとに、思わぬ依頼が届く。それは元顧客で親友でもあったリタの遺言で、彼女に死化粧を施してほしいというものだった。リタのもとへ向かう旅の中で、すっかり忘れていた仕事への情熱や、わだかまりを残したまま他界したリタへの複雑な感情、そして自身の過去と現在についてなど、様々な思いを巡らせるパットだったが……。

映画『スワンソング』

取扱グッズのお知らせ

販売中のグッズについて詳しくまとめました。是非ご覧下さい。

続映作品

『ダウントン・アビー』『スワンソング』は、2022/10/27まで続映いたします。
是非この機会にご覧ください。

2022/10/27にて終映する予定の作品

『ダウントン・アビー』
『スワンソング』
『3つの鍵』
『アナザー・カントリー』
『秘密の森の、その向こう』
『スーパー30』
『よだかの片想い』
『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』
『人質』
『渇きと偽り』

は、2022/10/27にて終映予定となります。
今後続映が決定しました場合には、SNS、公式HP、noteなどでお知らせいたします。
是非お見逃しなく!

2022/10/28からはじまる作品について

『LAMB/ラム』

山間に住む羊飼いの夫婦イングヴァルとマリア。ある日、二人が羊の出産に立ち会うと、羊ではない何かが産まれてくる。子供を亡くしていた二人は、"アダ"と名付けその存在を育てることにする。奇跡がもたらした"アダ"との家族生活は大きな幸せをもたらすのだが、やがて彼らを破滅へと導いていく—。

『ドライビング・バニー』

 ある事情から、妹夫婦の家に居候中のバニー。娘とは監視付きの面会交流しかできない。それでも、明るい笑顔と気の利いたトークで車の窓拭きをして必死に働いている。夢は娘の誕生日までに新居へ引っ越し、家族水入らずの生活を再開させること。そんなある日、妹の新しい夫ビーバンが継娘のトーニャに言い寄る光景を目撃。カッとなったバニーはビーバンに立ち向かうも、家を叩き出されてしまう。 「家なし、金なし、仕事なし」運の尽きたバニーは救い出したトーニャと共に、ルールもモラルも完全無視の“子ども奪還作戦”に突っ走るー。

『七人樂隊』

 カンフーマスターのサモ・ハンが修業時代の自伝的エピソードを紡ぎ上げた「稽古」。『女人、四十。』のアン・ホイが教師と教え子たちの絆を人情味豊かに描いた「校長先生」。ウォン・カーウァイ作品『欲望の翼』などの編集マンとしても知られるパトリック・タムによる刹那的な青春ロマンス「別れの夜」。『マトリックス』の革新的なアクション表現に貢献したユエン・ウーピンは、「回帰」で老人と孫娘の交流を温かく紡ぎ上げた。
 さらに、ジョニー・トーが投資での成功を夢見る市民を風刺した「ぼろ儲け」。1990年代にジョン・ウーに続いてハリウッド進出を果たしたリンゴ・ラムの遺作「道に迷う」は、香港の街並みの変遷をひとりの中年男の心象風景に重ね合わせた感動編。“香港のスピルバーグ” ことツイ・ハークの最終話「深い会話」は、精神科医と患者の対話が予測不能にねじれていく不条理コメディである。

『夜明けまでバス停で』

2020年11月の深夜。大道路沿いにあるバス停の細いベンチに、うつむくように腰をかけた北林三知子(45)が仮眠をとっている。このところ一気に冷え込むようになった。手持ちのコートではこの先の寒さには耐えられないかもしれない。向こうからコンビニ袋を下げた男がやってくる。男は生垣から石を拾ってコンビニ袋の中に入れる。キャリーケースに頭をもたげた三知子はそれには気付いていない。男は三知子のすぐ前で立ち止まり、コンビニ袋を頭上に振り上げた―。三知子は以前まで、焼き鳥屋で住み込みアルバイトとして働いていたが、突然のコロナ禍により仕事と家を同時に失ってしまう。新しい仕事もなく、ファミレスや漫画喫茶も閉まっている。途方に暮れる三知子の目の前には、街灯が照らし暗闇の中そこだけ少し明るくポツリと佇むバス停があった…。

『NOBODY KNOWS チャーリー・バワーズ』

今から100年近く前のサイレント時代末期に生み落とされた、モダンでパンク、シュルレアリスティックでクレイジーなチャーリー・バワーズの作品たち。緻密なストップモーション・アニメーションと実写の融合(“バワーズ・プロセス”)による奇想天外な映像世界に加え、バワーズがのぞかせる喜劇王バスター・キートンのような憂愁と、キートンをもしのぐ狂気は観る者を驚かせ、笑わせ、時にはホラー映画のような恐怖さえも感じさせる。
そんなバワーズだが、アンドレ・ブルトンやクエイ兄弟など芸術家たちに賞賛されていながら、その実態はいまだに謎のまま。これほどの異能が、一体どうして歴史に埋もれてしまったのか……!?
そんな、自分の存在すら煙に巻いてしまった斜め上の天才バワーズの世界を、この秋、劇場で紐解く!!

『あの娘は知らない』

若くして、海辺の町にある旅館・中島荘を営む中島奈々(福地桃子)。中島荘が休業中の9月上旬、ひとりの青年・藤井俊太郎(岡山天音)が「どうしても泊めてほしい」と訪ねてくる。彼は一年前に愛する人を失い、その恋人が亡くなる直前に、この旅館に宿泊していたと語る。奈々は亡くなってしまった俊太郎の恋人のことがすぐに思い当たり、彼女について、「笑顔が印象的でした」と振り返る。俊太郎は恋人の足跡を辿り、彼女の死を理解するために、昼も夜も町に海にと彷徨い、歩き回る。
そんな俊太郎の姿を目にしていた奈々は、この土地の案内役を買って出て、いつしか彼と行動をともにするようになりーーー。

『オレの記念日』(1週間限定上映。10/28~11/3まで)

「布川事件」で冤罪逮捕され29年間を獄中で過ごした桜井昌司さんを追ったドキュメンタリー。
1967年8月に茨城県利根町布川で発生した強盗殺人「布川事件」で冤罪により無期懲役判決を受け、20歳から29年間にわたって獄中生活を強いられた桜井さん。2011年に無罪判決、21年には国家賠償裁判で完全勝利を収めた。19年には末期ガンで余命1年の宣告を受けたが、2年が過ぎた現在も精力的に全国を駆け巡っている。桜井さんは獄中にいた時から両親や自分自身へ向けて多くの詩を書きつづっており、逮捕された日さえも「記念日」と呼ぶなど、次々と降りかかる困難を言葉の力で乗り越えてきた。

『グッド・ナース』

命を脅かす心臓病を抱える心優しいシングルマザーのエイミーは、看護師として、ICUのきわめて多忙かつ過酷な夜勤で肉体的にも精神的にも限界を迎えていた。しかしある日、そんな彼女の部署に、思いやりがあり、親身になってくれる同僚のチャーリーが配属されたことで、エイミーの生活に一筋の光が。病院での長い夜を共に過ごすうちに、2人は固い絆で結ばれた親友同士になり、エイミーは久しぶりに自分と幼い娘たちの未来に心から希望を持てるようになる。ところが、患者の不審死が相次いだことをきっかけに、チャーリーを第一容疑者とした捜査が開始。エイミーは、自らの命と子供たちの安全を危険にさらしながら、真実を突き止めることを迫られる。

『没後40年 ロミー・シュナイダー映画祭』

オーストリア、ウィーンの名門俳優一家の家に生まれたロミー・シュナイダー。6歳の時に両親が離婚し、不遇の幼少時代を過ごすも頭脳明晰で独立心旺盛だった彼女は14歳で俳優になることを決意。多くの傑作・話題作に出演し世界最高峰の女優として名を馳せたが、一方ではアラン・ドロンとの恋、破産、元夫と息子の死などスキャンダルやゴシップが付き纏う壮絶な人生を送り、『サン・スーシの女』(82)を遺作に43歳の若さでこの世を去った。しかし死後、マリリン・モンローやカトリーヌ・ドヌーヴを抑えて「今世紀最高の女優」(仏CSA調べ)に選ばれるなど、彼女の無比な佇まいと鮮烈な印象は色あせることなく艶やかに輝く。今回上映される、ロミーが美しい娼婦リリーを演じる犯罪劇『マックスとリリー』は日本劇場初公開。ロミーの艶やかな佇まいと、名優ミシェル・ピコリとの演技合戦が最大の魅力のひとつだ。また、かつての恋人アラン・ドロンと共演を果たした『太陽が知っている』、ふたりの男に愛される女性を演じた『夕なぎ』、戦時下を舞台にした切なく狂おしい名作『離愁』のほか、ジャン=ルイ・トランティニャンやジャン=クロード・ブリアリらフランスを代表する俳優たちが集う『華麗なる女銀行家』、ロミーの最期の出演作となった『サン・スーシの女』となかなか観る機会のない貴重な作品を含んだ6作品のラインナップ。

この機会に是非ご鑑賞ください。

皆様のお越しを心からお待ちしております。

静岡シネ・ギャラリー公式HP