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レベルアップの鍵は「レイヤード」にあり


これまで数々のトライ&エラーを繰り返し、自分の「似合う」を探ってきた私。
もちろん、失敗した服も数知れず…。
服は可愛いのに、似合わない、どうしても上手に着こなせない、なんてことばかり。
その結果、昨年開催した蚤の市では30着以上の服を出品しました。
ありがたいことに、そのほとんどが私よりももっともっと似合う方にご購入いただいたのですが、一部残ったものは持ち帰り、クローゼットの奥で保管していました。
そして先日、ふとそれらの服を取り出し、着てみたところ…

蚤の市に出品したエスニックなラップスカートをビスチェ風に巻いたコーディネート

あれっ可愛い…いや…似合ってるのでは…?いける…いけるぞ…!!

と言うことで、半年の時を経て、どうやら私はレベルアップしていたようなのです。
突然のレベルアップ、実は心当たりがありました。

私は毎シーズン、ブランドのコレクションのように自分のファッションテーマを決めています。
2024SSのテーマは「古着屋店員さん」。

「その服そんな着方しちゃうんですか!?」
「何食べたらそんなコーディネート思い浮かぶの…!?」
と言うあの誰にも真似できない、それぞれが独自で確立した独特のスタイル。
古着屋さんに行くたびに店員さんを見ては、ドキドキワクワクしていました。

今期のテーマとして掲げた以上、見ているだけではいけません。
一体に何が古着屋店員さんを古着屋店員さんたらしめているのか。
まずは素敵だなと思うスタイリングを保存し、何度も何度も眺めては言語化します。


そして私は気づきました。

古着屋店員さんの『ワイワイガヤガヤ感』が好きなこと。
そしてそれはレイヤードのなせる技だということ。

ワンピースを1枚でさらりと着たり、
無地の白Tシャツにデニムを合わせたりするシンプルな着こなしに憧れたこともありました。

でもどういうことか、私は「無地の余白に耐えられない女」
それはシルエットも同様で、シンプルであればあるほどなんだか野暮ったく見えるのです。

そんな私にとって、レイヤードはこれ以上ないおしゃれのヒントでした。
ただ、レイヤードって何したらいいの!?ただ重ね着したらいいの!?
と最初はわからないことだらけ。
そんな時は、憧れのスタイリングをとにかく真似してみることから始めます。

とにかく沢山のスタイリングを見ていく中で、
おしゃれだなと感じる人たちが共通してレイヤードしているアイテムたちが浮かび上がってきました。

そして古着屋さんやフリマサイトなどを巡り、とにかくリサーチ!リサーチ!リサーチ!
ここが1番時間がかかって、尚且つ1番楽しい工程。
宝探し…さながらトレジャーハンター…。


そうしてコツコツ集めたレイヤードアイテムたちがこちら!

こうして見てみるとそれぞれがかなりクセが強く見えますが、これらを手に入れてからというものの、コーディネートの幅が広がりまくり、今では欠かせない一軍たちなのです…!

さて、ここからは実際にこれらをレイヤードすることでコーディネートがどんな風に変わるのかを見ていただこうと思います。
私が普段どんなことを考えてスタイリングしているのか、アイディアメモも交えながら!

今回の目次はこんな感じ。


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