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2022/6/3~6/9までの、上映作品と上映時間のお知らせ

2022/6/3~6/9に静岡シネ・ギャラリーにて上映される作品と、その上映時間をお知らせいたします。
この機会に是非ご覧下さい。

2022/6/3(金)~6/9(木)までの上映作品と上映時間のお知らせ

NEW オフィサー・アンド・スパイ

①13:00~15:15  ②19:15~21:30
*6/5(日)①13:00の回上映後、アフタートーク開催 
「フランス史の中のドレフュス事件」約45分予定 講師:剣持久木(静岡県立大学教授)

NEW 湖のランスロ 1週間限定上映

①11:25~12:50

フェルナンド・ボテロ 豊満な人生

①9:50~11:15

ロスバンド

①12:30~14:10  ②19:25~21:05

インフル病みのペトロフ家

①14:20~16:50

ベルイマン島にて

①10:20~12:20

潜水艦クルスクの生存者たち

①17:00~19:00

不都合な理想の夫婦

①17:15~19:05

男たちの挽歌 4Kリマスター版

①15:25~17:05

『オフィサー・アンド・スパイ】アフタートーク開催!

2022/6/5(日)①13:00の回上映後、アフタートーク開催 
「フランス史の中のドレフュス事件」
約45分予定
講師:剣持久木(静岡県立大学教授)
6月5日(日)の『オフィサー・アンド・スパイ』上映後に、静岡県立大学の剣持久木教授が、映画で描かれるドレフュス事件の背景や、知識人が果たした役割の歴史的意味を紐解く解説アフタートークを開催します。この機会にぜひご来場ください。

参加無料
(映画をご覧になる場合は、別途映画料がかかります。予約は必要なし。当日直接お越しください。映画を観なくてもご参加いただけます)

2022/6/3~6/9に上映される作品について

『湖のランスロ』1週間限定上映

時は中世。城に帰還したものの、聖杯探しに失敗し多くの戦死者を出したアルテュス王の円卓の騎士たち。その中のひとり、ランスロは王妃グニエーヴルとの道ならぬ恋に苦悩していた。神に不倫をやめると誓うランスロだったが、グニエーヴルにその気はない。仲間のゴーヴァンはランスロを心配するものの、権力を手に入れようと企むモルドレッドは罪深きランスロを貶め、自分の仲間を増やそうと暗躍する。団結していたはずの騎士の間に亀裂が入り始め、思わぬ事態が引き起こされるのだった……。

映画『湖のランスロ』

『オフィサー・アンド・スパイ』

1894年、フランス。ユダヤ人の陸軍大尉ドレフュスが、ドイツに軍事機密を流したスパイ容疑で終身刑を宣告される。ところが対敵情報活動を率いるピカール中佐は、ドレフュスの無実を示す衝撃的な証拠を発見。彼の無実を晴らすため、スキャンダルを恐れ、証拠の捏造や、文書の改竄などあらゆる手で隠蔽をもくろむ国家権力に抗いながら、真実と正義を追い求めていく。

映画『オフィサー・アンド・スパイ』

『フェルナンド・ボテロ 豊満な人生』

世界で最も有名な存命の芸術家、フェルナンド・ボテロ。人間も静物もなぜだかみんなふっくら、ぷっくりと膨らみ、素朴でユーモアあふれる作風が愛される“南米のピカソ”だ。90歳のマエストロは現在も毎朝アトリエに通い、多幸感あふれる独創的な作品を生み出し続けている。本作では、幼い頃の原点から、対象物をぽってりと誇張する“ボテリズム”に目覚め、《12歳のモナ・リザ》 のMoMA展示で一躍注目を浴びアート界の頂点へとたどり着いた軌跡を追いかける。愛息の死、自身の利き手の一部を失う悲劇など、精神的にも肉体的にも作家生命が危ぶまれた衝撃の過去が明かされる――。

映画『フェルナンド・ボテロ』

『ロスバンド』

ドラム担当のグリムと、親友でギター兼ボーカルのアクセルはノルウェーのロック大会に出るために練習に励む毎日。グリムはアクセルの音痴が気になってしかたがない。真実を言い出せないまま、念願の大会出場のチケットを手に入れたものの、ベースもいなければ、開催地は遥か北の果ての町・トロムソ。ベーシストのオーディションにやってきた9歳のチェロ少女のティルダを仲間に入れて「ロスバンド」を結成し、近所に住む名ドライバーのマッティンの運転で長旅のドライブに出かけるが……。

映画『ロスバンド』

『インフル病みのペトロフ家』

2004年のロシア、エカテリンブルク。インフルエンザが流行している。ペトロフは高熱にうなされ、妄想と現実の間を行ったり来たり。やがてその妄想は、まだ国がソヴィエトだった子供時代の記憶へと回帰し…。

映画『インフル病みのペトロフ家』

『潜水艦クルスクの生存者たち』

乗艦員118名を乗せた原子力潜水艦クルスクは軍事演習のため出航するのだが、艦内の魚雷か?突然暴発、凄まじい炎が艦内を駆け巡る。次々と命を落とす惨状に直面したミハイルは、爆発が起きた区画の封鎖を指示し、部下と安全な艦尾へ退避を始めるが、艦体は北極海の海底まで沈没し、わずか23名だけが生き残った。
海中の異変を察知した英国の海軍准将デイビッドは救援を表明するが、ロシア政府は沈没事故の原因は他国船との衝突にあると主張し、軍事機密であるクルスクには近寄らせようとせず……。

映画『潜水艦クルスクの生存者たち』

『ベルイマン島にて』

映画監督カップルのクリスとトニーは、アメリカからスウェーデンのフォーレ島へとやって来た。創作活動にも互いの関係にも停滞感を抱いていた二人は、敬愛するベルイマンが数々の傑作を撮ったこの島でひと夏暮らし、インスピレーションを得ようと考えたのだ。やがて島の魔力がクリスに作用し、彼女は自身の“1度目の出会いは早すぎて2度目は遅すぎた”ために実らなかった初恋を投影した脚本を書き始めるのだが──。

映画『ベルイマン島にて』


『不都合な理想の夫婦』

1986年。NYで貿易商を営むローリーは、妻アリソンと子どもたちの四人で幸せに暮らしていた。満ち足りた生活を送っているように思えたが、大金を稼ぐ夢を追って、好景気に沸くロンドンへの移住を妻に提案する。かつての上司が経営する商社に舞い戻ったローリーは、その才能を周囲から評価され、復帰を歓迎される。プライベートでは豪邸を借り、息子を名門校に編入させ、妻には広大な敷地を用意。それはまるで、アメリカン・ドリームを体現した勝者の凱旋のようだった。だがしかし、ある日、アリソンは馬小屋の工事が進んでいないことに気付き…。

映画『不都合な理想の夫婦』

『男たちの挽歌』

香港マフィアの幹部であるホーと相棒マークは、強い絆で結ばれていた。ホーの弟キットは兄の仕事を知らないまま警察官となり、ホーは弟のため足を洗うことを決意する。そんな矢先、取引のため台湾へ渡ったホーは相手組織の裏切りにあい、逮捕されてしまう。マークはたったひとりで敵組織に乗り込み復讐を果たすが、自らも足に大怪我を負う。3年後、刑期を終えて出所したホーは、キットから絶縁を言い渡され…。

映画『男たちの挽歌』

続映作品

特にございません

2022/6/9にて終映する予定の作品

『フェルナンド・ボテロ』
『ロスバンド』
『インフル病みのペトロフ家』
『ベルイマン島にて』
『潜水艦クルスクの生存者たち』
『不都合な理想の夫婦』
『男たちの挽歌』
『湖のランスロ』

は、2022/6/9にて終映予定となります。
今後続映が決定しました場合には、SNS、公式HP、noteなどでお知らせいたします。
是非お見逃しなく!

2022/6/10からはじまる作品について

『気狂いピエロ』1週間限定上映

パリで金持ちの妻との生活に辟易している男。偶然ベビーシッターにやって来たかつての恋人。彼女を家に送り一夜を共にするも、翌朝知らない男の死体が転がっていた。事情の分からぬまま、彼女の兄がいるという南仏に向かう…。

『クリーチャー・デザイナーズ』

映画という文化と共に進化してきた特撮、特殊効果は、巨大なスクリーンに突如、現れる想像上のモンスターたちに驚異的な変化をもたらしてきた。
モンスターを実物の物体として表現する特殊造形の時代からデジタルの時代へと突入した今、その魅力と背景を紐解いていく。
『グレムリン』、『アビス』、『ターミネーター2』、『ジュラシック・パーク』、『スターシップ・トゥルーパーズ』、『スパイダーマン2』など、数々の映画で活躍してきた有名なアーティストたちのインタビューを基に、クリーチャーとその製作者の間の魅力的な関係性に迫るドキュメンタリー。

『君を想い、バスに乗る』

最愛の妻を亡くしたばかりのトム・ハーパー(ティモシー・スポ―ル)はローカルバスのフリーパスを利用してイギリス縦断の壮大な旅に出ることを決意する。
目指すは愛する妻と出会い、二人の人生が始まった場所―。
行く先々で様々な人と出会い、トラブルに巻き込まれながらも、愛妻との思い出と自身の“過去”ばかりを見つめていたトムが、旅を通して見つけたものとは……。

『オールド・ボーイ』

ある日突然何者かに拉致監禁され、理由も明かされぬまま15年後に突如解放されたオ・デス(チェ・ミンシク)。一体誰が、なぜ―⁉復讐を誓うデスに手助けを申し出る若い女性ミド(カン・ヘジョン)。そして謎の男(ユ・ジテ)が持ち掛けた5日間の「死のゲーム」。その先には驚愕の展開が待ち受けていた―

『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』

90年代、ニューヨーク。作家を夢見るジョアンナは、老舗出版エージェンシーでJ.D.サリンジャー担当の女上司マーガレットの編集アシスタントとして働き始める。
日々の仕事は、世界中から毎日大量に届くサリンジャーへの熱烈なファンレターを処理すること。心揺さぶられる手紙を読むにつれ、飾り気のない定型文を送り返すことに気が進まなくなり、ふとした思いつきで個人的に手紙を返し始める。そんなある日、ジョアンナが電話を受けた相手はあのサリンジャーで…。

『教育と愛国』

歴史の記述をきっかけに倒産に追い込まれた大手教科書出版社の元編集者や、保守系の政治家が薦める教科書の執筆者などへのインタビュー、新しく採用が始まった教科書を使う学校や、慰安婦問題など加害の歴史を教える教師・研究する大学教授へのバッシング、さらには日本学術会議任命拒否問題など、⼤阪・毎⽇放送(MBS)で20年以上にわたって教育現場を取材してきた斉加尚代ディレクターが、「教育と政治」の関係を見つめながら最新の教育事情を記録した。

『私のはなし 部落のはなし』

かつて日本には穢多・非人などと呼ばれる賤民が存在した。明治4年の「解放令」によって賤民身分が廃止されて以降、かれらが集団的に住んでいた地域は「部落」と呼ばれるようになり、差別構造は残存した。現在、法律や制度のうえで「部落」や「部落民」というものは存在しない。しかし、いまなお少なからぬ日本人が根強い差別意識を抱えている。なぜ、ありえないはずのものが、ありつづけるのか? この差別は、いかにしてはじまったのか? 本作は、その起源と変遷から近年の「鳥取ループ裁判」まで、堆積した差別の歴史と複雑に絡み合ったコンテクストを多彩なアプローチでときほぐし、見えづらい差別の構造を鮮やかに描きだす。

静岡シネ・ギャラリー公式HP

急に暑い日が続きますので、ご自愛ください。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。

静岡しね・ギャラリー