女性会計士と社外役員
公認会計士協会の近畿会が作成した、
「社外役員×女性会計士」のパンフレットを拝見しました。
https://kinki.jicpa.or.jp/pdf/2023_syagaiyakuin-panf.pdf
他の先進国と比較しても著しく下回る日本の女性役員比率。
経営陣の意識改革、世代交代の一助となり、これを機に変革が進めば良いと思います。
◆政府の方針
女性活躍推進の観点
・2025年をめどに、女性役員を一名以上選任するよう努める。→2023年に19%を目指すと表明し、目標値を引き上げ。
・2030年までに、女性役員比率を30%以上とすることを目指す。
◆取締役会に参加し、どのような発言をしているのか。
企業の成長と企業価値向上のため
資本コスト、資本収益性、株価を意識した経営ができているか。
事業ポートフォリオの見直しや経営資源の配分が適切か議論している。
◆社外役員として有効な発言をするためには?
情報収集と、関係者との連携がカギ。
積極的にリモートで意見交換している。
特にグローバル企業においてはグループガバナンス強化は重要課題。
◆社外役員に期待されること
経営戦略や,組織体制など、経営全般を理解し、
企業の持続的成長や中長期的な企業価値向上のために、
執行側の気づきを促すような質問をすること。
◆会計士として
会計監査の専門家として、会計監査人とコミュニケーションし、専門用語を社内に噛み砕いて共有する。
会計の観点からの助言をする。
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