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宝泰寺 ”生きる” 手紙伝導 2023年1月

こんにちは。
サールナートホール/静岡シネ・ギャラリーの館長でもある、宝泰寺住職・藤原東演より、最近心を打たれた言葉や、皆様に伝えたい言葉を「手紙伝導」と題しましてnoteにてお伝えいたします。よろしければお読みください。


寒い日が続きます。外出するときはしっかり保温しましょう。

       こぞ今年 いかなる縁ぞ 来ても吉


マラソンランナー有森裕子選手や、高橋尚子選手の名コーチとして知られている小出義雄氏。小出氏が有森裕子選手に「よく言っていた言葉」があるそうです。

「どんな状態の時も、『せっかく』と思えばいいんだよ。
そうすれば、すべてが力になる」

いろいろな場面で、いくらでも応用がききます。
「せっかく電車に間に合わなかったのだから、ホームで本を読もう」
「せっかく風邪を引いたのだから、ゆっくり休んで溜まっていた録画を観よう」
「せっかく日にちを間違えてきてしまったのだから、現場の下見をしよう」
と、様々な場面で使えるのです。
マイナスの出来事が起こったときは、「せっかく」と考えてプラスに転じてしまう。なかなか、賢い考え方ではありませんか!

西沢泰生著『夜、寝る前に読むと心が「ほっ」とする50の物語』より抜粋