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地域密着型金融を通じた地方創生・ SDGsへの 取組みについて


事例37:SDGs・ESGへの取組 
    愛媛銀行(愛媛県)

図1

①背景・経緯等 
2015年、国連サミットで「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択され、持続可能な開発目標(SDGs)が定められた。SDGsやESGの考え方は、当行の「ふるさとの発展に貢献する取組」に通じており、2019年4月から、その取組を強化した。

②取組の内容
宣言・公表  :2019年4月「愛媛銀行SDGs宣言」を実施。その後、県内外
        10カ所で開催する経営説明会において、同宣言を公表し
        た。
SDGs私募債:2019年6月、ひめぎん寄付型私募債「SDGs私募債」の取扱
        開始。2019年9月、その第1号案件の寄付金を高知市に贈呈
        した。高知市では、SDGs活動準備資金として寄付金を
        活用する予定で、普及促進の一助となった。
セミナー開催 :2019年8月、愛媛県と共催で「自治体向けSDGsセミナー」
        を開催した。県内20市町職員らを招き、SDGs実践事例を紹
        介、普及促進・連携強化を図った。
利子補給事業 :2019年8月、環境省「2019年度地域ESG融資促進利子補給
        事業」の指定金融機関に採択されることが決定した。

③成果(効果等)
「SDGs私募債」の第1号案件の寄付金が、自治体のSDGs活動準備資金に活用された。
一連の取組が評価され、環境省「2019年度地域ESG融資促進利子補給事業」に採択された。

地方創生活動の方針と長期ビジョン(経営説明会資料より)

図2

図3

自治体向けSDGsセミナー(約60名参加)

図4

SDGs私募債 寄付金贈呈式(高知市)

図5


(参考)事例集

次回のnoteでは、福岡中央銀行(福岡県)の取組みを紹介します。


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