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[SESからの脱出]私のSESからの脱出実績

はじめましてこんにちは、サラワン@元SES現メーカ勤務兼業投資家です!

今回は私のSESからの脱出実績について書いていきたいと思います。
どんな流れでSESになりどうやってSESを脱出したのか?
SESになった人のある✖️2の入社動機から始まり、転職をわずか1ヶ月で成功させた話(80万円アップ)などなど…。

コロナショック後、SESを取り巻く環境はガラリと変わりました。
実経済の衰退と共にIT業界の仕事も先細りになり、少ないイスを大勢のSESで奪い合う構図になっております。

そんなSESから脱出するための道標を記事として書き続けております。
それでは早速見ていきましょう!

■SESの元請には新卒で入社

私はとあるSESの元請の会社に新卒として入社しました。
当時はリーマンショック前夜ということもあり、IT業界の未来は明るく元請も事業拡大のために多数のSESを採用しておりました。

元々、私は情報系の大学に通っており将来は「何となくSEになるんだろうな〜」ぐらいの軽い気持ちでいました。
今となっては何とも気の緩んだ考えだなと思います。
せめてこの時にきちんと自己分析ができていれば、もう少し違った道も歩めていたのかもしれません。

そんな目的意識の無い状態で就活をしますと、それはもう門前払いの連続でした。そりゃあ特に「情熱も無い人間」と「嘘でもやる気のある人間」だったら後者を採用しますよね(汗

■当初は様々な会社や現場を経験出来るのを魅力に感じた

当時、SES会社の説明はとても魅力的に聞こえました。
就活で疲れていたことも影響し当時は色々と思い悩んでいました。

ですので、以下のような耳障りの良い言葉をそのまま鵜呑みにしておりました。

①正社員での採用、ボーナスもちゃんと出る
②色々な会社やプロジェクトを渡り歩ける、つまり経験値が貯まっていく
③若い時は給料がわりかし良い
④閑散期の待機中は自己啓発に注力できる

当時、私はあまり給与面は重視しておらず、スキルが磨ける②に大変魅力を感じていました。IT系であればスキルがあれば食いっぱぐれる事は無いと考えていたからです。

実際には以下のような感じなのですけどね。

①正社員での採用、ボーナスもちゃんと出る
    →名ばかりの正社員であって、ボーナスはガリガリ削られるし、退職金も安過ぎるし、業績悪化すれば直ぐに退職勧告
②色々な会社やプロジェクトを渡り歩ける、つまり経験値が貯まっていく
    →  SESにはコアな仕事は回して貰えず、経験値は貯まるが浅く広く貯まるだけ、他でも役立つスキルになるかどうかは現場ガチャ状態
③若い時は給料がわりかし良い
    →  残業時間で賄っているだけ、基本給などは全然上がっていかない。
④閑散期の待機中は自己啓発に注力できる
    → そもそも元請側は待機させる気は無い、稼働出来なければ首にするだけ。

今だから俯瞰的に見れますが、当事者になっていた当時は冷静に周りが見えなくなっていました。

■SES期間は長めの8年間

そんなSES生活ですが意外と長く8年間も浸かっていました。
現場は全て組み込み系の現場でオープン系ではありませんでした。

残念ながら全て同じ現場という訳にはいかなかったのですが、各常駐先3年以上の経歴と現場経験を積めたのはエンジニア人生の財産と思っております。

1つ目の現場は総コード行数300万行超えの装置の開発/保守で、量産製品のため厳格な開発プロセスの元に監視されていました。あれこそ日本のモノづくりの現場なのだと今も思います。

もう1つの現場は新規開発系で試行錯誤しながらの大変緩い環境でした。新しい分野の開発だったので楽しかったのですが、緩い環境に入り浸りすぎるとダメになると思い自分から転職に舵を切りました。

■SESからの転職は1ヶ月で完了

実を言うと私は転職活動を1ヶ月で終わらせることができました。
とある年の3月初旬に書類選考/面接に行き始め、3月末に内定を貰えました。

実際には転職エージェントの方と12月ぐらいからコンタクトを取り始めていたのですが、プロジェクトの関係から直ぐに辞められなかったので3月から本格的に転職活動を始めました。

事前に十二分に自己分析し目的の会社の理想像に近付けることが出来たのが、短期間で転職を成功させた秘訣だと考えております。年収も80万円以上も上がりましたし、自分が進みたい方向にも行けたので満足な転職でした。

■引き抜きの話もちらほらと

転職活動を本格的に始めた3月中旬、SESで常駐していた会社から引き抜きの話がありました。昼休みに役員クラスの人から「転職するんだったらうちに来ない?」と声をかけられました。

その場でYESと返事してしまえば即内定、しかも一部上場企業だったので待遇面も悪く無い。私は緩い環境に染まりそうだったので断りましたが決して悪い話ではありませんでした。

実はこの引き抜きの話、SESで働いていると珍しくありません。
私もそうですが、元同僚のSESの方も引き抜きの話はあったと聞いています。
その人は管理業務をしたくないという理由で断ったみたいですが(汗
優秀であればあるほどその機会は増えていくと思います。

少し横道に逸れますが、中途で人を採用するのは意外とお金がかかります。
しかも面接を通過したその人がその現場に馴染めるかはわかりませんしね。
そりゃあ引き抜きますよ。

■まとめ

ということで、元SESの私の入社から転職までを書いていきました。
恐らく現場にも恵まれスムーズに転職に成功した例だと思います。
しかし、ここに書いたのは都合の良い面だけで何度この仕事を辞めようと思ったか、少なくとも3回は本気でIT業界から足を洗おうと考えましたけどね(汗

これから私の実体験を元に、SESから脱出したい人に向けて色々なノウハウを発信していこうかと考えております。
1番重要なことは転職活動を睨んだキャリアプランの形成です。
この辺に関しては別の記事で詳細を記述していこうかと思っています。

また、質問などあればわかる範囲で答えていこうとも思います。
気軽にコメント欄に記載していただければと存じます。

本記事が一人でも多くの方々のSES生活の向上に役立っていただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回以上となります!

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