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コロナ自宅療養日記〜vol.2

前回、vol.1では発症からPCR陽性を言い渡されるまでを記録。その続編です。


Dr.
「陽性だったから、ちょっとこれから手続き上のお話をしないといけないのよ。きつい時にごめんね。たくさん質問するね。」

というわけで、そこからそのまま電話でDr.からの質問攻め。

住所 
家族構成 ⇨娘と2人、夫は別居中(ここまで言う正直な私、発熱のせい)
職業 
■ いつからどのような症状があったのか。 ⇨今朝8時過ぎから悪寒と発熱、全身痛
現在治療している疾患 
服用している薬 
身長と体重(肥満度チェック) 
心臓疾患の有無 
呼吸器疾患の有無 
糖尿病などの内分泌疾患の有無 
免疫疾患や透析の有無 
喫煙習慣の有無 
ワクチン接種の有無・時期 ⇨有り、2回済(2021年9月)

直近2日間の行動履歴の確認
(おそらくオミクロンだということで直近2日前まで) 

全てに回答したのち、Dr.は次のように話した。

「聞いた限りだと、重症化リスクは低いね。問題になる基礎疾患はないし、強いて言うなら軽く肥満ってとこだけかな(そこ?)。
残念だけど入院も、ラゲブリオ(コロナの治療薬)処方も対象にならない。僕としてはラゲブリオは全員に処方しても良いと思うんだけどね、薬剤師さんとしてどう思う?
・・・ああ、今は考えられないよねー。
多分、自宅療養になると思うけど、そこは保健所の指示に従ってね、症状を和らげるお薬だけいくつか出しておきましょう」

と、電話は終わった。(『肥満は重症化リスク』っていう言葉がこだました)

そこからまた防護服姿の看護師さんが来て、先の証明書等を受け取り診察・検査は終了。

この時点では診療代金未納

元気になってから支払いに来てね = 現時点で陽性のあなたからの現金の授受は出来かねます

と理解。

〈処方された薬は以下の通り〉
クラリスロマイシン(抗生物質)
麻黄附子細辛湯(こじらせた風邪に使う漢方薬)
ハイシー顆粒(ビタミンC)
ビタノイリン(ビタミンB)
フスコデシロップ・ホクナリンシロップ(咳止め)

門前薬局の薬剤師が完全武装してクルマまで来てくれた。
当然、面識ある薬剤師。

「あらら、久しぶり。キツいね。頑張れ」(こちらが薬剤師なので説明等無し)

お薬代は後日の銀行振り込みを指示された。(病院代を支払いにくるからその時に立ち寄ると言うたが振り込みしてくれとのこと。了解。)

さて、やっと家に帰れるわけだが、ここまでの所要時間は2時間弱。時刻は17時前。カロナールで38℃台に下がっていたとはいえ、ずーっとクルマの中。
駐車場でエンジンかけっぱなしにするわけにもいかないから、持ち込んだ毛布が重宝した。

帰宅するなり、今度は職場へ連絡。PCR陽性の旨を報告。
この段階では保健所からの連絡がなかったので療養スタイルが確定しておらず、とりあえず保健所の指示待ちでの出勤停止。

保健所からの連絡はもしかすると翌日になるかもしれないと言われていた。
それくらい保健所が逼迫していると。

◇◆◇保健所からの連絡:発症当日18時

その日の18時過ぎ、保健所から連絡があった(時間外でもお仕事なのですね)。
連絡の内容は以下の通り。

住所・家族構成・職業・既往歴・服用中の薬・・・
基本的には病院で聞かれたことの繰り返し。
2日前からの行動履歴 ⇦この部分が病院よりも詳しく確認された。

そして濃厚接触者認定については、この電話でのインタビューを踏まえて会議して決まるという説明を受けた。おそらく同居家族は確定ですので、明日以降のPCR検査を受けるつもりでいてほしい、と。

そして続けて怖いことを言われた。
「今回、あいごさんがコロナ陽性であると言う情報は消防署にも共有されます。自宅療養中、ひどく症状が悪化したり尋常じゃない不調に襲われた時には迷わず救急車を呼んでください。ただし、救急車を呼ぶ時にはコロナ陽性であることを必ず告げてください」
と。

救急車を呼ぶ??
ちょっと怖いんですけど。

・・・vol.3へ続く・・・




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