「私自身がなりたいと願う、そう在りたいと願う物語」
「物語のある天然石のお守りアクセサリー」をお届けしております、作家のsarariです。
私の作品の中には「架空の女性」をモデルにした作品が、いくつかあります。
先日、ハンドメイド作家の咲耶さんにお迎えいただいたサンストーンのフリーサイズワイヤーリング「Sharon（シャロン）」も、そうです。
「あ、すてき」
地元のテレビで、ファッションビルに新しく入ったブランドの紹介コーナーを見ていた時のことです。
「こちらのブランドのお洋服には、シリーズごとに架空の女性の名前がついています」
「あ、すてき」と、思いました。
トスッとハートに矢が刺さったような、そんな感覚。
「架空の女性をモデルにして、洋服のシリーズができている」というところに、とてもキュンときた。
同じ女性の名前の付いた服でコーディネートをつくれば、テイストが統一されたコーディネートを自然とつくることができる、というところも、とても面白いと感じました。
そして
「私も、女性の名前で作品をつくってみたいな」
ふと、そんな風に思ったのでした。
女性の名前で作品をつくってみたい
「女性の名前で作品をつくってみたい」
その思いを最初に叶えたのは、「Look at me.」シリーズ。
デザインを統一し、それぞれのピアス（イヤリング交換◎）のメインの天然石に合わせた名前をつけました。
日本人の名前にひとつひとつ意味があるように、海外の女性の名前にも、ひとつひとつ意味があります。
たとえば…
Sophia：知恵、知識、賢明な
Hanna：神の恩寵、優雅、気品
Chloe：美しい、咲き誇る
Grace：神の恵み、幸運、優美、上品
というふうに。
「Sharon」は、「明白な、はっきりとした」という意味の名前
「Sharon」は、「明白な、はっきりとした」という意味の名前。
太陽に明るくあたたかな意味を持ったサンストーンのリングに、その名前はとてもぴったりだと感じました。
「シャロン」というどこか愛嬌がある響きと、太陽の光が差しこんで、いろいろなものが見えてくる、その瞬間のような意味と。
リングは「Sharon」だけでなく、他の作品も制作し、それぞれに似合う名前を選んでつけています。
Emma：全宇宙、万能の、多才な
Juliet：若々しい、はつらつとした
Ariel：神のライオン（ヘブライ語）
そして女性の名をつけた作品にはすべて、それぞれの天然石と名前の意味を踏まえてプロフィールを考え、それを作品紹介文として掲載しています。
私自身がなりたいと願う、そしてそう在りたいと願う物語でした
咲耶さんのnoteには、私が「Sharon」をイメージして書いた物語について、こんなご感想を書いていただいていました。
私自身がなりたいと願う、そしてそう在りたいと願う物語でした。
新しいスタートをした年始に私に必要な買い物。
お守りとして身につけたいとはじめて思った。心の底から欲しいと思ったのです。
「うれしいな」と、思いました。
私がお守りアクセサリーを届けたい理由そのもの、私の想いがまっすぐに届いているようで。
「なりたい自分を象徴するような天然石のお守りアクセサリーをお届けし、『理想の自分』を叶えられるよう、お手伝いすること」
それが私が、ハンドメイド作家としてやりたいこと、届けたい思いだから。
宛先の無い手紙のような、物語
私はお守りアクセサリーひとつひとつから感じた物語をすくい取るようにして物語にし、ネットショップの作品紹介文に綴っています。
書く時は、誰に宛てたものでもない。
宛先の無い手紙のような、物語。
私の心が天然石と響き合って生まれた言葉を紡いでつくった、ちいさな物語。
でもありがたいことに、私の物語には「読み手」の方が居てくださいます。
たったひとりかもしれない。
だけど、その「たったひとり」に届けば、私はそれでいい。
たったひとりだとしても心に物語が届けば、お守りアクセサリーを、天然石を、その人の元に届けることができるから。
「使ってほしい」という私の願いを叶えることができ、「理想の自分を叶えたい」という読み手の方の願いを叶えるお手伝いもできる。
私も幸せ、相手も幸せ。
私の理想の「ハンドメイドの幸福論」が、ここにあります。
私の紡いだ物語と出会ってくださった方に、今日も、大きな感謝を
今日もどこかで、私が紡いだちいさな物語を読んでくださっている方が居ます。
ショップの「お気に入り」の通知や、作品の閲覧数を見て、それを知ることができます。
そのなかで、たったひとりでもいい。
「こんな私になりたい」
そんな風に心に響く物語と出会ってくれたのなら。
私が目指すハンドメイド作家像は、今日も一歩ずつ、叶えられていきます。
私の紡いだ物語と出会ってくださった方に、今日も、大きな感謝を。
ありがとうございます。
＊ちいさな物語たちの住み処＊
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