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【グラフ図解】【週1更新】グローバルのリスク資産の騰落率を追う!! 〜6週目〜

はじめましてこんにちは、サラワン@元SES現メーカ勤務兼業投資家です!

世界のマネーの動きを追う!第6週目でございます。
早速ですが、以下が’20/2/21を100%とした場合の騰落率となります。

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右から左に時間軸が進んでおり、オレンジ色が今週の騰落率となります。

‘20/04/24週ですが、今週は何と言っても原油に注目が集まりました。
史上初のマイナス価格がマーケット的に注目が集まりました。

■原油価格が市場初のマイナス

今回の原油騒動の原因は過剰な供給過多です。

現在の原油界隈ではサウジアラビア、ロシア、アメリカが主な登場人物なのですが、協調路線を提示したのがサウジアラビア、それに対してNoを出したのがロシアでした。

①新型コロナ問題により経済が停滞(航空業界の需要減/石油原料商品の生産減)

②需要減による原油価格下落を避けるために3者で会合

③サウジアラビアは原油を減産して価格下落に歯止めをかけるよう持ちかける

④ロシアは減産路線を拒否、そのまま供給を続ける意向

⑤それを受けサウジアラビアも減産せずに、そのまま供給を続ける意向

⑥需要減な状況に拍車がかかる上に供給が止まらないため原油下落

⑦巻き添えを喰う形でアメリカのシェール企業が倒産

誰も得しないLose-Loseになった結果、巻き添えを食らったアメリカのシェール企業、新型コロナ問題が経済に与えた結果は甚大ではありません。

■先週と同じく安全資産にマネーが集中する

原油を除けば先週は静かな週でした。
強いて言えば安全資産へのマネーの流入が進んでいるというぐらいです。

日本円、金(Gold)、米国債の3強が今週も連なっています。
中でも金(Gold)は小売価格が最高値を記録しました。

■まとめ

ということで今週のリスクマネーに関する動向でした。

今週は何と言っても原油の話題が多かったです。私自身も原油の動向には愕きました(汗

しかし、その裏でREITも続落しております。
緊急事態宣言がGWまで続くことも響き宿泊系の不動産は深刻なダメージを受けています。

来週はFOMCが開催されます。
現時点の米国経済をどのように捉えているか、コメントに注目していきたいと思います。
大したことないコメントで、「うん、知ってる」ぐらいの肩透かしもあるかもしれませんが(汗

本記事が一人でも多くの方々の金融リテラシーの向上に役立っていただければ幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回以上となります!

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