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[SPYD][VYM][HDV]今だからこそ学ぶ米国株投資(高配当ETF編)

はじめましてこんにちは、サラワン@米国債ストレスフリー投資家です!

個人的な運用戦略として、今後、米ドルベースで米国株に投資していきます。
復習も兼ねて良い機会なのでまとめてみました!

今回は高利率なインカムゲインを狙うためのETFを取り扱います!

■[VYM][SPYD][HDV]の王道ETF

米国株で高配当銘柄を代表的なETFは以下の3つであります。
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(表中の利回りは2020/4/7付の値を記載)

S&P500のETFと異なり、それぞれが特徴を持っているためどれを買っても大差無いという状況ではありません。
それでは、詳細を見ていきましょう!

■最高利回りであれば[SPYD]

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高配当目当てであれば何と言っても[SPYD]となります。
現時点で、「7.87%」という頭ひとつ抜けた利率になっております!

まぁ、裏があるのですよね。
[SPYD]の構成銘柄が相次いで配当停止になっております。

おそらくこれらの影響が基準価格に折り込まれており、売り込まれた結果、利回りが高い値となっております。次の6月の配当がどれくらい出るかにより今後が決まることでしょう。それまでは様子見をしておいた方が良いと思います。

但し、利回り10.0%などの異常値になった場合は買い進んでも良いかもしれません。ETFの目論見通りに進められるのであれば、10.0%は改善方向にいくはずです。もしかしたら、お宝銘柄を買えるかもしれませんね(汗

■安定性を取るなら[VYM]

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約400銘柄に分散しているので、特定セクターが不調でも影響を受けづらいです。
→[SPYD]は不動産、[HDV]はエネルギーセクターが不調だと悪影響がある。

資産運用計画を立てる場合、安定性は重要項目となりますので選択肢の1つと成り得ます。

1つ懸念があるとすれば、コロナショックの影響で米国以外で銀行に配当停止が相次いでいます。

VYM]は金融セクターが中心のため、米国にも銀行の配当停止指示が相次げば、悪影響も少なくないでしょう。

■組み替えの速さに魅力を感じるのであれば[HDV]

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HDVの特徴は四半期に1度、銘柄の組み替えをしていることです。
つまり、ダメな銘柄はすぐに入れ替えることで安定性を実現している形になります。ちなみにVYMは入れ替えを1年に1度のペースです。

表現を変えると、VYMは不安定リスクを銘柄の多さで分散させていますが、HDVは不安定リスクを入れ替え回数を増やすことで分散させています。

■サラワンの狙い目は[SPDY]が10.0%以上になった場合

ここまで書いてなんですが、高配当銘柄には以下のデメリットがあるため、現役時代には投資しない方針です。
 - 税金が掛かってしまい複利投資の効率が悪い。
 - 値上がりの余地が少ない。

この辺は好みと思います。
上記のデメリットを容認するのであれば、初めからS&P500でも良いかなと思います。

但し、[SPYD]が10.0%を超えるようであれば購入すると思います。
仮にも米国の一流ETFですので利回り10.0%もあれば流石にローリスク・ミドルリターンの領域だと思いますので。
→ これ、すぐに手のひらを返すかもしれないので真に受けないでください。

■まとめ

ということで、米国の高配当株の比較でしたがいかがでしたでしょうか。

安定志向で多少の投資効率ロスを許容できるのであれば、高配当銘柄も選択肢としては良いと思います!
また、私自身も現役を引退する段階になったら徐々に[VYM]に資金を移していこうと考えています。もう少し歳取ってからでも良いかなと。
それにしても[SPYD]は不安定さがコロナショックで露呈してしまいましたね。

本記事が一人でも多くの方々の金融リテラシーの向上に役立っていただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回以上となります!

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