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友達のエロ小説がランキング入りした


友達から「私の書いているエロ小説があるサイトでランキング入りしたよ」と連絡が入った。


友達から送られてきたURLをクリックすると、そこには確かにランキング入りした小説が表示されている。


エロ小説を書き始めたと友達から聞いてからわずか1週間の出来事だった。


私は「おめでとう!」と返し、小説を少し読んで、サイトを閉じた。


やっぱり彼女はすごい。


彼女は産休の暇つぶしに初めてエロ小説を書いた。しかし、書くや否やランキング入り。


文章もうまくて、読んでいて違和感がない。そして、くすっと笑ってしまうけど気になってクリックしたくなるようなタイトル付け。コピーライティング習ってないよね?と疑いたくなってしまう。


やっぱり彼女はすごい。


彼女は学生時代の同級生。勉強があまり得意ではなかった私とは反対に、彼女は頭が良かった。

ただ単純に知識が豊富というわけではない。

彼女は地頭がよかった。


習っていない問題でも自分の知識を駆使して回答を導き出すのが得意だったし、テスト勉強していなくても直前に公式を見ただけで満点を取るタイプ。


テスト前日に二人でカラオケに行ったはずなのに私だけ再試だったこともある。


私は同じ問題を3回解かないと頭に入ってこないタイプだったので、本当に彼女を尊敬していた。

そんな彼女とSNSで頻繁にやりとりをしている。彼女はSNS上で突拍子もない発言をするのだが、私はそれが大好きだ。


今回の場合の突拍子もない発言が「エロ小説を書き始めた」だったのだけど、突拍子のなさはさらに上を行き、彼女はランキング入りという結果を残した。


私は彼女がだいすきだ。


一緒にいて飽きないし、やることなすこと面白すぎて本当に好き。


「小説が完結したらアクセスが減った」と嘆いていたけど、たとえ一瞬でもグーグルで検索して一番上に出てくる文章を書けるの本当にすごいと思う。


でも、彼女のすごいところはそれだけじゃない。
彼女は、その後しっかり分析をする。


上位にあがってきやすいエロ小説のジャンルは?
それを踏まえて次回自分はどのような小説を書く?


彼女はまた書き始めた。新作も読んだけど彼女はどんどん上達している。


私は今回「書くことで評価されるには、書き続けなければならない」と彼女から学んだ。


誰でも書ける内容じゃ意味がない。
自分にしか書けない文章を、書き続ける必要がある。


唯一無二の絶対にならなければならない。


私はWebライターの仕事が好きだ。

自分の文章でクライアントさんに喜んでもらえるのがすごくうれしい。

だけど、自分の考えを自由につづっていくのも好きだ。

頭の中で考えたことを言葉にして、伝える。自分にしか綴れない言葉を発信していく。それが好きだったから、もともとは小説家になろうと思っていたんじゃないか。


私は、そのことをすっかり忘れていた。


私はSEOの記事執筆も好きだし、取材にも興味がある。
だけど、自分にしか綴れない文章も残していきたい。

そうやって自分自身の価値を上げていきたい。「私の文章」に価値をつけたい。


だから、今年はnoteを頑張ろうと思うのです。

短い文章でも、自分が思ったことや感じたこと、学んだことを残していく。


しばらく自由な文章なんて書いてなかったから、逆に何かいたらいいかわからないし、ぎこちないしと思う。


でも、継続したらどうだろう?
文章は絶対うまくなる。


そして、文章だけでなく、継続している私自身にも価値が生まれるのでは?


いずれはエッセイやコラムを書けるように…なりたい。


そう思って本を何冊か購入した。

友達のおかげでいろんなことに気付けたし、行動できた。


本当にありがたい。ありがとう友達。


私は、彼女がビッグなエロ小説家になるんじゃないかと踏んでいる。


私はこれからも彼女を応援し続けたい。


















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