松川美左

福島県いわき市で演劇やってます。気が向いたら更新します。

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最近の記事

小説始めました

「はじめました」とか言っときながらそもそも書いてたんですけどね。 先月から「カクヨム」で小説「雨男は龍を送る」を公開しています。 https://kakuyomu.jp/works/16817139554848907905 本日の更新で完結となりました。 脚本だと現代劇がほとんどですが、実は小説だとファンタジーを主に書いてます。「お前の頭の中ってこんな妄想してたの?!」って感じに見えるので恥ずかしいんですが、せっかくちゃんと書けたので置いてみました。 おうち時間も多

    • 見聞録2021【映画】

      続いて映画のまとめ。 〈1・2月〉 劇場版「美少女先生セーラームーンEternal 前編/後編」 原作では4部、旧アニメシリーズでは「〜SS(スーパーズ)」にあたるストーリーを原作通りにアニメ化したものですね。 清く正しいオタクのアラサー女子は当然セーラームーンを通ってきてるものですが(暴論)、特に私は「SS」が大好きでして、大人向けラインのおもちゃ(プロップリカ)も「SS」に登場する「ムーンカレイドスコープ」「クライシスムーンコンパクト」は購入しているぐらいにはどハマり

      • 見聞録2021【本】

        さー、年に一回のまとめ記事ですよ! 〈1〜2月〉 「新本格魔法少女りすか」(1〜4)西尾維新 既刊分の文庫版刊行が始まったので購入しました。 元々は講談社ノベルズ(新書)で出ていたシリーズで、「クトゥルフ神話」の用語も交えた(一応)ミステリー作品です。 世の中、魔法を題材にした作品は非常に多いですが、この作品はとても血生臭いバトルと怪異としての魔法使いを描いている点で、若干異質だなと思います。しかも魔法の描写がリアル。ここは作者さんが「ジョジョ好き」「クトゥルフ好き」とい

        • 十年後も昨日

          10年前の私。 コンビニのアルバイト、再就職は決まってたけど、ほぼ無職。ぐーたら昼に起きてパソコン眺めて。半年間のニート生活で貯金は底を尽きた。 高校生の妹を、駅へ迎えに行った。 10年後の私。 薄給だけど、働いている。もうすぐ忙しくなりそう。後輩がいる。なんだかんだと活動的になったかもしれない。ちょっとだけど貯金は復活した。 いつも通り仕事して、ちょっと疲れた。 まとめるとずいぶん変わった気がする。状況も、技術も、価値観も、少しずつ変わっている。私も、世界も。 そうして

        小説始めました

          「25年後の「さようなら」」

          ※「シン・エヴァンゲリオン劇場版」のネタバレを含みます。 考察とまではいきませんが、独自解釈だらけです。単に「25年間、共に生きてきた存在がいなくなった人」の話。 25年前、正確には26年前だけど、水曜日の夕方18時半に「新世紀エヴァンゲリオン」は始まった。 4歳の私はフラッシュカットのOPに惹かれ、ガンダムとは違う初号機のフォルムとカラーリングに一目惚れした。 それからことある事に、エヴァンゲリオンという作品は私の胸を掻きむしる。 人類補完計画ってなんだ。 エヴァってなん

          「25年後の「さようなら」」

          見聞録2020【映画】その2

          続き!前のエントリーはこっち。 《9月》「TENET」 「インセプション」「インターステラー」で知られるクリストファー・ノーラン監督の最新作。 「ミッドサマー」を見にいったときに予告が流れていて、公開前から気になっていました。 特殊工作員の主人公は、とあるテストに合格し、「時間が逆行する」現象のことを知らされます。タイムスリップとは違う、いわゆる「巻き戻し」「再生」のみの現象を起こす機械や武器の数々。今の時間を破壊しようとする計画を阻止するため、主人公と仲間たちは時間を

          見聞録2020【映画】その2

          見聞録2020【映画】その1

          続けて映画まとめるぞーう。 今年はいろんな理由で、芝居はほとんど見られなかったのですが、映画はそこそこ見ました。近くに映画館があるって最高。 《6月》「ミッドサマー」 北欧のとある村で夏至の祭りに参加した大学生たちの残酷物語。 一応ホラーです。試写の段階でタイムラインが「ホッハッ!」(※劇中に出てくる謎の掛け声)で満ちていたので恐ろしいやら気になるやらでした。ホラー自体は怖すぎて見られないので、とりあえず妹を道連れにしました。 明るいんですよ、画面が。ホラーって暗い中か

          見聞録2020【映画】その1

          見聞録2020【本】その2

          大晦日になっちゃった。なんとか年内に終わらせます。残り半年分。 前のエントリーはこちら。 《7月》「騙し絵の牙」塩田武士 小説の表紙に有名俳優が使われるのはよくあることだと思いますが、この小説は「大泉洋に当て書きをした小説」として、章の扉などにもガッツリ大泉洋氏が登場します。主人公の「速水」の見た目は、長身にモジャモジャの髪と、まるっきり本人そのもの。さらに物真似を披露したり、ちょっとしたエピソードがなんだか聞いたことあるやつだったり……トレースの仕方がちょっと怖いぐら

          見聞録2020【本】その2

          見聞録2020【本】その1

          2ヶ月ぶりです。まあそんなもんかなとは思ってましたが。 2020年もまもなく終了というところで、やっとネタが降りてきました。 見聞録ということで今年読んだり見たりしたものを、新調したワイヤレスキーボードのならしがてら、まとめてみようと思います。とりあえず本から。あと映画もやりたいけど、年内にやれるかなぁ。 《1・2月》「Death Stranding」小島秀夫・野島一人 1月から2月にかけて上下巻を読みました。ゲームが原作のノベライズ版というべきか小説版というべきか

          見聞録2020【本】その1

          僕らが「文字」を書く理由

          気づいた時には「文字」で表現することを選んでいました。 なんででしょう? 私の表現はいつも、自分に対する「なぜ?」から始まります。今日は、長いこと書いてきた「文字」とか「文章」という表現方法のことを書きたいと思います。例によって見切り発車です。 物心ついた頃には、すでに平仮名も片仮名も漢字も読めました。周りの子どもたちより、若干早かったように思いますが、これは一重に、保育園に入園した頃から毎月 学習雑誌を買い与えてくれた、父方の祖父の影響だと思います。 絵本を読むのも

          僕らが「文字」を書く理由

          「触れない」演劇

          それなりに長い期間、文章を書いてきているはずなのですが、毎度毎度、書き出しに悩みます。 とりあえずご挨拶します。初めまして、松川美左と申します。 福島県いわき市で演劇をやっています。学生だったり働いたりしながら演者として演劇を続けてきましたが、最近はフリーで脚本を書いています。内容はいろいろですが、主に30分以内の短編演劇を書いています。長編を書くための練習で8年ほど書いてきましたが、いつまで経っても長編が書けません。何ででしょう。まあ、今回は考えないことにします。 年

          「触れない」演劇